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Yamareco

記録ID: 6786420
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

静ヶ岳と銚子岳とセキオノコバ 茨川廃村から迷い尾根↑治田峠↓

2024年05月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:58
距離
10.6km
登り
914m
下り
906m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:43
休憩
1:12
合計
7:55
7:58
7
スタート地点
8:05
8:17
64
9:21
9:22
25
9:47
9:47
58
10:45
10:46
12
10:58
11:05
5
11:10
11:10
38
11:48
11:49
3
11:53
11:56
3
11:59
12:00
2
12:03
12:03
16
12:19
12:42
12
12:55
12:55
40
13:34
13:35
47
14:22
14:22
68
15:30
15:54
3
15:57
ゴール地点
天候 おおむね晴
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
茶屋川に沿う茨川林道は、茨川廃村手前の最後の橋が流失 その崩壊地手前に駐車 そこは土地がしっかり安定していて広く、Uターン可能

ただ駐車に際しては、後続車のためにUターン出来る余地を残しておく配慮は必須
コース状況/
危険箇所等
迷い尾根はしっかりした登山道で、天狗岩や藤原岳を木立の間に時々眺めらる自然溢れる道です 特に問題が有るとは思えません 特にこれからの季節は山の西側にあたるこの登山道は日陰になり涼しく登れそうです 

迷い尾根分岐から治田峠の県境尾根は緑におおわれ快適です 治田峠から銚子岳への道も少し急になりますが気分良く歩けます

銚子岳分岐から静ヶ岳までの間は一旦下って登り返しますが、思っていたよりも長く感じました ただ竜ヶ岳への分岐近くのセキオノコバの池の周りはいい雰囲気で、ここをショートカットに利用するのは有りです

