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Yamareco

記録ID: 6116337
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
石鎚山

石鎚山 面河ルート+東稜(バリエーションのため通行注意)

2023年10月28日(土) 〜 2023年10月29日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
13:34
距離
21.9km
登り
2,300m
下り
2,298m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:48
休憩
2:42
合計
9:30
6:25
19
6:45
6:56
110
8:46
9:02
34
10:43
10:43
7
10:53
10:56
5
11:02
11:58
16
12:14
12:15
12
12:27
12:31
3
12:34
12:34
4
12:45
13:27
20
13:47
13:49
61
14:49
14:56
8
15:04
15:04
8
15:12
15:26
4
15:30
15:32
3
15:54
2日目
山行
5:18
休憩
0:52
合計
6:10
15:54
15
9:28
9:29
7
9:36
9:41
100
11:21
11:23
9
11:32
11:35
5
11:40
11:49
14
12:03
12:17
1
12:19
12:19
3
12:32
12:33
41
13:41
13:48
61
14:49
14:58
22
15:20
15:20
3
15:23
ゴール地点
天候 初日:曇り、ガス 南面では強めの東風、稜線上は北風だが徐々に緩む
2日目:夜半強風、霧氷 午前中はガス、11時過ぎから晴れ始める
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
面河渓駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
面河ルート下部はやや荒れ気味 石段の崩れ、道を塞ぐ倒木などしばしば
土小屋、山頂へのルートは整備良好
東稜(バリエーション)は笹漕ぎが多く、不安定な細尾根を辿る箇所も多いためルートファインディング能力が要求される
岩登りの難易度も天狗岳までよりやや高くなる
鎖場 三ノ鎖、二ノ鎖を下りで使用。三ノ鎖はさして難しくないが、二ノ鎖の下りは非常に危険に感じられたためお勧めしない。
その他周辺情報 湯の里小町温泉しこくやにて入湯
面河渓から登り始める
2023年10月28日 06:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 6:24
面河渓から登り始める
面河山のやや下から紅葉の見頃に
2023年10月28日 08:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 8:22
面河山のやや下から紅葉の見頃に
稜線上は小庭園の様相
2023年10月28日 08:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 8:25
稜線上は小庭園の様相
登山道からやや外れて面河山の山頂へ。踏み跡はそこそこ付いているが、ここから北側はやや不明瞭
2023年10月28日 08:51撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 8:51
登山道からやや外れて面河山の山頂へ。踏み跡はそこそこ付いているが、ここから北側はやや不明瞭
夏場は展望もなく面白味の少ない山頂になってしまうだろうが、あたり一面紅葉に囲まれて隠れた良スポット
2023年10月28日 08:55撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 8:55
夏場は展望もなく面白味の少ない山頂になってしまうだろうが、あたり一面紅葉に囲まれて隠れた良スポット
愛大小屋着
2023年10月28日 09:36撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 9:36
愛大小屋着
崩落地点。ロープを渡してかろうじて道としてある。
これ以外にも壊れかけの木道などが多いトラバース道なので注意が必要。
2023年10月28日 10:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 10:09
崩落地点。ロープを渡してかろうじて道としてある。
これ以外にも壊れかけの木道などが多いトラバース道なので注意が必要。
山頂はガスの中ながら人がたくさん
2023年10月28日 11:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 11:01
山頂はガスの中ながら人がたくさん
ニノ鎖下に幕営後、東稜に向かう。序盤は踏み跡があるもののやや藪気味の尾根上をひたすら進む
2023年10月28日 13:59撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 13:59
ニノ鎖下に幕営後、東稜に向かう。序盤は踏み跡があるもののやや藪気味の尾根上をひたすら進む
下方はガスが抜けて紅葉が見える
2023年10月28日 14:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 14:09
下方はガスが抜けて紅葉が見える
笹の滝。笹藪のおかげで登りやすいが相当な急傾斜
2023年10月28日 14:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 14:17
笹の滝。笹藪のおかげで登りやすいが相当な急傾斜
笹で覆われているが落ちたらなかなか危ないだろう
2023年10月28日 14:26撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 14:26
笹で覆われているが落ちたらなかなか危ないだろう
墓場尾根との分岐部。右手に進むと墓場尾根、左手前に進むと東稜の下り。下り方向で歩いてくると迷いやすそうなのでこまめな地図確認が必須だろう
2023年10月28日 14:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 14:33
墓場尾根との分岐部。右手に進むと墓場尾根、左手前に進むと東稜の下り。下り方向で歩いてくると迷いやすそうなのでこまめな地図確認が必須だろう
南尖峰がまるで要塞のように聳える
2023年10月28日 14:34撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 14:34
南尖峰がまるで要塞のように聳える
威圧的な岩壁。やや右側を巻くように登るので、見た目より険しい岩登りは少ない
2023年10月28日 14:37撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 14:37
威圧的な岩壁。やや右側を巻くように登るので、見た目より険しい岩登りは少ない
最後の難所。中央のクラックから体をせり上げ、右側の岩をスタンスに使ってクリア
2023年10月28日 14:53撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 14:53
最後の難所。中央のクラックから体をせり上げ、右側の岩をスタンスに使ってクリア
天狗岳もガスの中
2023年10月28日 15:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 15:03
天狗岳もガスの中
2023年10月28日 15:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 15:12
二ノ鎖を下りに使ったが、壊れたのか上半分くらいは通行止めとなっている。
正直言って相当危険だと思うので下りはお勧めしない
2023年10月28日 15:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 15:38
