記録ID: 480633
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沢登り
八幡平・岩手山・秋田駒
大深岳 赤川左又遡行右又下降
2014年07月21日(月) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 327m
- 下り
- 333m
コースタイム
9:00 赤川橋
9:45 1214m二又
10:22 1315m二又
10:52 水場湿原
11:07 大深山荘(〜11:17)
11:57 赤川橋
9:45 1214m二又
10:22 1315m二又
10:52 水場湿原
11:07 大深山荘(〜11:17)
11:57 赤川橋
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
左又はあまり歩かれていない様子。ガレ場が多いので落石等には注意が必要です。 右又は踏み跡や目印もあり荒れた登山道程度の難易度。ただし水の中でも滑らない足元の用意が必要で、沢慣れた人以外は避ける方が無難でしょう。 |
写真
撮影機器:
感想
大深山荘へのルートで赤川支流はよく利用されているみたいだが、左はどうなんだろう。
というわけで天候回復した連休最終日、樹海ラインの橋から堰堤を巻いて赤川本流へ降り立つ。
その名の通り河原は本当に赤い。全ての石が赤というか橙色に染まっている。
正直、あまり美しいとは言えない。流れを口に含むと気のせいか苦い。
少し行くと両岸の崩落ガレ場は見上げる高さとなり迫力満点。
ガレの裾はそのまま岩盤で沢床に落ち込み、局所的には、見ようによっては、
名高い吾妻中津川白滑八丁を赤くした状態、または二口大行沢下部ゴルジュ、
のミニチュア版(相当スケールダウンの)と言えなくもない。ちょっとひいき目にすぎるか。
二又を過ぎると初めてまともな滝があった。これは簡単に越えるがその上も荒れた崩壊壁が続く。大地獄谷とでも名付けたいくらい。
それでも流れが小さく岸辺も穏やかになり、もうツメるだけと思った頃、枝沢に予想もしなかった大きな滝が現れた。
こういう思わぬ発見は嬉しいね〜 もしかしたら、hope55さんが5月11日に遠望した滝はこれかな?
源流はそのまま湿原に飛び出す。ガスがかかるが色とりどりの花に囲まれ気分上々。
展望ないだろうと山頂はやめて大深山荘で一休みにする。
下りは山荘脇からの支流に入る。こちらは目印テープや踏み跡が多く、なんとも人臭い沢。
単調な河原を下り、車道に降り着いた。
おそるおそる崩壊の裾をたどったり、予期せぬ立派な滝を見つけたり、短時間の小沢周回の割に冒険チックで楽しい山行でした。
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コメント
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しばらくです。
想いも依らないコースに、拍手です。
残雪期に、何度か尾根を降下しましたが、
あの急峻なV字沢を登るとは、かなりの勇気、冒険心が
無ければ出来ないことです。
写真で見る分には、きれいな渓流ですよ。
この時期でもあの滝は、消えないようですね。
私にとっては、写真と云えどもこの滝を見られたことが嬉しいです。
ありがとうございます。
この辺りには、ギョウジャニンニクがあると聞いています。
右の沢にコースが開削されていることも知りませんでした。
残雪期、入渓地点から少し先の樹海ラインから
鏡沼−畚岳へ、とは歩いています。
ではまたよろしく
やはりhope55さんの「幻の滝」でしたか。
出会えたので本当にラッキーです。
上流に湿原を抱えているので、通年で流水があるかもしれませんね。
沢登りの対象としては見向きもされない小沢でも、地形図だけを頼りに歩くと記録がない分、意外性があって面白いと感じています。
もっともロープも持参していないので、ノーザイルで降りられないような所に遭遇したら潔く撤退することにしていますが。
谷底から尾根筋を望むと稜線から切れ落ちているように見えたので、積雪期にあの尾根を歩くことの方が凄いなあと感じながら遡行していました。
またよろしくお願いします。
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