今日は薄雲が多そうではあるも晴れそうなので壺笠山へ行く事にします。
やや早め出発で坂本観光駐車場に着くも、微妙な場所しか空いておらず大宮川観光駐車場へ移動しこちらに車を停める。

少し予定が変わったので思いつきで日吉大社東本宮より奥宮への広い参道を登ります。
それ程坂はキツくありませんがじんわりと汗が出て熱くなり、終盤石段が増えてくると暫くで奥宮（牛尾宮・三宮）に着きます。
眺望を愉しみ軽く小休止を入れルートを勘案し、神宮寺道経て大宮谷林道へ行く事にします。

途中分岐を直進し少し下ると日吉大社奥総社が現れます、直進するも合っているか不安になり一度奥総社に戻り下る道へ。
道型はしっかりしているも急峻でなかなか荒れた道で結構下って大宮谷に着く。
どうも想定ルートからは外れているのは確信するも沢を渡る事にします。
しかし沢の流れは速く徒渉箇所を探して右往左往、なんとか倒木を渡して対岸へ渡ります。
ここからはルートが不鮮明で沢沿いを登って行きます、途中で関西電力が設置したと思われる火の用心プレートがあったので鉄塔巡視路だったと推定します。
なんとか大宮谷林道に出るも這う這うの体で急坂は避けたく、県道まで下り穴太まで歩き壺阪山を目指します。

県道は歩道が殆ど無いので自動車に注意し穴太の比叡山中高グラウンドの先で墓地方面へ右折し平子谷林道に入ります。
一番奥の墓地で舗装が終わり未舗装路となり、すぐ先の土木業者資材置場の先にゲートがあります。

林道は単調ですが疲れた足には優しく、ゆっくり確実に進みます。
第二号橋近くで水分補給を済まし、第三号橋の先を左折して暫くで東海自然歩道に出合い夢見ヶ丘方向へ。
東海自然歩道の区間は過剰に整備された感がありますが、設備も古くなり朽ちつつある手摺等も多く要注意です。

坂を登り切り夢見ヶ丘に少し寄り道して、展望を愉しみます。
登山道に戻り尾根沿いを下り途中で東海自然歩道と分かれ壺笠山方面へ。
神輿山は省略して巻き道を進み少し登り返して壺笠山に着き小休止を入れます。

壺笠山の山頂付近は踏み跡が輻輳して意外にややこしいも、取付きまで下り林道に入れば分かり易くなります。
林道も途中までとなり掘割状の山道を下ると湖の美が丘自治会館に出ます。
ここからは舗装路で穴太駅へと至り、京阪電車に乗って坂本比叡山口まで行き歩きで大宮川観光駐車場へと至りました。

花はオニタビラコ、キランソウ、マムシグサ、シャガ、ヒレハリソウ、マツバウンラン、カタバミ、ツルニチニチソウ、ムラサキサギゴケ、ジシバリ、クリンソウが咲いていました。
木に咲く花はヤマフジ、モチツツジ、タニウツギ、ヤブツバキ（終盤）、コバノガマズミなどが見れました。