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Yamareco

記録ID: 572597
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雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

美ヶ原、お手軽のつもりが迷って王ヶ鼻直登に

2015年01月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
y-urano その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:26
距離
10.6km
登り
696m
下り
697m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
1:11
合計
6:26
8:25
82
スタート地点
9:47
9:47
104
王ヶ鼻分岐
11:31
11:48
17
12:05
12:05
2
12:07
12:10
37
12:47
12:47
37
13:24
14:15
26
広小場
14:41
14:41
10
14:51
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
入山辺路上のスペース 奥に駐車場がありますが雪で埋まっています。
コース状況/
危険箇所等
三城登山口から木船コース経由で王ヶ鼻を目指しましたが17400付近で道迷い
トレースを追っかけましたがそれが途中で撤退していて、後はGPS次第になりました。最後は直登で尾根伝いを登りましたが深雪急登で大変でした、稜線直下は岩場で少し雪もクラストして登りやすくなりましたが、スノーシューだったため滑落の危険もありました。
帰りの百曲がりコースはトレースも少なく深雪のためスノーシューが活躍しました。
その他周辺情報 近くの扉温泉檜の湯は300円でリーズナブルですが、石けんシャンプーはありません。少しぬるめのお湯です。
8:40 雪で埋もれた駐車場手前から出発です
2015年01月10日 08:39撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 8:39
8:40 雪で埋もれた駐車場手前から出発です
牧場の向こうに王ヶ頭のアンテナ群が見えます、すぐそこ近いぞ。
今回はお手軽登山になりそうです。
2015年01月10日 08:39撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 8:39
牧場の向こうに王ヶ頭のアンテナ群が見えます、すぐそこ近いぞ。
今回はお手軽登山になりそうです。
すぐに登山口があります。
ダテ河原コースを行きトレースがあれば途中から王ヶ鼻に行きたいと思っていました。
この日は4組の登山者がここから出発したようです。
2015年01月10日 08:41撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 8:41
すぐに登山口があります。
ダテ河原コースを行きトレースがあれば途中から王ヶ鼻に行きたいと思っていました。
この日は4組の登山者がここから出発したようです。
牧場の横をなだらかに登っていきます。
のどかです。
トレースもしっかり、つぼ足で十分
2015年01月10日 08:48撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 8:48
牧場の横をなだらかに登っていきます。
のどかです。
トレースもしっかり、つぼ足で十分
30分弱で200m程登りました、ここにコースの分岐表示です。
左に行けば王ヶ鼻です。
トレースはあるかな?
2015年01月10日 09:07撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 9:07
30分弱で200m程登りました、ここにコースの分岐表示です。
左に行けば王ヶ鼻です。
トレースはあるかな?
ラッキー!トレースが続いています。
これなら王ヶ鼻に登りましょう。
2015年01月10日 09:09撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 9:09
ラッキー!トレースが続いています。
これなら王ヶ鼻に登りましょう。
30分ほどトレースに沿って登っていき行き、雪が深くなってきたのでスノーシューに履きかえ。
トレースはこの後急登をまっすぐ上がっていきますが・・・
2015年01月10日 09:39撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 9:39
30分ほどトレースに沿って登っていき行き、雪が深くなってきたのでスノーシューに履きかえ。
トレースはこの後急登をまっすぐ上がっていきますが・・・
なんとトレースは東にトラバースすると下ってしまいました。
ここでGPSを見ると王ヶ鼻のコースとは大幅に外れてしまっていることに気づきました。
こうなったらGPS頼りで東にトラバース
2015年01月10日 10:25撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 10:25
なんとトレースは東にトラバースすると下ってしまいました。
ここでGPSを見ると王ヶ鼻のコースとは大幅に外れてしまっていることに気づきました。
こうなったらGPS頼りで東にトラバース
西方面木々の間から王ヶ鼻山頂が見えます、一つ手前の尾根ですがここからは一気に直登することにしました。
若いI君が体力に任せ先頭で雪面を駆け上ります。
2015年01月10日 10:50撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 10:50
西方面木々の間から王ヶ鼻山頂が見えます、一つ手前の尾根ですがここからは一気に直登することにしました。
若いI君が体力に任せ先頭で雪面を駆け上ります。
しかしすぐに馬力が切れて、A君、自分と交代交代でトレースをつけていきます、雪の下には笹があって蟻地獄のようで登れません。
2015年01月10日 11:07撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 11:07
しかしすぐに馬力が切れて、A君、自分と交代交代でトレースをつけていきます、雪の下には笹があって蟻地獄のようで登れません。
木が無くなり下は岩場になってくると登りやすくなりますが、急になって少し危険を感じます。ピッケルがあればと思いました。
スノーシューを履いていますので重心を低く四つ足で登ります。
2015年01月10日 11:07撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 11:07
木が無くなり下は岩場になってくると登りやすくなりますが、急になって少し危険を感じます。ピッケルがあればと思いました。
スノーシューを履いていますので重心を低く四つ足で登ります。
西側に松本平が見えてきました。
2015年01月10日 11:08撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 11:08
西側に松本平が見えてきました。
もう少し、ここまで来れば大丈夫です。
I君もバテバテですがうれしそう。
2015年01月10日 11:24撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/10 11:24
もう少し、ここまで来れば大丈夫です。
I君もバテバテですがうれしそう。
稜線まで登って来れました。
標高差200m程を1時間程かかって登りました。
思いもしなかった達成感でいっぱい。
2015年01月10日 11:24撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/10 11:24
稜線まで登って来れました。
標高差200m程を1時間程かかって登りました。
思いもしなかった達成感でいっぱい。
王ヶ鼻山頂、思った以上に天気が良くありません。
2015年01月10日 11:32撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/10 11:32
王ヶ鼻山頂、思った以上に天気が良くありません。
せっかくの眺望が、八ヶ岳方面もだめ
2015年01月10日 11:32撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/10 11:32
せっかくの眺望が、八ヶ岳方面もだめ
手前鉢伏山
2015年01月10日 11:32撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/10 11:32
手前鉢伏山
松本方面、北アルプスは雪雲がかかっています。
2015年01月10日 11:32撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/10 11:32
松本方面、北アルプスは雪雲がかかっています。
大町方面
2015年01月10日 11:32撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/10 11:32
大町方面
さあ王ヶ頭に向かいましょう、歩きやすい雪面を1キロ少しです
2015年01月10日 11:50撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 11:50
さあ王ヶ頭に向かいましょう、歩きやすい雪面を1キロ少しです
王ヶ頭山頂
2015年01月10日 12:07撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/10 12:07
王ヶ頭山頂
左下の牧場から登ってきました。
2015年01月10日 12:07撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/10 12:07
左下の牧場から登ってきました。
電波塔を見上げると今にも空から倒れてきそうな感じ
2015年01月10日 12:11撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/10 12:11
電波塔を見上げると今にも空から倒れてきそうな感じ
美ヶ原の雪原を進みます。
しかし広いねえ・・
2015年01月10日 12:28撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
1/10 12:28
美ヶ原の雪原を進みます。
しかし広いねえ・・
振り返って王ヶ頭方面
2015年01月10日 12:28撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 12:28
振り返って王ヶ頭方面
美しの塔手前大きな凧の様なものが上がっています。
2015年01月10日 12:37撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 12:37
美しの塔手前大きな凧の様なものが上がっています。
スキーやボードに凧をつけて滑っています。
楽しそう
2015年01月10日 12:45撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 12:45
スキーやボードに凧をつけて滑っています。
楽しそう
青空と雲と真っ白な雪原
2015年01月10日 12:42撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/10 12:42
青空と雲と真っ白な雪原
塩くれ場付近、雪雲に隠れていた八ヶ岳が姿を見せてくれました
風が出てきて顔が冷たい
2015年01月10日 12:51撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 12:51
塩くれ場付近、雪雲に隠れていた八ヶ岳が姿を見せてくれました
風が出てきて顔が冷たい
王ヶ頭から雪原を歩いて30分、ここから百曲がりコースを下っていきます。
ふかふか雪の深雪です。
2015年01月10日 12:57撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 12:57
王ヶ頭から雪原を歩いて30分、ここから百曲がりコースを下っていきます。
ふかふか雪の深雪です。
30分程で400m下って、昼食にいい広小場のキャンプ場の東屋に着きました。
ここでのんびり過ごします。
2015年01月10日 14:13撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 14:13
30分程で400m下って、昼食にいい広小場のキャンプ場の東屋に着きました。
ここでのんびり過ごします。
冬晴れ穏やかな広小場です。
2015年01月10日 14:13撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/10 14:13
冬晴れ穏やかな広小場です。
さあ帰りましょう、あとは30分程で到着のんびり行きましょう。
2015年01月10日 14:13撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/10 14:13
さあ帰りましょう、あとは30分程で到着のんびり行きましょう。

