記録ID: 5407458
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雪山ハイキング
尾瀬・奥利根
尾瀬 赤倉岳から至仏山 マイナー周回
2023年04月23日(日) 〜
2023年04月24日(月)
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- GPS
- 13:31
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 1,633m
コースタイム
天候 | 両日共晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◇今回歩いたルートのほとんど(山ノ鼻〜スズヶ峰〜赤倉岳〜至仏山)に登山道はありません ◇鳩待峠〜山ノ鼻…大半が雪上歩きとなりますが、所々木道や木橋が出ています。この日は気温低く雪は凍みていましたが、状況によっては踏み抜き注意です ◇山ノ鼻〜フタマタ沢右岸尾根取り付き…この日雪は繋がっており、危険箇所は特にありませんでしたが、融雪次第では高巻き箇所が出てくるでしょう ◇フタマタ沢右岸尾根〜スズヶ峰…快適な雪上歩き ◇スズヶ峰〜赤倉岳…樹林帯では道迷いに注意、山頂直下は痩せており雪のリッジあり、雪質次第では要ピッケル ◇赤倉岳〜岳ヶ倉山…快適な雪堤、雪原歩き ◇岳ヶ倉山〜至仏山…雪を繋ぎ歩くための長いトラバース、急斜面の直登などがあり要注意 ◇至仏山〜鳩待峠…人もトレースもたくさん ※川上川、猫又川にスノーブリッジはありません 以上4/24現在の状況です 今回は終始アイゼン使用 |
その他周辺情報 | ささの湯 |
写真
と言いながら実は、明日またあのリッジを歩けるだろうか、突風が吹かないだろうか…目を閉じても怖いシーンばかりが浮かんでなかなか熟睡できない。風が強い夜は不安が募る。ようやく迎えた朝は雲が多め、かろうじて見えた会津駒と燧ヶ岳の間からの朝陽。
テントを撤収し、ピッケルを握って歩いた雪のリッジ。雪は硬くアイゼンが効いた。広い雪原に下りて見上げたら、段々と青空が広がり、不死鳥が飛んでいた。確か毛猛の帰りにも見た、こんな雲。
ほとんどが軽快なスキーヤーの中で、重荷を担いだ歩きの私達は明らかに浮いていた(笑)気にせずいただくご褒美は、群馬だからみそぱん♪
向こうには赤城…RED SUNS (^^)!
向こうには赤城…RED SUNS (^^)!
装備
個人装備 |
アイゼン
ピッケル
ストック
スコップ
テント
スノーソー
|
---|
感想
雪消えの速さが嘆かれる今シーズン、それでも尾瀬の大湿原からマイナー12名山赤倉岳へ、快適に歩くことができた。
大賑わいの鳩待峠から山ノ鼻を過ぎれば、翌日の至仏山までは(熊さん以外)誰ひとりにも会わない静かな山旅。孤高の頂 赤倉岳から見渡す上越国境稜線は、陽を浴びて未だ白く輝き、日の入の頃には紅く染まった。
今だからこそ向かえる山へ、今だからこそ見られる景色の中へ、もっともっと繋げたい静かな山々。
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コメント
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赤倉岳から至仏山反時計回り周回、なかなか渋い場所に行きますね。赤倉岳頂上にポツンと一軒家、ソロだと心細いルートですね。
日崎沢のコルで熊に遭遇ですか!? 自分が以前平ヶ岳を往復した際にも柳平からワル沢辺りにも熊さんのfootprintsがたくさんあって思わずホイッスルをならしながら歩いた記憶が蘇ってきました。
奥利根源流の歩行どうもお疲れ様でした。
hareharawaiより
尾瀬が賑わうひとときでしたが、実に静かな赤倉岳でした。熊さんの足跡に出会うたびその行き先に姿を探し、平ヶ岳方面にはhareharawaiさんのお姿を探していました(^^)
早めにテントを張って上越国境を眺め、のんびりまったりしました。群馬側から見ると白く見える上越国境ですが、新潟側から見るとだいぶ黒いです…早くも来シーズンが待ち遠しいです(笑)
新緑や花の開花、そして山菜。気持ちを切り替えなくては。
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