二ノ鎖を下りに使ったが、壊れたのか上半分くらいは通行止めとなっている。
正直言って相当危険だと思うので下りはお勧めしない
修理されたのか、大きさの違う鎖が併用されているがこれが非常に厄介。輪に足を入れられない鎖があるため下りは特に危険になっている。以前はこんなではなかったような気がするのだが……
2023年10月28日 15:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/28 15:46
修理されたのか、大きさの違う鎖が併用されているがこれが非常に厄介。輪に足を入れられない鎖があるため下りは特に危険になっている。以前はこんなではなかったような気がするのだが……
朝から霧氷が美しい
2023年10月29日 09:20撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 9:20
朝から霧氷が美しい
北面の梢は真っ白
2023年10月29日 09:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 9:25
北面の梢は真っ白
2023年10月29日 09:26撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 9:26
登るほどにどんどん霧氷が厚くなる
2023年10月29日 09:34撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 9:34
登るほどにどんどん霧氷が厚くなる
長く待ってやっと天狗のシルエットが
2023年10月29日 11:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 11:01
長く待ってやっと天狗のシルエットが
遂に晴れ。周りも一斉に写真を撮っていた
2023年10月29日 11:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 11:06
遂に晴れ。周りも一斉に写真を撮っていた
天狗岳をまた目指す
2023年10月29日 11:10撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 11:10
天狗岳をまた目指す
晴れると南尖峰の岩場がまた映える
2023年10月29日 11:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 11:33
晴れると南尖峰の岩場がまた映える
成就ルートを一望。ちょうど成就社あたりが紅葉見頃か
2023年10月29日 11:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 11:35
成就ルートを一望。ちょうど成就社あたりが紅葉見頃か
南尖峰から天狗岳。ギャップが小さいからか、やはり弥山側の方が見た目は良いかも
2023年10月29日 11:36撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 11:36
南尖峰から天狗岳。ギャップが小さいからか、やはり弥山側の方が見た目は良いかも
この日も大勢が登ってきており、天狗岳にもかなりの人が。
2023年10月29日 11:40撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 11:40
この日も大勢が登ってきており、天狗岳にもかなりの人が。
ブロッケン。
2023年10月29日 11:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 11:43
ブロッケン。
天狗岳から弥山
2023年10月29日 11:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 11:48
天狗岳から弥山
弥山・天狗岳間の北面岩場が一番霧氷を蓄えているようで美しかった
2023年10月29日 11:49撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 11:49
弥山・天狗岳間の北面岩場が一番霧氷を蓄えているようで美しかった
振り返って天狗岳
2023年10月29日 12:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 12:03
振り返って天狗岳
西ノ冠岳、二ノ森と続く稜線。堂が森からの縦走もいずれやりたい
2023年10月29日 12:10撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 12:10
西ノ冠岳、二ノ森と続く稜線。堂が森からの縦走もいずれやりたい
北面、霧氷の中から成就の紅葉具合を望む
2023年10月29日 12:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 12:24
北面、霧氷の中から成就の紅葉具合を望む
面河ルートの下り始め。快晴、笹原と四国の山らしい気持ちよさ
2023年10月29日 12:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 12:35
面河ルートの下り始め。快晴、笹原と四国の山らしい気持ちよさ
南面からは特に弥山がまるで岩の砦の如く聳えて見える
2023年10月29日 12:41撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 12:41
南面からは特に弥山がまるで岩の砦の如く聳えて見える
南尖峰はやや下の岩場が素晴らしい
2023年10月29日 13:21撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 13:21
南尖峰はやや下の岩場が素晴らしい
面河山付近から先、日が当たると一層紅葉が美しい
2023年10月29日 13:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 13:38
面河山付近から先、日が当たると一層紅葉が美しい
2023年10月29日 14:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 14:01
2023年10月29日 14:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 14:03
2023年10月29日 14:50撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 14:50
登山口の鳥居まで帰還。
2023年10月29日 14:52撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 14:52
登山口の鳥居まで帰還。
少し寄り道して滝を見つける。ここより先は立ち入り禁止のロープが張られていた
2023年10月29日 14:55撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 14:55
少し寄り道して滝を見つける。ここより先は立ち入り禁止のロープが張られていた
上熊淵。深く澄んだ水の色が素敵
2023年10月29日 14:59撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 14:59
上熊淵。深く澄んだ水の色が素敵
面河渓の紅葉川原。日曜日だけあって家族連れなど多くの人とすれ違う
2023年10月29日 15:13撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 15:13
面河渓の紅葉川原。日曜日だけあって家族連れなど多くの人とすれ違う
2023年10月29日 15:21撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 15:21
既に美しいが、最盛期はもう少し先か。
2023年10月29日 15:21撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/29 15:21
既に美しいが、最盛期はもう少し先か。

