正月休み二日目も里山山スキー。前日の昼は雨だったので標高の低いところは雪は腐っているだろうと思ったが引き出しが少ないので深瀬大橋から大辻山に行くことにした。未明のライブカメラでは白峰あたりは道路に雪がうっすら積もっていたので山は雪だろう。

出だしの取付は昨日の雨で法面の雪がずれていて登りにくかった。さらに杉林の雪が少ないうえに急斜面なのでいきなり難儀したが、何とか突破。それ以降は藪はあるもののまあ快適にルートを伸ばす。

杉の植林地はラッセルはなくて藪も少ないが滑りはガタガタだろう…帰りはルンゼを滑ろうと考えているので復帰するポイントを探りながら歩いた。そんなこんなしていると稜線に合流するポイントに来た。意外と早かった。

いつも一人だと急ぎ過ぎるので今日はゆったりペースでしっかり休憩も取りながら歩く。稜線からは木もまばらになるのでラッセルが深くなる。念のためピストンになることも考えてアップダウンが出来ないようにルート工作。

主稜線に合流してからは風が強くなってきたのでしっかり防寒。ここからは平坦地もあってアップダウンも出来やすいのでしっかりルート工作。風が強いので樹氷も綺麗になってきて気持ちのいい稜線歩きとなった。

意外と視界があって山頂でもゆったり滑走準備。ツリーランを楽しんで緩いところはトレースに乗るとあっという間に主稜線末端に着いた。少し落としたところからルンゼの方に入る。少しスラフは落ちるが十分かわせる範囲なので慎重に激パウを堪能した。

400mくらい楽しんで行きのトレースに合流。そこからは消化試合で慎重に高度を落す。杉林はガタガタ、疎林地帯は藪と重雪だったので慎重に。無事橋のたもとに着地してヒールフリーで橋を渡って無事帰還。

コンパクトだけど色んな要素が楽しめるいい山だ。