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Yamareco

記録ID: 6829991
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

【日本二百名山】仙ノ倉山 〜平標登山口から周回〜

2024年05月21日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:33
距離
14.2km
登り
1,302m
下り
1,302m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:18
休憩
1:15
合計
7:33
7:16
7:17
59
8:16
8:21
32
8:53
8:58
45
9:43
9:44
22
10:06
10:14
7
10:21
10:22
35
10:57
11:02
23
11:25
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7
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10
11:43
12:23
10
12:33
12:33
23
12:56
13:02
42
13:44
13:46
58
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<駐車場>
◆平標山登山口駐車場
◇料金:600円(1日)
◇駐車スペース:未舗装部分を含めれば150台程度
◇トイレ:あり(水洗トイレ)
◇携帯:問題なく使用できます
◇備考
 ・24時間利用可能です
 ・出庫時精算方式で、管理人が不在時は料金箱に投入
コース状況/
危険箇所等
※よく整備されています。危険箇所、不明瞭箇所はありません。
※全体的に階段、木道が多いので、濡れている時はスリップに注意。

<駐車場〜松手山〜平標山>
・傾斜が緩む箇所もありますが、全体的に急登が続きます。

<平標山〜仙ノ倉山>
・多少のアップダウンはありますが、笹原が広がる気持ちの良い稜線歩きです。

<平標山〜平標山乃家〜駐車場>
・山乃家まで急な階段(下り)が続きますが、開放的な笹原が広がっています。
・山乃家からは一気に高度を下げた後、なだらかな林道歩きになります。
その他周辺情報 <日帰り温泉>
◆苗場温泉 雪ささの湯
◇料金:1000円(HP割引800円)
◇種類:内湯、露天風呂
◇泉質:ナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩温泉
◇休憩スペース:あり
◇備考
 ・茶褐色の濁り湯が特徴的で100%源泉掛け流しです
 ・ホームページに200円引きのクーポンがあります
平標山登山口駐車場に来ました。朝方に雨が降っていたせいか、7時の時点で5台しか停まっていません。
2024年05月21日 07:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 7:10
平標山登山口駐車場に来ました。朝方に雨が降っていたせいか、7時の時点で5台しか停まっていません。
ここにはキレイな水洗トイレがあります。駐車場は有料(600円)ですが、こうして維持管理してくれるのはありがたい。
2024年05月21日 07:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 7:11
ここにはキレイな水洗トイレがあります。駐車場は有料(600円)ですが、こうして維持管理してくれるのはありがたい。
登りは松手山コースから行きます。時計回りに周回する計画です。
2024年05月21日 07:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 7:17
登りは松手山コースから行きます。時計回りに周回する計画です。
序盤から急な階段が続きます。全体的に階段や木道の多いコースです。
2024年05月21日 07:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 7:28
序盤から急な階段が続きます。全体的に階段や木道の多いコースです。
雨は止んでいますが、厚い雲に覆われています。徐々に回復する予報ですが、さてどうなるでしょう…?
2024年05月21日 07:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 7:40
雨は止んでいますが、厚い雲に覆われています。徐々に回復する予報ですが、さてどうなるでしょう…?
岩がゴロゴロしている箇所もあります。標高は上がっていますが、地図上で見ると大して進んでいません。
2024年05月21日 08:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 8:10
岩がゴロゴロしている箇所もあります。標高は上がっていますが、地図上で見ると大して進んでいません。
スタートから1時間ほどで四合目に来ました。平標山の山頂まで1合ごとにこのような標識があります。
2024年05月21日 08:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 8:16
スタートから1時間ほどで四合目に来ました。平標山の山頂まで1合ごとにこのような標識があります。
ここには送電線の鉄塔があります。よくこんな場所に建てたものだと感心します。
2024年05月21日 08:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 8:16
ここには送電線の鉄塔があります。よくこんな場所に建てたものだと感心します。
サクラソウに似ていますが、葉の形が違うような…?よく分かりません。
2024年05月21日 08:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 8:33
サクラソウに似ていますが、葉の形が違うような…?よく分かりません。
松手山(1614m)に到着しました。ここから一旦傾斜が緩みますが、その先は再び急登になります。
2024年05月21日 08:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 8:51
松手山(1614m)に到着しました。ここから一旦傾斜が緩みますが、その先は再び急登になります。
途中、ヤマザクラが咲いていました。
2024年05月21日 09:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 9:07
途中、ヤマザクラが咲いていました。
姿は見えませんが、ウグイスの鳴き声が笹原のあちこちから聞こえてきて賑やかです。
2024年05月21日 09:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 9:38
