東山(奥裾花自然園から) なんとか残雪の恩恵を受けたものの…
- GPS
- 10:41
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,380m
- 下り
- 1,380m
コースタイム
天候 | 曇ときどき小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
通常は奥裾花自然園の入園料(410円)を徴収されるはずだが、入山時・下山時とも料金徴収所に人がおらず、支払うことができなかった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場〜奥裾花自然園入口:舗装道、雪なし。 ・奥裾花自然園に入ると雪道。数日前のものと思われる薄いトレースを追って稜線まで登る。私は勾配が急になったところでアイゼン装着。 ・稜線上は概ね雪に覆われているが、ナイフリッジが多い。また、ヤブが出ている箇所もある。特に天狗鼻〜東山は、稜線を忠実にたどってヤブを進むか、雪のある左下(東側)を巻いて進むか、悩むところが多かった。斜面を巻く場合は滑落注意。 ・天狗鼻の手前はロープが設置された急登。 ・東山のひとつ手前のピークでは、霧で視界がきかなかったため、藪に囲まれて進む方向がわかりにくかった。 ・東山山頂手前はわずかな距離だが、藪漕ぎ。 |
写真
感想
信州百名山の難関のひとつに数えられる東山。以前、無雪期に天狗鼻の先の猛烈な笹ヤブに阻まれて敗退を余儀なくされた。やはり登るなら残雪期しかないだろうと考え、4月20日に奥裾花自然園が開園したらすぐに登るつもりでいたのだが、この日になってしまった。天気はあまりよくないが、1日も早く雪のあるうちに登りたいので出かけた。なお、当然ながら今日は他の登山者とはひとりも出会わなかった。
残雪の恩恵は受けたのだが、それでも簡単には登らせてもらえなかった。稜線上はほぼ雪の上を歩くことができたのだが、ナイフリッジになっているところが多く、すぐ下に笹や樹木があるのでさほど高度感はないけれど、慎重に足を運ばざるを得ない。一部(特に天狗鼻から先)ではもうヤブが出ているところもあり、稜線上をヤブを漕いで進むか、稜線左下の雪の斜面を巻いて行くか、判断を求められるところがあった。
それらに加えて前日来の雨などで雪が重く緩んでいたせいか、予想外に時間がかかってしまった。体力がないだけかもしれない。今後さらに雪は減っていき、ヤブが稜線を覆っていくと思われる。
霧につつまれて周囲の山々の展望はまったく望めないような天気だったが、東山の山頂で休んでいたら少しだけ視界が開けた。遠景の稜線を見渡せるほどではないけれど、ご褒美をもらったような感じがした。
[参考]
無雪期、天狗鼻までで敗退した記録はこちら(2017年10月27日)
→ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1295919.html
堂津岳への山行記録(無雪期)はこちら(2017年10月14日)
→ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1289171.html
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