常念岳、蝶ヶ岳
- GPS
- 13:14
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 2,346m
- 下り
- 2,342m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:53
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:38
天候 | 晴れ、両日とも10時を過ぎると雲が上がってきて曇ったり晴れたり。テン場から夕景はなし。雲が多く朝焼けイマイチ、モルゲンロートもイマイチ。テントビショビショだったが夜中に雨or湿度が高かった?縦走中も写真を撮ろうと思うと雲が上がってきて景色が隠れてしまうの繰り返し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
木曜日23時半で3割方駐車。狙っていた傾斜の少ない部分は埋まっていた。金曜日6時で満車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場多数。危険箇所あり。ヘルメット持参すべきだった。 |
その他周辺情報 | ほりでー湯600円、露天風呂あり。お土産物売り場あり。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
春先からずっと足のケガが続き今年初めてのアルプス。足の調子を見るための練習登山のつもりでどこからでもエスケープしやすい常念岳に登ってみた。
三股から常念岳へのルートは序盤から急登が続きかなりハード。前半の樹林帯も大きな段差が多数あり、力任せに進んでは体力を削られてしまう。いつもなら山頂までほぼノンストップで登るのだが、30分に1回は小休止を繰り返しながら進む。
後半の岩場も両手両足でよじ登りながら進むようなハードな岩場が続く。岩の隙間も大きいので大きなリュックを背負ってバランスを崩すと危険に感じた。ここまでハードな岩場とは思っていなかったのでヘルメット持参しなかったことを後悔。標高が高いからか夏バテで調子がでないからかヘトヘト気味。3分に1回は岩場で腰を下ろしながら進む。
前常念岳から常念小屋へのトラバースルートも結構足を削られる。雲が沸いてピンクリボンが見えなくなるほど視界も悪化。うっかり穴に右足を落としてしまい焦った。水は2リットル持参したが消費したのは1.5リットルほど。
常念小屋は涼しくて快適。コーラで疲れをいやしてからテント設営。お昼は小屋でカレーをいただく。
午後は大天井岳までパノラマ銀座をピストンする予定だったが想定外に体力を消耗したので明日に備え休息することにした。晴れ間と曇りが断続的に繰り返されたが、日が照り付けるとテントの中は猛暑、それでも体力回復のためにひたすら横になって休んだ。お尻、腰、肩が筋肉痛になったのでロキソニン。いつものようにレモネード。
食欲はなかったが17時に夕食。モンベルのガパオリゾッタと焼き鳥缶。焼き鳥缶はどんなに食欲がなくても美味しい鉄板のメニュー。
夕方も夜も雲が降りてきていたので景色を楽しむこともなく就寝。
二日目は目覚ましもかけず自然と5時に起床。なんとなくテントの外にでるとちょうど日の出の時刻。雲海から日の出とモルゲンロートを楽しんだ。
朝ごはんは早ゆでマカロニのたらこパスタ。初めてパスタを作ったが、これは簡単、美味い、腹持ちの良さと三拍子そろった食事だった。
雲が沸く前に出発したかったがなぜかテントがびしょびしょ。夜中に雨が降った?日当たりのいい場所で乾かしていたら出発は7時になってしまった。
蝶ヶ岳までの行程を考え水2リットル用意して出発。常念岳まではガレ場の登り。体力は回復していて問題なくクリア。常念岳山頂からみる槍ヶ岳から穂高に続く景色は素晴らしいの一言。北アルプスでしか経験できない素晴らしい景色。
常念岳からはガレ場をひたすら下降。下り基調と甘く考えていたが足元は悪いので下手に踏ん張ると足を削られてしまう。慎重に体力を温存しながら進む。鞍部から2512峰への登り返しもかなりハードな岩場。
残念ながら9時前には雲が沸きあがってしまい前方の景色は望めない。ただひたすらガレ場を歩く感じとなりせっかくの稜線歩きの面白さが半減してしまった。
やっと樹林帯に入る。もう一越えで蝶槍、その直下の蝶ヶ岳ヒュッテでコーラが飲めると期待して進むが全然違った。蝶槍と思ったのは2592峰だった。これにはかなり落胆。
蝶槍の手前は樹林帯の中にかなりハードな岩場があった。やっとこさ蝶槍についてさあコーラだと思ったら、なんとヒュッテまで1.6kmの表示。再び落胆。何しろ前方の視界がない。距離感がないまま進むのでがっかり感も大きい。
蝶槍から蝶ヶ岳ヒュッテまでは本来絶景を見ながら快適に進むこのコースのハイライトだっただろう。残念ながら雲が沸いてイマイチ。これ以上視界が妨げられたら危険ですらあると思いながら歩く。雷鳥の親子5羽に遭遇したのはラッキーだった。
蝶ヶ岳ヒュッテには11時半到着。待望のコーラ!しかしヒュッテの回り、ヒュッテの中、ずっとトイレ臭。パンを食べながら下山することも考えたが、カロリーが足りないとバテるので念のためカップうどんを食べることにした。お湯を沸かすとなんとガス切れ。2個目のガス缶に替えるもこれも途中でガス切れ。生茹でのカップうどんとなったがまあまあ美味しくいただけた。帰宅後ガス缶を調べると普通に着火した。古いガス缶だったのでねじ込みが足りなかったのかもしれない。
下山は足を痛めないよう細心の注意。できれば翌日サーフィンに行きたいので筋肉痛にならないように歩く。しかしさすがに1400mダウンとなると最後は脚に来た。三股第一駐車場までノンストップで2時間25分。
ほりでーゆで汗を流し、お土産を買って帰宅。中央高速は須玉〜韮崎が上下線とも車線規制、なんと12月上旬まで。毎回渋滞に巻き込まれるのは勘弁してほしい。
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