白馬鑓ヶ岳
- GPS
- 28:17
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,534m
- 下り
- 2,535m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 10:01
天候 | 概ね晴れ、山頂付近でガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今回もまた「1日休みで翌日昼出勤なら鑓温泉泊できますね〜」と思いつきで言ったところ、休みを合わせてくれたつぼにいさん。小谷の観光案内所から電動自転車まで調達してくれた。テント泊自体初めてだという。
猿倉まで電気の力を借り、デポして担ぐ。贅沢品を詰め込んだザックはなかなか重い。思ったより早く雪が出てきて私はシールに切り替えた。あ、でもこの人はずっと担ぐのか、自分にはできないな、と思いながらパートナーを眺めた。雪はゆるんでおり小日向のコルへの登りもクトー要らず。滑り込むと1ターンごと疲れるがいつも以上の重さがあると案外ターンしやすい。温泉は貸切で、すぐ横にテントを張らせてもらう。今回もまた、とてもおいしいサンドイッチをいただいた。一息ついて山頂へ向かう。背中の軽さを感じるのも束の間、そこそこ斜度がある斜面が続き、しかも雪がゆるんでいたのでツボ足はだいぶ沈むようだった。珍しく苦しそうな顔をしていて心配になるが、足がつったりしながらも前に進み続けている。タフだなあ。休み休み登り山頂に到着。どうしたって山頂でしか味わえないものがあった。遥か下に自分の生活圏を見下ろす。日は少し傾き、西から稜線を越えて雲がどんどん流れ込んでくる。風も強いので来た道を戻ることにした。少し覗いた中央ルンゼは街から見るよりもさらに美しいラインに見えて、必ず滑りに来ようと思った。上部はガスに巻かれながらの滑走だったが、できかけのザラメは悪くなかった。あっという間に温泉着。雪を入れて温度調整し、ビールとおつまみで極楽。夕食はつぼにいが用意してくれたローストビーフとサラダとチキングリル。最高。背負ってきてくれたことのありがたみを感じながらいただいた。翌朝外を覗くと雲海の向こうから朝日が昇っていた。朝食を食べて豆を挽きコーヒーを淹れて、雲海を眺める。うーんぜいたく。パッキングして下山開始。土曜日ということもあって多くの人とすれ違った。藪もすいすい倒木はジャンプで飛び越えるつぼにい。あっというまに下山しとっつぁんでラーメンを食べて出勤。この充実感のあとならがんばれる。
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