下山は治田峠から伊勢谷沿いに歩きました 標高差約200m、770mから560mです お勧めは下山狙いです 途中に小滝と渓流の渡渉歩きを楽しめます

林道崩壊地前方の風景、巨大なコンクリートの物体は流失した橋の橋桁なのか

川向う前方に見える画面中央から右に走る道は下山時に利用した治田峠への入口
林道崩壊地前方の風景、巨大なコンクリートの物体は流失した橋の橋桁なのか

川向う前方に見える画面中央から右に走る道は下山時に利用した治田峠への入口
🅿から茶屋川右岸を数分遡るとギリ渡渉出来るポイントが有り渡ると、この八工山岳部小屋が目に入り
🅿から茶屋川右岸を数分遡るとギリ渡渉出来るポイントが有り渡ると、この八工山岳部小屋が目に入り
更に数分進むと、この名古屋大学WV部茨川小屋が有りました そこへの石段を上がると
更に数分進むと、この名古屋大学WV部茨川小屋が有りました そこへの石段を上がると
右手下に廃屋とトイレらしき建物がニ棟見えます
右手下に廃屋とトイレらしき建物がニ棟見えます
その建物裏手に大きな木があり、
その建物裏手に大きな木があり、
迷い尾根への道標が立っています
迷い尾根への道標が立っています
歩いていると、木立のを通して天狗岳が顔を早速見せてくれました
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歩いていると、木立のを通して天狗岳が顔を早速見せてくれました
いいお天気の割に、この道は涼しい
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いいお天気の割に、この道は涼しい
結構な急斜面も有ります
結構な急斜面も有ります
大岩があり、
行く手を阻むかのやうな新緑が降りそそぎます
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行く手を阻むかのやうな新緑が降りそそぎます
藤原岳が顔を出してくれました
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藤原岳が顔を出してくれました
この辺り、シロモジが多くて紅葉の季節はどれほど華やかなのかと
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この辺り、シロモジが多くて紅葉の季節はどれほど華やかなのかと
多志田山から藤原岳への急登
多志田山はまだ見えてませんが
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多志田山から藤原岳への急登
多志田山はまだ見えてませんが
藤原岳右下の三角はたぶんP845でしょう
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藤原岳右下の三角はたぶんP845でしょう
天狗岩が大きくクッキリ見えてきました
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天狗岩が大きくクッキリ見えてきました
スエヒロタケ末広茸をP845で見ました
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スエヒロタケ末広茸をP845で見ました
面白い形
下から見るとヒダヒダも見えます
やっぱりキノコです
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下から見るとヒダヒダも見えます
やっぱりキノコです
治田峠への迷い尾根分岐
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治田峠への迷い尾根分岐
道標です
綺麗な細尾根もあり
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綺麗な細尾根もあり
向こうに藤原岳と多志田山が見えます
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向こうに藤原岳と多志田山が見えます
孫太尾根稜線を見ながらの尾根歩きです
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孫太尾根稜線を見ながらの尾根歩きです
尾根道に、タゴガエルらしい
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尾根道に、タゴガエルらしい
アカガエルの一種とか
ゆっくりした動きで逃げようとはあまりしません  この辺には水場はなさそうですが
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アカガエルの一種とか
ゆっくりした動きで逃げようとはあまりしません  この辺には水場はなさそうですが
滴る緑のトンネル
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滴る緑のトンネル
またまた細尾根の沿いを
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またまた細尾根の沿いを
ヤマツツジや爽やかな風も相まって雰囲気はもぅ
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ヤマツツジや爽やかな風も相まって雰囲気はもぅ
今日も、来て良かった
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今日も、来て良かった
銚子岳へ登っています
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銚子岳へ登っています
振り返ると藤原岳の下P845から歩いてきた稜線が見えます
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振り返ると藤原岳の下P845から歩いてきた稜線が見えます
"縦走路" の標識が
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"縦走路" の標識が
コイワカガミ出てきました
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コイワカガミ出てきました
きれいですね
少し下からもパチリ
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少し下からもパチリ
ここは銚子岳への分岐点
ここは銚子岳への分岐点
銚子岳へはほぼ水平道を数分で歩けます
銚子岳へはほぼ水平道を数分で歩けます
オタマジャクシの大群、たぶんヒキガエル
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オタマジャクシの大群、たぶんヒキガエル
ちょっとアップで
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ちょっとアップで
もっとアップで
何パーセントの確率でカエルに成長できるのか、苛烈な自然のふるいに掛けられて、ガンバレ  確率1/10,000とか
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もっとアップで
何パーセントの確率でカエルに成長できるのか、苛烈な自然のふるいに掛けられて、ガンバレ  確率1/10,000とか
銚子岳はあそこ
ここです
向こうに御池岳がど〜んと

開けた展望台です
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ここです
向こうに御池岳がど〜んと

開けた展望台です
御池岳から頭陀ヶ平辺りの稜線
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御池岳から頭陀ヶ平辺りの稜線
御池岳手前には、余りハッキリはしませんが土倉岳辺りがぼんやりと見えています
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御池岳手前には、余りハッキリはしませんが土倉岳辺りがぼんやりと見えています
御池岳 頭陀ヶ平 天狗岩 の並びです
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御池岳 頭陀ヶ平 天狗岩 の並びです
最後に藤原岳

