氷点下を超えていく蝶ヶ岳
- GPS
- 08:17
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,208m
- 下り
- 1,287m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:05
天候 | 秋晴れあっぱれ日本一 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
横尾からは3号ベンチ?あたりから積雪 徳沢方面へは長塀山まで積雪 チェーンスパイクは用意した方が良いし、実際に何度か足を取られたが、尻餅をついたのは一回だけで、着けるほどではなかった |
その他周辺情報 | •観光地としての上高地自体はまだ稼働していたが、基本的に山小屋は全て閉まっている。 •キャンプ場はどこも勝手にテントを張るくらいなら大丈夫。(当然焚き火やポイ捨てなどは厳禁) •横尾は私がきた時には避難小屋が施錠されていた。(要確認) •横尾山荘の自販機は何故か稼働していたが、いつまで稼働しているかは不明 •さわんど大橋で降りて梓湖畔温泉に入った |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
うまく連休を取れないのでどこかに行こうと迷ったが、直前も直前だったので予約ができず、それなら小屋締め後の野営地で野営しようと、上高地に向かった。
氷点下の世界でテン泊するのはキャンプ時代にやっていたが、実際に登山でやるのは初めてなのでどんなものか少しドキドしていた。
小梨平は勝手に張ってOK、徳沢園もOK、横尾もOKと、本格的に山が閉じるまでは野営しても問題無さそうだったので、水があるという情報を元に横尾へ向かった。
自販機が稼働しており、ポカリスウェットで体調を整えられ、且つ出発前にホットのコーヒーまで飲めたのは僥倖だった。
当日の横尾は持参した温度計を信じると-12℃ほどだったが、
モザンビークのサーマレストもどき+エマージェンシーシート+ナンガのUDD450DX(ザックに足を突っ込んで保温)+ダウンジャケット上下+腰にホカロンでぐっすり眠れた。
腰にホカロンを貼っておくと足が温まるので、寒い時は2枚ほど用意しておくと安心。(上半身が寒い時は頸の下あたりに貼る)
5時に出発したが、夜明け前に行動するとだんだん夜が明けてきて何も状況は変わっていないのに状況が好転しているように錯覚出来るので、自動的に気分が良くなる。
3号ベンチあたりで積雪があったが、徳沢への下りを含めてもチェーンスパイクの必要性は感じなかった。もしかしたら横尾への下りは必要なのかもしれない。
蝶槍に行こうか迷ったが、縦走ルートっぽいので今回は遠慮した。横尾分岐の景色が良すぎて、早く山頂へ向かいたかったということもあるし、テント泊装備を担いで来たのでややうんざりしていたというのもある。
山頂付近は今までに経験したことが無いような晴天で、感動しすぎてひゅー!とか言ってたら人に見られていた。テント泊装備の疲れも吹き飛ぶ綺麗さで、蝶ヶ岳の良さを十二分に感じることが出来た。
あまりに天気がいいので珍しく調理を開始し、カモシカスポーツさんのフライドライス(塩味)にハヤシライスをかけて食べた。
日は出ていたもののまだ寒く、さすがに−8℃くらいだと懐で温めて着物まで着せたガス缶君も限界で、調理は間に合ったがそれ以上の湯沸かしは無理だった。ミックスのガスを買うべきかなと反省した。
山小屋がやっている時に来たかったが、山小屋が開いている時は縦走していただろうから、こんな晴れの日の蝶ヶ岳に来れたのはある意味仕事のおかげといえなくもない。すべてはつながっているのです!(by ジョブズ)
とにもかくにもいい山行でした。
次は近場で縦走してみようかな。
素晴らしく美しい峰々、うっとりしました
そして山で食べる温かいご飯、とても美味しそうです
北アルプスは本当に綺麗ですね。3000mという高さが植物を寄せ付けず、宇宙の入り口のようです。
漫画の『山と食欲と私』みたいなこだわりの食事は出来ませんが、レトルトを温めるくらいならコンロとポットで十分ですね。お湯を沸かすのではなく鍋にするのもありかもしれません。
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