男体山の前泊でコミヤマカタバミ咲く明智平〜茶ノ木平を散策
- GPS
- 02:25
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 276m
- 下り
- 357m
コースタイム
- 山行
- 1:35
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 2:25
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
北千住07:32(東武線区間急行南栗橋行)¥1393 南栗橋08:24/08:28(東武線普通東武日光行) 東武日光10:07 ※バス始発のJR日光駅まで徒歩3分 JR日光駅バス停🚌10:32(東武バス・中禅寺温泉行)¥1250 明智平バス停🚌11:10 明智平ロープウェイ 片道¥600(NIKKO MaaS提示で10%off→¥540) 中禅寺湖畔(山の宿すぎもと館)に宿泊 ※「NIKKO MaaS(日光マース)デジタル中禅寺・奥日光フリーパス」¥4390(北千住駅発)を使用 北千住→東武日光¥1393 JR日光駅バス停→明智平バス停¥1250 光徳沼バス停→東武日光駅バス停¥1850(翌日) 東武日光→北千住¥1393(翌日) 合計¥5886のところが¥4390なので¥1496お得 |
その他周辺情報 | 山の宿すぎもと館に宿泊 |
写真
感想
男体山にせっかく登るなら二荒山神社中宮祠からピストンではなく志津峠を経て光徳沼まで抜けたい。
ただコースタイムが長いので入山受付の始まる6時から登るために中禅寺湖畔に前泊することにした。
前泊だけではもったいないので、前から行ってみたかった明智平から茶ノ木平まで歩くことにする。
半月山まで行けるかなとも思ったが、翌日の男体山に備えて体力を温存することにした。
今回初めて使ってみたのが東武鉄道の「NIKKO MaaS」というデジタルフリーパス。
東武鉄道の往復と指定区域内の東武バスが乗り放題になるチケットだが、奥日光までバスで往復すれば充分元が取れそうだ。
特急券を購入すれば特急にも乗れるようだが、今回はそんなに急がないので普通列車に向かうことにする。
昔は東武日光まで直通する快速が走っていたのだが、今は必ず南栗橋で乗換えになる。
しかも南栗橋から東武日光までは各駅停車。
これは、特急利用を促す目的に違いなく、果たして南栗橋で乗り換えた普通列車は土曜日の午前中にも関わらず思いのほか空いていた。
現在日本の主要観光地は外国人観光客で溢れている。
御多分に洩れず日光も外国人観光客は多いが、特急で来る人が多いようだ。
中禅寺温泉・湯元温泉方面のバスはJR日光駅前から出発するので、東武日光駅から徒歩3分ほど移動してJR日光駅前からバスに乗った。
JR日光駅前からは男体山と大真名子山、そして女峰山がきれいに並んでいるのが見えた。
JR日光駅でほぼ満席となったバスは1分程で東武日光駅に到着し、外国人観光客が大勢乗り込んできて扉がなかなか閉まらず出発が遅れたほどだった。
ただほとんどの外国人観光客は東照宮観光だったようで西参道入口バス停で降りていった。
明智平バス停で降りたのは我々のみでここに来る人は車が多いのかもしれない。
明智平の展望台からは男体山と中禅寺湖、そしてそこから流れ落ちる華厳の滝がよく見え、ここからしか見えないという白雲の滝も見えた。
日光には何回も来ているが、華厳の滝を見たのは小学校の修学旅行以来30年ぶりだ。
茶ノ木平方面から下りてきた人に友人が尋ねると、今年はシロヤシオはハズレ年とのこと。
茶ノ木平方面に少し進んだ先でシロヤシオを目的に来たという人たちともお話したが今年は少ししか咲いていなかったとのことだった。
確かにシロヤシオの木はたくさんあるのだが、花が数輪しか付いていない株が多い。
この分では来週シロヤシオ目当てに歩く予定の那須岳の「中の大倉尾根」も期待できないかもしれない。
暑くも寒くもなくちょうどいい気候。
最初はいろは坂方面からのバイクの騒音が気になったが、その内その音も遠くなり、時折アオゲラなのだろうか、キツツキのドラミング音が聞こえる静かな山道。
エゾハルゼミの聲はまだそんなに聞こえなかったのでこれからなのだろうか。
コミヤマカタバミが咲き乱れる茶ノ木平に到着すると、明日登る男体山が目の前に堂々と見えた。
時間はまだ充分にあったので、ここでゴロゴロして時間を潰す。
山で過ごす贅沢な時間だ。
結局中禅寺湖畔に下るまで誰にも会わず、貸し切り状態だった。
こんないい天気なのに、ここを歩く人が少ないのがちょっともったいない気がした。
中禅寺湖畔はなんとなくヨーロッパの湖畔のリゾートのような雰囲気になっていた。
もちろん二荒山神社の大きな鳥居もあるので和の要素もある。
そんな気持ちの良い湖畔でゆったりと過ごす外国人観光客たちがちらほらといて、ここはまだオーバーツーリズムとは無縁のようだ。
中禅寺湖畔の山の宿すぎもと館は登山客に優しい宿で、明日は二荒山神社中宮祠の登山口まで送っていただける。
半月山や女峰山など日光には登りたい山がまだまだあるので、今後も利用したいと思う。
明日の男体山登山に備えて、熱めの湯で入浴した後は広々とした和室で早めに床に就いた。
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