感想

土曜日は予報だと晴天だったので、お手軽で山頂からは百名山41座が見渡せる山と言うことで美ヶ原に行ってきました。
通常はダテ河原コースで王ヶ頭から王ヶ鼻はピストンになるのようですが、ぐるっと回りたいので最初は王ヶ鼻に登りたいと思っていました。
ただヤマレコなどでは冬このコースを歩く人が少ないようです。
トレースがあれば是非そうしようと思っていました。

登山口から30分程登った所の分岐で、王ヶ鼻方面にトレースがあったので、そのトレースに沿って登っていきました。
ところが標高1750m付近からトレースは直登になって、きついと思っていたら急に右にトラーバースして結局下ってしまっていました。
ここでようやくおかしいと気づき、持ってきたGPSを見ると正反対の方向に来ています。でもあと標高250mほど登れば稜線にでれるはずです、GPSに従ってとりあえず西にトラバースしていきます。

もう道も何もありません、幸いスノーシューを履いているので倒木の隙間に足がはまる事も無く移動できました。
あとは登りやすそうな尾根を探します、なるべく王ヶ鼻近くの尾根の方が岩場がなさそうでした。
それから尾根を登っていくわけですが、深い雪と急登に阻まれてなかなか登れない。
ただ三人だったので先頭を交代しながらもがき登っていきました。

直登は1時間ほどの短い間でしたが、スノーシューを履いたまま全身を使って深雪急登を登っていったせいか、きつかったです。
それでも王ヶ鼻の山頂が近くに見えたときにはほっとしました。
稜線近くは岩場になって雪もクラスト、傾斜も急で滑落防止にピッケルを持ってくれば良かったと思いました。
でもクラストの雪質のおかげで雪の蟻地獄からは開放されほっとしました。
稜線上にでたときは思わす声が出てしまうくらい嬉しかったです。

お手軽山行が道無き厳しい直登に変わってしまいましたが、その分思いもしなかった達成感を味わうことが出来ました。
山頂からの眺望は雪雲に覆われだめでしたが、晴れたらどれほど素晴らしいか分かりました。
是非冬晴れ快晴時に来てみたい山になりました。
その時はは百曲がりから登ってみたいですね。

思った以上に本当にいい山でした。
スノーシュー登山に最高です!

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