銚子岳からの北方面の眺めは圧巻です
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最後に藤原岳

銚子岳からの北方面の眺めは圧巻です
三角点の側面の文字や記号
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三角点の側面の文字や記号
読めない
読めない
読めない
歩いてきた尾根を眺め返すのは何かご褒美をもらえたような嬉しさが
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歩いてきた尾根を眺め返すのは何かご褒美をもらえたような嬉しさが
右側竜ヶ岳、左端は金山尾根分岐の辺りでしょう  そこから静ヶ岳への尾根が続いています
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右側竜ヶ岳、左端は金山尾根分岐の辺りでしょう  そこから静ヶ岳への尾根が続いています
銚子岳からの下り結構急な下りなので、帰路登り返さなくては、ヤレヤレ
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銚子岳からの下り結構急な下りなので、帰路登り返さなくては、ヤレヤレ
セキオノコバ下の池、登山道からショートカットで下りてみました
今は水量が減って手前側は怪し気な沼地!くれぐれも近づかないようにおすすめします
セキオノコバ下の池、登山道からショートカットで下りてみました
今は水量が減って手前側は怪し気な沼地!くれぐれも近づかないようにおすすめします
窪み全体が池になっている時は、池鏡面への立木の映り込みが大変印象的ですけども
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窪み全体が池になっている時は、池鏡面への立木の映り込みが大変印象的ですけども
ここは左に竜ヶ岳、右に静ヶ岳への分岐
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ここは左に竜ヶ岳、右に静ヶ岳への分岐
セキオノコバ辺りから池へ再度近付きます
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セキオノコバ辺りから池へ再度近付きます
こちら側からのほうがリフレクションがキレイに見えます

水かさがあれば、仙香池と同等以上に雰囲気が出ますが
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こちら側からのほうがリフレクションがキレイに見えます

水かさがあれば、仙香池と同等以上に雰囲気が出ますが
クルット回り込んで見ました
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クルット回り込んで見ました
静ヶ岳山頂が見えました
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静ヶ岳山頂が見えました
釈迦岳から御在所岳そして東西雨乞いまでが見えています  少し雲が多くてボヤケています
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釈迦岳から御在所岳そして東西雨乞いまでが見えています  少し雲が多くてボヤケています
静ヶ岳から金山尾根分岐に向う稜線、なだらかに見えます、割と
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静ヶ岳から金山尾根分岐に向う稜線、なだらかに見えます、割と
銚子岳への登り返しから見た静ヶ岳
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銚子岳への登り返しから見た静ヶ岳
銚子岳分岐に戻りました
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銚子岳分岐に戻りました
いい色に咲いてます
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いい色に咲いてます
御池岳の稜線から少し向こうに丸っと見えているのが、丸山御池山頂でしょうか
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御池岳の稜線から少し向こうに丸っと見えているのが、丸山御池山頂でしょうか
治田峠まで下山
左に降りると茨川廃村
右に降りると北勢町新町、青川公園
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治田峠まで下山
左に降りると茨川廃村
右に降りると北勢町新町、青川公園
少し下った所から、
治田峠下山口を見上げて
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少し下った所から、
治田峠下山口を見上げて
同じ場所から、下山道を見て
杉林のかなり急坂です
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同じ場所から、下山道を見て
杉林のかなり急坂です
こんな樹林帯をジグザグに
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こんな樹林帯をジグザグに
標高差で約100m下り、沢に出ました 茨川の標識が見えます
ここからはずっと緩斜面、キレイな沢沿いを簡単な渡渉を繰り返しながら進みます
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標高差で約100m下り、沢に出ました 茨川の標識が見えます
ここからはずっと緩斜面、キレイな沢沿いを簡単な渡渉を繰り返しながら進みます
こんなとこや
あんなとこを進みます
緑もきれいですね
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あんなとこを進みます
緑もきれいですね
段瀑と言うか、小滝が出てきました
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段瀑と言うか、小滝が出てきました
小滝でもいい滝の音です
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小滝でもいい滝の音です
目を横に移すと、また別の小滝が
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目を横に移すと、また別の小滝が
どんどん現れてきます
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どんどん現れてきます
思っていた以上に美しい沢模様、伊勢谷です
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思っていた以上に美しい沢模様、伊勢谷です
どんどん
どんどん行くと
また小滝が
これはいただけませんが、いつ頃の氾濫なんてしようか 大きな流木が引っ掛かり積み上がってます
これはいただけませんが、いつ頃の氾濫なんてしようか 大きな流木が引っ掛かり積み上がってます
少し流れから離れて
少し流れから離れて
上の方を歩いて、また沢へ
上の方を歩いて、また沢へ
ここを渡れと数少ないピンテが教えてくれます
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ここを渡れと数少ないピンテが教えてくれます
なかなか緑は豊かです
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なかなか緑は豊かです
流れは良いが、沢もそろそろ終盤です
流れは良いが、沢もそろそろ終盤です
堰堤が見えます
ここは右側から巻いて下ります
堰堤が見えます
ここは右側から巻いて下ります
このゴロゴロ石の広い河原を進んで、この流れを渡ると
このゴロゴロ石の広い河原を進んで、この流れを渡ると
この広場にでます
この広場にでます
治田峠の標識が有りました
治田峠の標識が有りました
その後はこんなに歩きやすい道をひたすら歩いて
その後はこんなに歩きやすい道をひたすら歩いて
この案内板までくれば一応下山です
この案内板までくれば一応下山です
茶屋川にでた所、林道崩壊地は向こう正面です

