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Yamareco

記録ID: 6733579
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

残雪に導かれて「堂津岳」

2024年05月02日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:41
距離
19.2km
登り
1,127m
下り
1,135m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:28
休憩
1:13
合計
12:41
5:57
5:57
9
6:06
6:11
49
7:00
7:07
31
7:38
7:43
55
稜線
8:38
8:53
177
11:50
11:51
11
12:02
12:06
10
12:16
12:43
146
15:09
15:11
72
16:23
16:26
18
16:44
16:44
51
17:35
17:38
13
17:51
17:51
20
18:11
18:12
3
18:15
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・稜線分岐までの斜度の緩い前半は、特に下山時が分かりづらく、度々GPSで位置確認をした。
・稜線への登り上げはやや北側のルートを取ると雪庇もなくアイゼンなしでもスムーズに歩けた。
・稜線は時々藪が現れ、奥西山の先一度は東側の雪渓を巻いたが、帰りは稜線を忠実に辿ると藪はあるもののその方が楽だった。ただ、奥西山・下降点の間は行きよりも藪の入口が分かりづらかった。
駐車場から車道を歩き出すと早くも秀峰「堂津岳」。
2024年05月02日 05:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 5:35
駐車場から車道を歩き出すと早くも秀峰「堂津岳」。
神社を経由すると車道を少しショートカット。
2024年05月02日 05:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 5:47
神社を経由すると車道を少しショートカット。
この時期予期せぬ花見。
2024年05月02日 05:53撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
5/2 5:53
この時期予期せぬ花見。
長い稜線の先に堂津岳。
2024年05月02日 05:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 5:56
長い稜線の先に堂津岳。
平成の森広場を過ぎると残雪と地肌のまだら模様。
2024年05月02日 06:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 6:17
平成の森広場を過ぎると残雪と地肌のまだら模様。
傾斜を増すとほぼ残雪地帯。
2024年05月02日 07:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 7:07
傾斜を増すとほぼ残雪地帯。
アイゼンを使用せず最後はやや傾斜の緩い右寄りの稜線に出る。雪庇もなかった。
2024年05月02日 07:34撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 7:34
アイゼンを使用せず最後はやや傾斜の緩い右寄りの稜線に出る。雪庇もなかった。
稜線は見事な雪稜。
2024年05月02日 07:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/2 7:36
稜線は見事な雪稜。
下降地点はこの木を目安にする。
2024年05月02日 07:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 7:41
下降地点はこの木を目安にする。
右手には戸隠西岳連峰。
2024年05月02日 07:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 7:44
右手には戸隠西岳連峰。
笹の向こうに雨飾山。
2024年05月02日 08:21撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 8:21
笹の向こうに雨飾山。
正面に堂津岳が見えてきた。
2024年05月02日 08:21撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 8:21
正面に堂津岳が見えてきた。
残雪が続く。踏み抜きなく快適。
2024年05月02日 08:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 8:28
残雪が続く。踏み抜きなく快適。
藪もあるが概ね残雪。アップダウンは少ない。
2024年05月02日 08:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 8:28
藪もあるが概ね残雪。アップダウンは少ない。
奥西山山頂。標識はなく、赤テープと三角点だけ。
2024年05月02日 08:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 8:38
奥西山山頂。標識はなく、赤テープと三角点だけ。
稜線が広い。
2024年05月02日 08:53撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 8:53
稜線が広い。
山頂が少し近づく。金山や焼山が見えてきた。
2024年05月02日 09:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 9:24
山頂が少し近づく。金山や焼山が見えてきた。
残雪が根曲がりだけを圧している。残雪に感謝。
2024年05月02日 10:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 10:08
残雪が根曲がりだけを圧している。残雪に感謝。
快適な雪稜。
2024年05月02日 10:21撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 10:21
快適な雪稜。
このまま雪稜が続けばいいのだが。
2024年05月02日 10:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 10:36
このまま雪稜が続けばいいのだが。
振り返ると東山が。
2024年05月02日 10:37撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 10:37
振り返ると東山が。
雪稜が切れ藪に突入。
2024年05月02日 10:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 10:47
雪稜が切れ藪に突入。
藪を振り返る。何となく踏み跡があった。
2024年05月02日 10:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 10:47
藪を振り返る。何となく踏み跡があった。
複雑な地形の東山。バルクを感じる。
2024年05月02日 10:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/2 10:48
複雑な地形の東山。バルクを感じる。
雪が融けた場所にはもう花が咲いていた。
2024年05月02日 10:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 10:50
雪が融けた場所にはもう花が咲いていた。
山頂が近づくと東側が切れた岩稜帯。
2024年05月02日 10:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 10:52
山頂が近づくと東側が切れた岩稜帯。
歩いてきた長い稜線を振り返る。
2024年05月02日 10:58撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 10:58
歩いてきた長い稜線を振り返る。
岩稜帯が終わると再び雪稜。しかしすぐに藪に突入。
2024年05月02日 11:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 11:24
岩稜帯が終わると再び雪稜。しかしすぐに藪に突入。
藪を抜けると待望の山頂へのスノウロード、でも山頂はまだ見えない。