姿は見えませんが、ウグイスの鳴き声が笹原のあちこちから聞こえてきて賑やかです。
平標山(1983.8m)に到着しました。山頂は東西南北の登山道が十字に交差しています。なお、平標山は「たいらっぴょうやま」と読みます。
2024年05月21日 10:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 10:06
平標山(1983.8m)に到着しました。山頂は東西南北の登山道が十字に交差しています。なお、平標山は「たいらっぴょうやま」と読みます。
平標山から先はビクトリーロードとも言うべき雄大な景色が楽しめるハズでしたが、依然としてガスガスです。
2024年05月21日 10:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 10:07
平標山から先はビクトリーロードとも言うべき雄大な景色が楽しめるハズでしたが、依然としてガスガスです。
稜線上は一定間隔ごとに「東芝ランプ」があります。70年以上前の痛ましい遭難死事故により設置されたものです。太陽光発電で点灯するのかと思っていましたが、目印標識のようです。
2024年05月21日 10:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 10:30
稜線上は一定間隔ごとに「東芝ランプ」があります。70年以上前の痛ましい遭難死事故により設置されたものです。太陽光発電で点灯するのかと思っていましたが、目印標識のようです。
アズマシャクナゲが咲いていました。鮮やかな色です。
2024年05月21日 10:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 10:27
アズマシャクナゲが咲いていました。鮮やかな色です。
ミヤマキンバイっぽい小さな黄色い花ですが、よく分かりません。
2024年05月21日 11:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 11:26
ミヤマキンバイっぽい小さな黄色い花ですが、よく分かりません。
こちらもアズマシャクナゲ。まだまだ蕾が多いですが、一斉に咲き出したら凄い花畑が見れそうです。
2024年05月21日 11:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 11:21
こちらもアズマシャクナゲ。まだまだ蕾が多いですが、一斉に咲き出したら凄い花畑が見れそうです。
前仙ノ倉山(2021m)の山頂標識がありました。注意していないと見落としそうな小ささです。
2024年05月21日 10:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 10:45
前仙ノ倉山(2021m)の山頂標識がありました。注意していないと見落としそうな小ささです。
稜線は非常に強い風が吹いています。汗が冷えてかなりの寒さを感じます。
2024年05月21日 10:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 10:47
稜線は非常に強い風が吹いています。汗が冷えてかなりの寒さを感じます。
仙ノ倉山(2026.2m)の山頂に到着しました。山頂は360度展望ですが、ガスガスで何も見えません…。
2024年05月21日 10:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 10:56
仙ノ倉山(2026.2m)の山頂に到着しました。山頂は360度展望ですが、ガスガスで何も見えません…。
当初はゆっくり昼食を摂りながら天候の回復を待とうと思っていましたが、寒くてとても居られません。5分ほどで撤収します。
2024年05月21日 11:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 11:01
当初はゆっくり昼食を摂りながら天候の回復を待とうと思っていましたが、寒くてとても居られません。5分ほどで撤収します。
平標山に戻ってきました。こちらの方が風が弱いので、ここで昼食にします。
2024年05月21日 11:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 11:47
平標山に戻ってきました。こちらの方が風が弱いので、ここで昼食にします。
40分ほど昼休憩をしましたが、12時を過ぎても厚い雲が晴れません。諦めて下山します。帰りは平標山乃家方面に下ります。
2024年05月21日 12:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 12:23
40分ほど昼休憩をしましたが、12時を過ぎても厚い雲が晴れません。諦めて下山します。帰りは平標山乃家方面に下ります。
5分ほど歩いたら雲が晴れました。晴れたと言うより雲の下まで降りてきた形ですが…。
2024年05月21日 12:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 12:28
5分ほど歩いたら雲が晴れました。晴れたと言うより雲の下まで降りてきた形ですが…。
雄大な景色です。ようやく見たい景色が見れました。
2024年05月21日 12:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 12:30
雄大な景色です。ようやく見たい景色が見れました。
大源太山の向こうは稲含山とかでしょうか?
2024年05月21日 12:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 12:28
大源太山の向こうは稲含山とかでしょうか?
こちらでもアズマシャクナゲが見られました。
2024年05月21日 12:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 12:32
こちらでもアズマシャクナゲが見られました。
冬山のような寒さから一転して夏の日射しになりました。標高を少し下げただけでこの違いです。山の天気は難しい…。
2024年05月21日 12:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 12:34
冬山のような寒さから一転して夏の日射しになりました。標高を少し下げただけでこの違いです。山の天気は難しい…。
遠くに「平標山乃家」の赤い屋根が見えます。サッサと下りるのは勿体ないので、景色を見ながらゆっくり下ります。
2024年05月21日 12:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 12:35
遠くに「平標山乃家」の赤い屋根が見えます。サッサと下りるのは勿体ないので、景色を見ながらゆっくり下ります。
