三倉クライミング 4回目!
- GPS
- 21:50
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 908m
- 下り
- 868m
コースタイム
- 山行
- 1:13
- 休憩
- 7:15
- 合計
- 8:28
- 山行
- 1:08
- 休憩
- 5:30
- 合計
- 6:38
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
4回目の三倉クライミング。初めてミクランドに来たのは2021年10月23日。ヤマレコの記録を振り返ると成長はないけれど変遷が感じられる。
一月にクライミングで骨折したあたくし。手術、リハビリを経て、3か月目の診察で全ての運動制限が解除となり、晴れてクライミングができるようになりました。
ケガの再発だけはとても落ち込むそうなので避けたい。
中々右足を信じきれないので山歩きを頑張るしかない。
今回は、鹿児島を18:30ぐらいに出発。深夜1:00に三倉岳キャンプ場に到着しました。朝まで駐車場にテントを張って仮眠。
1日目は、6:00に起床して源助崩れ正面と東面へ。
*モアイクラック
トップロープを掛けて頂いて登りました。
次回来るときにはRPしたいと思っていた課題。でも、今回は無理をしないと決めていたのでリードはしなかったけれど、前回までに登りこんでいたので、登り方は覚えていたし、クライミングって楽しい。と思うことができて良かった。
*水晶クラック10bへ
リーダーがやりたいと言っていた課題。前回2022年に来たときにりーだーの練習をサポートしたが、本人がどう登ったか忘れてしまっている。ホールドとムーブを探りながらRPすることができた。
あたくしはトップロープを掛けてもらって登りました。
もちろんプリクリップがないと危険!
出だしのスラブ。レイバック気味に入り、足を少しずつ上げながら右手で右のカンテを掴み左手の中指がようやくかかるカチでバランスをとって身体を上げると左上のリップがとれ、さらにその奥のガバがとれる。
わりと垂直なフィンガーの壁は右壁にフットホールドを拾い、足を張りながらずり上がる。ナッツがよく効いていた。ここもエイド
コーナーを回り込むとジャムガバが決まる。さらに身体を右に出すと右棚に足を置けるので安心。別ルートの終了点がある。
そして右上するハンドジャムセクション。登っていくと効きが甘いところがあるし、高度感に負ける。リードは突っ込むしかないのかも。#3エイドを駆使しながら、上まで上がった。
*モルモットクラック11a
これはバッテリーがなく写真が撮れなかった。
トップロープを掛けてもらってビレイでかなり引っ張り上げてもらってのトライ。
左上するクラックは、ジャムがよく効くけれど、疲れた右足には力が残っていなかった。
上部が核心でフェイスの11aという感じ。無理だった。
入浴は、サンホテル300円。シャンプーなどアメニティが充実。
お買い物は、サンホテル近接のダイレックスにて
クッキングパパのリーダーが焼きそば作ってくれました。
2日目。4:30起床。
なんとかマルチに行きたいと主張することができて中ノ岳岩稜へ。今回は、1p目を入門クラックから登ることになった。
1p入門クラック5.9
左上するクラックに出るためののっこしが悪かった。ジャムが決まるけれどフットホールドがない。かなりパワームーブ。この1p目でかなり消耗した。
サックは荷揚げした。
2p歩きから頼りない立ち木へ
3p歩きからスラブ乗越へ
映える写真を撮っていただきました。
4p歩きからボルトにスリングで振り子トラバースし、1mぐらいのスラブクラックをあがりハイハイトラバースへ。
途中の立ち木までザックを一度上げて、振り子トラバースのところは背負って、ハイハイトラバースの前でザックを受け渡しした。
5p岩を右に回り込んで、下る。
リーダーは、くだるときに右のクラックに右足をジャムしたというが、あたくしは右足をかばう気持ちが強く、結局右水平クラックにエイド用カムを決めてそれを頼りに強引に降りた。前の記録を見ると肩と足で突っ張りながら降りてる。なあんだ。