2024年05月02日 11:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 11:29
藪を抜けると待望の山頂へのスノウロード、でも山頂はまだ見えない。
やっと真っ平らな堂津岳山頂が見えてきた。右に北峰も見える。
2024年05月02日 11:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 11:41
やっと真っ平らな堂津岳山頂が見えてきた。右に北峰も見える。
山頂に立つと高妻山が圧巻。
2024年05月02日 11:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 11:41
山頂に立つと高妻山が圧巻。
広々とした雪原の堂津岳山頂。
2024年05月02日 11:43撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 11:43
広々とした雪原の堂津岳山頂。
さらに奥に堂津岳北峰。背景は妙高山。
2024年05月02日 11:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 11:44
さらに奥に堂津岳北峰。背景は妙高山。
北峰に立つと金山、焼山、火打山、妙高山が目の前に。
2024年05月02日 12:01撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 12:01
北峰に立つと金山、焼山、火打山、妙高山が目の前に。
僅かに高い本峰を振り返る。
2024年05月02日 12:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 12:04
僅かに高い本峰を振り返る。
白馬三山、雪倉岳、朝日岳。
2024年05月02日 12:05撮影 by  SO-53C, Sony
1
5/2 12:05
白馬三山、雪倉岳、朝日岳。
歩いてきた雪稜を振り返る。バックは後立山の峰々。
2024年05月02日 12:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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5/2 12:06
歩いてきた雪稜を振り返る。バックは後立山の峰々。
白馬三山をアップ。大雪渓がよくわかる。
2024年05月02日 12:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 12:12
白馬三山をアップ。大雪渓がよくわかる。
雨飾山と鋸岳。
2024年05月02日 12:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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5/2 12:46
雨飾山と鋸岳。
名残り惜しく、辞した山頂を振り返る。
2024年05月02日 12:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/2 12:47
名残り惜しく、辞した山頂を振り返る。
大量に驚き、雪も解かす。途中群れを成す鹿を見かけた。
2024年05月02日 12:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 12:52
大量に驚き、雪も解かす。途中群れを成す鹿を見かけた。
また藪に突入。
2024年05月02日 12:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 12:54
また藪に突入。
緊張する急斜面の下降。
2024年05月02日 12:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 12:57
緊張する急斜面の下降。
ショウジョウバカマ?
2024年05月02日 13:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 13:07
ショウジョウバカマ?
藪を下る。
2024年05月02日 13:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 13:08
藪を下る。
緊張する岩稜帯の下り。
2024年05月02日 13:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 13:16
緊張する岩稜帯の下り。
滝雲現る。
2024年05月02日 14:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 14:17
滝雲現る。
雨飾山と滝雲。ここで出会えるとは。
2024年05月02日 14:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 14:26
雨飾山と滝雲。ここで出会えるとは。
赤テープに導かれ藪に突入。
2024年05月02日 14:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 14:36
赤テープに導かれ藪に突入。
淡い青さに魅了される。
2024年05月02日 15:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 15:12
淡い青さに魅了される。
登りで気付かなかったカタクリ。結構咲いていた。
2024年05月02日 15:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 15:44
登りで気付かなかったカタクリ。結構咲いていた。
キクザキイチゲのよう。
2024年05月02日 15:58撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/2 15:58
キクザキイチゲのよう。
奥西山から先、行きよりも帰りの方が藪の入口が分かりづらかった。
2024年05月02日 16:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 16:07
奥西山から先、行きよりも帰りの方が藪の入口が分かりづらかった。
中西山が近づいてきた。
2024年05月02日 16:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 16:07
中西山が近づいてきた。
行きに稜線に出た個所。
2024年05月02日 16:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 16:17
行きに稜線に出た個所。
帰りは東山の分岐点から下ることとする。しっかりステップが刻まれていた。
2024年05月02日 16:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 16:23
帰りは東山の分岐点から下ることとする。しっかりステップが刻まれていた。
分岐の雪庇を振り返る。
2024年05月02日 16:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 16:24
分岐の雪庇を振り返る。
しばらく急斜面だが雪も緩みアイゼンなしで降りることが出来た。
2024年05月02日 16:27撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 16:27
しばらく急斜面だが雪も緩みアイゼンなしで降りることが出来た。
下界が近づくと道が分かりづらい。行きは殆ど迷わず通過したが、なぜか下りは何度もスマホで位置を確認した。
2024年05月02日 16:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 16:46
下界が近づくと道が分かりづらい。行きは殆ど迷わず通過したが、なぜか下りは何度もスマホで位置を確認した。
車道に出て水芭蕉を遠目に鑑賞。
2024年05月02日 18:01撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/2 18:01
車道に出て水芭蕉を遠目に鑑賞。
夕日を受けた堂津岳。秀峰も見納め。
2024年05月02日 18:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5/2 18:08
夕日を受けた堂津岳。秀峰も見納め。
付録 駐車場から車を走らせると赤く染まった西岳連峰が正面に。
2024年05月02日 18:37撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/2 18:37
付録 駐車場から車を走らせると赤く染まった西岳連峰が正面に。
撮影機器:

装備

個人装備
ウィペット アイゼン(使用せず) スパッツ

感想

・東山連山の最高峰堂津岳を訪れる。稜線上概ね雪は残っていたものの時々現れる根曲がりだけのしぶとい藪には閉口した。しかし長いアプローチと藪漕ぎの労苦に見合って余りある広々とした堂津岳山頂雪原からの360度の眺めに十分癒された。また、北峰は標高こそ本峰よりやや低いが、頚城の山々が更に近づき一層迫力ある眺望を味わえた。
・稜線迄の登りは堂津岳・東山分岐よりも詰めでやや北側のルートを取り、傾斜も緩く雪庇もなかったので、アイゼンは装着せずキックステップで上がることが出来た。帰りは分岐から下ったが、雪も緩みステップもしっかりあり、ウィペットを携行していたのでアイゼンは装着せず下降できた。
・稜線の藪も分岐からの下りの後半もなぜか行きよりも帰りの方が分かりづらく、何度もスマホの地図で現在地を確認した。
・今年は雪が多いとのことで堂津岳はまだ登山適期であるように思われるが、気温が高いと融雪も早く進行するかもしれない。
・山頂に導く雪渓、格闘技さながらの根曲がりだけの藪突破、桜から高山植物までの花の鑑賞、そして山頂での迫力の展望、この時期ならではの長くも面白みの一杯つまった山歩きが出来た。

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