オツルミズ沢 日帰り(単独)
- GPS
- 11:40
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,813m
- 下り
- 1,802m
コースタイム
- 山行
- 10:58
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 11:37
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
池袋-小出IC(深夜バス) 5400円 小出IC-越後三山森林公園(浦佐タクシー:深夜料金) 6800円 ■復路 越後三山森林公園-浦佐駅(浦佐タクシー) 3800円 浦佐駅-上野駅(新幹線:自由席) 7600円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[各滝] ・カグラ滝 左岸直登。 ・サナギ滝 最下段は右岸巻き。その他は、水線近く草付きを巻く。最上段は絶対に失敗出来ないのでアブミなどで人工登攀。 ・80m大滝 右岸から。下側は水線からでは無く、少し手前から取り付いた。 [雪渓] 全部で3箇所。 最初の雪渓は、神楽滝終わり釜を2〜3超えたあたり。カケラが残るのみ。10月半ば頃には無くなってしまうだろう。 1350m辺りはスノーブリッジを潜るが、数秒で抜けれる程度。他1箇所は崩壊しているので簡単に迂回出来る。 [ゴルジュ] 今年の雪渓は以前の記録からも既に無し。ほぼ水線で行ける。ゴルジュ内は左岸も小さく巻ける。容易。ゴルジュを迂回する右岸大高巻きルートは時間が掛かるのでわざわざ行く必要も無いだろう。 [電波docomo] 80m大滝上付近までは各所で電波あり。 越後駒ヶ岳山頂、電波微弱。タクシーを呼べた。 |
写真
装備
個人装備 |
ラバー靴
30mハーフロープ
30m細引き
アブミ
フィフィ
アッセンダー
ハーケン4本
捨て縄数本
チェンスパ(推奨)
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感想
因縁のオツルミズ沢を片付ける為、またこの地に来てしまった。今回は公共交通でのアプローチだったので暗い内に出発。オツルミズ沢出合に付くと暗過ぎて滝を登るどころでは無い。噂の巻道を使いカグラ滝下まで抜けた。巻道はかなり明瞭であったが暗いせいか途中から道が分からなくなり、適当にトラバースしていたら丁度カグラ滝直下に出た。
今年は雪渓が少なく狙い年だと聞いていたが、噂通り雪渓はかなり少なく(計3箇所)変な巻き、雪渓歩きなどは一切皆無で基本水線通しで遡行出来た。1箇所数秒で抜けれるスノーブリッジがあった位。
恐らく最高難易度はサナギ滝4段目。大滝上部は水線を行けば難易度の高い滝もありそうであったが、一応草付きを巻ける。ただし大体の巻きは草付きを行こうとすると結構悪い。スリップすれば水線まで滑り落ちるだろう。チェンスパは持参していなかったがチェンスパ持参推奨。
ゴルジュは雪渓無く、入口も頑張って突っ張ればおへそから下の水位であまり浸かる箇所なく快適に抜けれた。ゴルジュ内登るのに苦労しそうな滝は左岸から小さく容易に巻ける。わざわざゴルジュ迂回の右岸大高巻きをする必要は無いだろう。
最後の詰めはせっかくなので、肩の小屋の水場を経由せず沢沿いでダイレクトに越後駒ヶ岳山頂に抜けた。景色に見惚れて歩いていたら本流筋から外れ1つ右の沢沿いを歩いていたようだ。藪漕ぎなく笹原を歩け快適であった。山頂で盛り上がり暫くタキハナ沢を詰めてきた沢屋さん一行と談話。一気に下山に掛かった。
今年は残雪少なし、厄介な雪渓の高巻きは皆無。
一部の沢本だと4級上とあるが、雪渓が少ない分体感3級上くらいの難易度。
足並み揃ったパーティーなら日帰りも十分狙えるのではないだろうか。
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