記録ID: 6777715
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ハイキング
近畿
金山 (トンネル遺構、旧街道、そして里山風景満喫♪)
2024年05月10日(金) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:16
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,139m
- 下り
- 1,134m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:17
9:10
45分
スタート地点
15:27
ゴール地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されたハイキングコースでした。 ただ、鐘ヶ坂公園から鐘ヶ坂峠への道は、現地の道標に従って歩くとヤマレコ地図とは異なるルートになってしまい、少し戸惑いました (すぐ合流するので問題ありませんが)。 あと、私のスマホのせいだと思いますが、この山行記録の「距離」「登り」「下り」は2〜3割増量されているような気がします。例えば距離は13.2kmとなっていますが、実際には10kmそこそこだと思います。 |
その他周辺情報 | 北麓にある三世代トンネルは、これもう、道路遺構好きの人にはたまらないでしょうね。 明治・昭和・平成と、時代の異なる三本のトンネルが峠を東西に穿っています。峠に残る古道まで含めると、なんと四世代の峠越え交通路が揃い踏み! このうち明治隧道は、若かりし頃(もうン十年も前)、一度訪れたことがあります。そのときは、草ボウボウでオバケが出そうな、なんとも凄みのある景観にテンションMAXでした。時は移り、今は小奇麗に公園ぽく整備されてしまい、ちょっと残念・・・などと言ってはいけませんね。地元の方の保存努力に、素直に感謝したいと思います。なんか、文化財や史跡の保護って、いろいろ難しいですね (笑) 。 |
写真
妖気を発していたのはこの廃墟。
「吉祥苑」という旅館跡だそうで、かつては結婚式場も併設していたのだとか。
廃墟マニアの間では、そこそこ知られた物件(?)らしいです。
しばし廃墟浴。もちろん立ち入ったりせず、外から眺めるだけ。ほどよく朽ちた味わい深い外観です。
「吉祥苑」という旅館跡だそうで、かつては結婚式場も併設していたのだとか。
廃墟マニアの間では、そこそこ知られた物件(?)らしいです。
しばし廃墟浴。もちろん立ち入ったりせず、外から眺めるだけ。ほどよく朽ちた味わい深い外観です。
さて三世代トンネル巡りの開始です。
まずは平成の「新鐘ヶ坂トンネル」(平成17年完成) の西側坑口。
坑口前の道路線形に全く乱れはありません。道路を作っていたら山が立ち塞がったので、そのままブチ抜いたような風情ですね。後で見る昭和・明治のトンネルに比べると土木技術の進歩を感じます。
まずは平成の「新鐘ヶ坂トンネル」(平成17年完成) の西側坑口。
坑口前の道路線形に全く乱れはありません。道路を作っていたら山が立ち塞がったので、そのままブチ抜いたような風情ですね。後で見る昭和・明治のトンネルに比べると土木技術の進歩を感じます。
明治のトンネルに向かいます。
道幅がぐっと狭くなり、ダートになりました。昭和のトンネルよりもさらに高所を進んでいきます。
トンネルの距離をできるだけ短くするため、上れるところまで上ったのでしょうね。
しかし・・・風情のある道だなぁ♪
道幅がぐっと狭くなり、ダートになりました。昭和のトンネルよりもさらに高所を進んでいきます。
トンネルの距離をできるだけ短くするため、上れるところまで上ったのでしょうね。
しかし・・・風情のある道だなぁ♪
明治のトンネルに到着。
「鐘ヶ坂隧道」 (明治16年完成) の西側坑口です。
昭和のトンネルが開通するまでの間、この隧道が地域の車両交通を担い続けていたと思うと、なんだか感動です。
ただ坑口の見た目は、後でご紹介する東側 (篠山側) の方がよいと思いました。
「鐘ヶ坂隧道」 (明治16年完成) の西側坑口です。
昭和のトンネルが開通するまでの間、この隧道が地域の車両交通を担い続けていたと思うと、なんだか感動です。
ただ坑口の見た目は、後でご紹介する東側 (篠山側) の方がよいと思いました。
並走する国道176号に寄り道しました。
平成トンネルの東側坑口が見えます。
まだ山が始まってもいないのに、地中にめり込んでいってます。西側坑口との高度調整のためでしょうか。
もう平成の土木技術はやりたい放題ですね (笑)
平成トンネルの東側坑口が見えます。
まだ山が始まってもいないのに、地中にめり込んでいってます。西側坑口との高度調整のためでしょうか。
もう平成の土木技術はやりたい放題ですね (笑)
鬼の架け橋から数分で金山山頂に登ってきました。
広い山頂にはベンチもあります。相変わらず誰もいなくて独り占め状態です。
考えてみると、今朝駐車場をスタートしてから、一人もハイカーさんに会っていません。平日とはいえ、こんなに景色のいい整備されたコースで、しかも季節も天気もハイキング日和ど真ん中なのに・・・
広い山頂にはベンチもあります。相変わらず誰もいなくて独り占め状態です。
考えてみると、今朝駐車場をスタートしてから、一人もハイカーさんに会っていません。平日とはいえ、こんなに景色のいい整備されたコースで、しかも季節も天気もハイキング日和ど真ん中なのに・・・
鐘ヶ坂峠まで戻ってきました。あとは今朝来た道を帰るだけです。
しかし、こういう古道の峠の風景って、なんか心を搔きむしるものがありますね。多くの人がそれぞれの思いを抱えて、この峠を越えたんだろうなぁ。
しかし、こういう古道の峠の風景って、なんか心を搔きむしるものがありますね。多くの人がそれぞれの思いを抱えて、この峠を越えたんだろうなぁ。
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
タオル
カメラ
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---|
感想
金山は丹波篠山の北西に位置する里山です。
私は篠山周辺の里山風景が大好きで、この金山も以前から気になっていたのですが、あまりにもサクッと登れそうなのでちょっと物足りない印象があり、なんとなく後回しになっていました。
今回、丸1日歩くつもりでルートを考えた結果、鐘ヶ坂公園から鐘ヶ坂峠を越え、旧篠山街道を南下して南麓の大乗寺から登ることにしました。
序盤の里道歩きが長めのルートでしたが、(少々マニアックなのも含めて)見所も多く、充実した1日を過ごせました。
メインの金山も「これぞ里山」的な展望が開けてもう大満足でした。
結局この日は一日中、他のハイカーの方に一人も会いませんでした。帰りに寄ったラーメン屋 (結構有名なチェーン店) でも、お客は私一人でした。こんなこともあるんだなぁ。
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