平標山乃家に到着しました。左側が山小屋で右側が避難小屋になっています。
2024年05月21日 12:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 12:56
平標山乃家に到着しました。左側が山小屋で右側が避難小屋になっています。
管理人不在で山小屋は閉まっていましたが、避難小屋は開放されていました。中は割とキレイです。
2024年05月21日 13:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 13:01
管理人不在で山小屋は閉まっていましたが、避難小屋は開放されていました。中は割とキレイです。
避難小屋に隣接したトイレも利用できました。
2024年05月21日 12:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 12:58
避難小屋に隣接したトイレも利用できました。
避難小屋の利用料は2000円で、狭いですがテント場(1000円)もあります。6月の第2、第3土曜日だけは特別料金になっていました。
2024年05月21日 13:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 13:02
避難小屋の利用料は2000円で、狭いですがテント場(1000円)もあります。6月の第2、第3土曜日だけは特別料金になっていました。
山小屋の前には水場があります。暑さを警戒して多めに水を持って来たので、給水はしませんでした。
2024年05月21日 12:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 12:54
山小屋の前には水場があります。暑さを警戒して多めに水を持って来たので、給水はしませんでした。
白毛門から四阿山に至る「ぐんま県境稜線トレイル」(全長100km)というものがあるようです。一生縁がありませんね…。
2024年05月21日 12:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 12:55
白毛門から四阿山に至る「ぐんま県境稜線トレイル」(全長100km)というものがあるようです。一生縁がありませんね…。
平標山の方面を振り返ります。やはり上の方は雲がかかっているので、山頂で粘っていても眺望は望めなかったと思います。
2024年05月21日 13:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 13:03
平標山の方面を振り返ります。やはり上の方は雲がかかっているので、山頂で粘っていても眺望は望めなかったと思います。
山乃家からは平元新道を通って駐車場に戻ります。雄大な笹原とはこれでお別れです。
2024年05月21日 12:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 12:59
山乃家からは平元新道を通って駐車場に戻ります。雄大な笹原とはこれでお別れです。
平元新道も階段が多めで、割と傾斜も急です。グングンと標高を下げていきます。
2024年05月21日 13:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 13:10
平元新道も階段が多めで、割と傾斜も急です。グングンと標高を下げていきます。
新緑が目に眩しく映ります。すっかり初夏の装いです。
2024年05月21日 13:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 13:12
新緑が目に眩しく映ります。すっかり初夏の装いです。
ノゲシの綿毛でしょうか?タンポポに似た花です。
2024年05月21日 13:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 13:35
ノゲシの綿毛でしょうか?タンポポに似た花です。
40分ほどで林道に出ました。この後はなだらかな林道歩きになります。
2024年05月21日 13:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 13:44
40分ほどで林道に出ました。この後はなだらかな林道歩きになります。
ここから駐車場までは1時間ほどかかります。下が舗装路でないのは良いですが、しばらく景色が変わらないので単調です。
2024年05月21日 13:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 13:48
ここから駐車場までは1時間ほどかかります。下が舗装路でないのは良いですが、しばらく景色が変わらないので単調です。
途中に水場がありました。駐車場まで20分の距離なので、ありがたみに欠けますが…。
2024年05月21日 14:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 14:25
途中に水場がありました。駐車場まで20分の距離なので、ありがたみに欠けますが…。
堤防があったので寄ってみます。
2024年05月21日 14:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 14:37
堤防があったので寄ってみます。
水没している高木があります。根腐れしていないのが不思議ですが、樹木によっては水中の酸素を取り込むことが出来るそうです。
2024年05月21日 14:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 14:37
水没している高木があります。根腐れしていないのが不思議ですが、樹木によっては水中の酸素を取り込むことが出来るそうです。
周回して駐車場に戻ってきました。この日、登山中に会ったのは5人でした。
2024年05月21日 14:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5/21 14:43
周回して駐車場に戻ってきました。この日、登山中に会ったのは5人でした。
ブラシ付きの洗い場があります。雨上がりで靴が汚れたのでありがたい。
2024年05月21日 14:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 14:47
ブラシ付きの洗い場があります。雨上がりで靴が汚れたのでありがたい。
下山後は近くの「雪ささの湯」で汗を流しました。見た目によらず(?)100%源泉掛け流しのとても良いお湯でした。
2024年05月21日 15:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5/21 15:14
下山後は近くの「雪ささの湯」で汗を流しました。見た目によらず(?)100%源泉掛け流しのとても良いお湯でした。