感想

3回目となる石鎚山、今度は面河から挑戦した。高低差は大きいが、面河山付近の紅葉に、晴れた下りでは聳え立つ南壁の眺めと楽しいコースだった。
初日は二の鎖下で幕営して東稜に初挑戦。ガスで展望は無いものの、時折下側が抜けて高度感は十分。長い笹漕ぎ、悪い足場を詰めていくと、矢筈岩から上は楽しい岩場歩きの連続になる。最大の難所はやはり南尖峰直下のクラックか。また、墓場尾根方面への下り道も、今回と逆方向に歩いていると気付かず迷い込んでしまいそうな危うさを感じた。
東稜は弥山~天狗岳間と比べると一段難しいコースであり、ルートファインディング能力も要求される。また登山道として整備されていないため、台風等で通行不能になっても広報されるわけでもない。そのため、実地でルートの状況を見て適切な判断を下せる人以外は立ち入らない方が良いだろう。
下りに二ノ鎖を使用してみたが、非常に危険に感じられた。輪に足をかけられる鎖とかけられない鎖とが混在しており、追加されているあぶみのような部品も間隔がまちまち。特にちょうど中間あたり、岩の方に全く足が掛からなくなる区間で鎖も非常に足をかけにくくなっている。
薄らいでいるが、10年ほど前に登った時はこうではなかったような記憶がある。ここまで危ないなら下り専用は廃止したほうが良いのでは?と思うほど。
2日目の朝はガスの中、北面は強風が吹いていた。朝一の山頂の晴れは見込めないなとゆっくり出発することにして、10時前に山頂に辿り着いて晴れ間を伺う。頂上小屋で食事などいただきながら待ち続け、11時を回ってやっと晴れを拝むことができた。霧氷を北面に貼り付け、背景に紅葉の山々を背負った山頂の姿は最高だった。

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