せっかくなので、村落跡地をクルット周ることにしました
茶屋川にでた所、林道崩壊地は向こう正面です

せっかくなので、村落跡地をクルット周ることにしました
左側が廃屋物置小屋 右側も同じく廃屋外トイレ、扉はなぜか塩ビ波板で補修されていますが
左側が廃屋物置小屋 右側も同じく廃屋外トイレ、扉はなぜか塩ビ波板で補修されていますが
八工山岳部の家屋、管理されているようです
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八工山岳部の家屋、管理されているようです
江戸期の建物と言われるこの家屋にお住まいだったご家族が1965年に離村し、廃村になり茨川村落の数百年に渡る歴史に幕が下ろされたそうです ""名古屋大学Wander Vogel 茨川小屋"" と読める看板が入口横に固定されています その下には ""名古屋大学 W.V.部 茨川小屋"" と読める割れ欠けた白いプラスチックらしい板が置かれています 
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江戸期の建物と言われるこの家屋にお住まいだったご家族が1965年に離村し、廃村になり茨川村落の数百年に渡る歴史に幕が下ろされたそうです ""名古屋大学Wander Vogel 茨川小屋"" と読める看板が入口横に固定されています その下には ""名古屋大学 W.V.部 茨川小屋"" と読める割れ欠けた白いプラスチックらしい板が置かれています 
正面入口付近
建物裏側
これが天照神社跡で、ここのご祭神は2020年10月には遷宮されているとか
これが天照神社跡で、ここのご祭神は2020年10月には遷宮されているとか
厳かな雰囲気は、たぶん当時のままでしょう
厳かな雰囲気は、たぶん当時のままでしょう
一対の狛犬が置かれています
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一対の狛犬が置かれています
この杉の巨木根の張り具合には一目置かざるを得ません
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この杉の巨木根の張り具合には一目置かざるを得ません
別の場所にある杉ですが岩に絡みつく力強さには感服です
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別の場所にある杉ですが岩に絡みつく力強さには感服です
最後にここを渡ると🅿に戻っていけます
最後にここを渡ると🅿に戻っていけます
この辺りからノタノ坂へ登って行くのでしょう
この辺りからノタノ坂へ登って行くのでしょう

感想

時間に追われることもなく、滋賀県側のこの山域をゆっくりと新緑滴るなか歩き周れた良い一日

迷い尾根は少しは急ですが歩きやすく、この分岐から治田峠を通りセキオノコバ辺りまでの県境稜線はシロモジ、ハウチワカエデ、シロヤシオなどの広葉樹林の緑のトンネル、治田峠から伊勢谷に抜ける道もまた渓谷が一部有り、山道沢道ともに楽しめる周回でした  更に銚子岳からの明るい展望、 セキオノコバ下の緩やかな窪地の底にある池の庭園風の雰囲気と水面に映る木々と空は印象に残ります

そして意外だったのは、県境尾根は十数人の登山者やトレイルランナーさん達で賑わっていたこと ほとんどの方々は宇賀渓キャンプ場、青川公園、孫太尾根からのスタートらしく、竜ヶ岳〜藤原岳周回の強者揃いてした

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