6p目長いチムニー
リーダーは、ヘルメットも取ってほぼ空身で行ってしまった。整理されないギア類やポーチをむりやりザックに詰め込んで荷揚げしてもらう。
右差しのバックアンドフットのようなずりずり這い上がり。ショウさんによると正面を向いて両ひざをスタックさせながら進むこともできるらしい。
途中の立ち木のザックを回収背負って、木の根のある溝を直進した。
7p目短いチムニー~チッピングスラブ~山頂
ロープにひかれて短いチムニーに入ってしまった。ザックが邪魔。ハーネスのメインループにぶら下げて、グリグリとハンドアッセンダーでユマールすることにした。狭い中でごそごそやって必死な私。後続パーティーの方々をずいぶんとおまたせしてしまいました。短いチムニーを抜けたらチッピングスラブの階段。短いチムニーで奮闘し疲れていたあたくし。せっかちリーダーがすぐ怒ってせかす。
山頂まで上がって、ギアを片付けしてイライラの気持ちを落ち着けてやっとグータッチした。
下山路は登山道。太いチェーンに鉄のはしご。この整備にはきっとお金もかかってるだろうなあ。
青白ハングエリアに戻り、ウメさんとショウさんに合流。私は疲れたので見学だったが、ショウさん、ウメさん、リーダーはラッパハングにトライ。それぞれ三者三様の登りが面白い。
そのあとはムカデトラバース。いつも染み出しているほどクラックは濡れているけれど、ワイドムーブの得意なウメさんには関係ないらしい。
3人の登るのを応援して過ごした。
下山して、温泉買い物して宴会。サラダと焼き肉を御馳走になる。二晩ともメンズクッキングであたくしは食べる係になっている。
3日目。5:00起床だったか。
今日はリーダーがやりたかったモスクラックに行く。
2日目の朝もそうだったけれど、雲海が素晴らしかった。
青白ハングエリアに行って、一番乗りに兵隊クラックでアップし、モスクラックに行くという作戦。
兵隊クラック10a
あたくしはトップロープを掛けてもらって登りました。次回はリードしたいと思っていた課題。スマホにメモが残してあったのを見ると、登り方やギアについて詳細に書いていたのだけれど、今見るとクラック登りではなくフェイス登りを意識した記述。自分のことながら笑ってしまう。取り付いてみると、クラックがよく見えてジャムも差しどころが分かって登攀は楽しかった。
モスクラック10b
リーダーは、90分ほどとりついてRP。
その後、どうしても触りたくてトップロープにしてもらって下部のみ登る。ワイドセクションに入ったときにはもう何にも力が残ってなかった。チキンウイングで足でふんばりたいのだけれど何回もずり落ちた。半分は行きたかったなー。
その後、石川のゲキつよお姉さまがRPしていた。とってもかっこいい登りに憧れる。いつかモスクラックにちゃんと挑戦できるように頑張りたいなと思った。それにはrpしないといけない課題がたくさんあるので時間は掛かると思うけれど、目標として頑張ろうと思った。
ゲキツヨお姉さまは、かつて会の先輩と屋久島にルートを開いたそうで、ゆかりのある方だと知ってさらに尊敬。また、お誕生日を迎えたとのことで、モスクラックのRPと重ね重ねおめでとうございます。
石川の女性クライマーさんたちと初日からなんだかんだでおしゃべりできて楽しかったです。
そしてウメさん、今まで登ってなかったけれどスーパーチムニーをRP!#7を掲げて嬉しそうでした。
予定より早めに撤収して、帰路へ。20:00頃鹿児島に帰着しました。
クライミングは楽しかったし、こうやって遠征に行けるようになったことも嬉しい。クライミングに対してリハビリ期間だし、スモールステップでの復帰のため、今回はトップロープにした。次からは、リードしたいなと思った。でないと楽しくない。
数日前、金峰を歩いたときは、前脛骨筋(ひざ下前)に特に筋疲労を感じていたのだけれど、今回は、長母指屈筋(足の親指裏)に硬さを感じたぐらいだったので、そんなに無理しなかったのかも。
自慢できることではないけれど、あたくしの「エイド力」は衰えてなかったなー。
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