感想

谷川連峰の最高峰であり、日本二百名山の一座でもある仙ノ倉山(2026m)。仙は沢や滝を指し、倉は頂きを指すとのことで、仙ノ倉山は「滝のある山」を意味するようです。今回の周回コースではイメージしにくいですが、この山は沢登りのメッカでもあります。

可能であれば谷川連峰の主脈縦走でピークを踏みたいところでしたが、なかなか機会が作れないので、日帰り周回を計画しました。仙ノ倉山の稜線上は美しい笹原が広がり、眺望も非常に良いことから、天気の良い日に登りたいところでしたが、残念ながら山頂付近はガスガスで何も見えませんでした。
それでも、平標山乃家に向けて少し高度を下げた辺りでは素晴らしい眺望と美しい笹原が見れたので、改めてこの山のポテンシャルの高さを感じました。

また、まだまだ蕾でしたが、稜線上にはシャクナゲの花畑が広がっており、これが一斉に咲いたらかなり見ごたえがありそうでした。この山は6月から7月がハイシーズンとされていますが、改めてその時期に訪れたいと思いました。

なお、仙ノ倉山の山頂はガスガスなだけでなく、強風が吹き荒れていて、非常に寒い思いをしました。当初は山頂で昼休憩にして、雲が晴れるのを待とうかと思っていましたが、寒くて5分で撤収しました。
谷川連峰は標高の割に気候が厳しいことで知られていますが、この辺りも例外ではありません。稜線には一定間隔ごとに「東芝ランプ」の標識が設置されていますが、これは70年以上前の遭難死が契機となっています。

1950年11月4日に東芝山岳部の3名と三井鉱山山岳部3名が谷川岳方面から縦走して来たところで悪天候に遭い、仙ノ倉山と平標山の間で道に迷って、女性1名を除く5名が遭難死するという痛ましい事故が起こりました。方向標識が逆を向いていたことが道迷いのきっかけとなったことから、その後有志によって設置されたのが「東芝ランプ」の道標になります。

今回はこの山の厳しさも垣間見ましたが、やはり非常に魅力的な山なので、時期やタイミングを検討する必要はありますが、谷川連峰の主脈縦走をいつか踏破してみたいと改めて思いました。

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