霧深い石尾根・雲取山を行く!!
- GPS
- --:--
- 距離
- 33.7km
- 登り
- 2,256m
- 下り
- 2,050m
コースタイム
07:57 羽黒三田神社
09:06 三ノ木戸山 分岐
09:36 六ツ石山 分岐
10:23 戸倉山 分岐
10:42 鷹ノ巣山 山頂 (休憩・昼食)
11:00 鷹ノ巣山 山頂 発
12:02 七ツ石山 山頂 (休憩)
12:37 ブナ坂
13:23 雲取山 山頂 (休憩)
13:40 雲取山 山頂 発
14:15 奥多摩小屋 (バッチ購入)
14:30 ブナ坂
15:08 堂所
16:07 鴨沢BS 着
天候 | 曇り、山の上は濃霧 標高1,000mより上は濃霧で真っ白、眺望はほとんどありませんでした。 けれども、霧深い山道は、とても幻想的、楽しかったです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
05:20 神田駅 発 07:37 奥多摩駅 着 帰り 16:48 鴨沢BS 17:25 奥多摩駅 着 17:40 奥多摩駅 発 19:28 新宿駅 着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全ルートとも良く整備され、危険な箇所はありません。 雨上がりの翌日のため、ところどころぬかるんでいました。 特に、三ノ木戸から下、堂所から小袖は、ぬかるんでいました。 霧で視界が悪かったのですが、ルートがしっかりとしているので、地図をしっかり見れば道迷いの心配はないです。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1 パナソニック
予備電池 1 携帯充電用
1/25,000地形図 1 国土地理院
ガイド地図 1 山と渓谷地図
コンパス 1 携帯内蔵
笛 1 クマよけ
筆記具 1 ボールペン
保険証 1
飲料 5.0L ペット水
ティッシュ 1袋 ウエットティッシュ
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
雨具 1
防寒着 1
ストック 1 LEKI
非常食 1 パン
昼食 1 パン
着替え 1 下着・上着
クマよけ鈴 1
手袋 1 軍手
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感想
天気予報によると、久しぶりの晴れが期待できるということで、眺望の良い石尾根・雲取山へ向かうことにしました。
しかし、中央線から外を見やるとガスっぽい奥多摩の山々。
奥多摩駅に到着すると、天気は曇り、山の上の方は雲がかかっています。
いずれ晴れるだろうと思い、いざ登山ポストに登山計画書を提出して、予定通りに出発です。
三ノ木戸山から石尾根に上がり、鷹ノ巣山へと向かいます。
霧は、標高1,000mを超えるあたり、三ノ木戸山手前位からどんどん深くなり、普段は眺望の素晴らしい石尾根の道も、真っ白で視界が利きません。
途中、鷹ノ巣山手前で一瞬だけ青空が見えただけです。
鷹ノ巣山山頂についても、まったく眺望が利かない。
それでも、流石は人気の山です、何人もの方々が頂上で楽しんでます。
朝食をしっかり食べたのに、なんだかお腹が空いていたので、まだ、10時半過ぎですが、霧が晴れないかなぁと思いながら、早めの昼食を取ります。
鷹ノ巣山山頂で、昼食をとって下ります。
結局、霧は晴れず、更に霧の深くなった石尾根縦走路を歩き、千本ツヅジから尾根筋に戻って、七ツ石山に到着です。
ここも普段は良い眺めですが、真っ白です。
頂上で、休憩されていた方々とお話を楽しみ、天気も良くないので、雲取山まで行くかどうか迷いながら、ブナ坂に下っていきます。
ブナ坂に来ると、霧でいつもと雰囲気を異にする石尾根の道が、続いていてとても魅力的です。
迷いは、一瞬にして吹っ飛び、一路、雲取山を目指し、霧の中、石尾根を歩いていきます。
霧で眺望は良くないですが、普段と異なる霧の石尾根はとても幻想的です。
石尾根縦走路を少し外れて、岩場が遥か下まで続く谷の下を覗き込めば、冷気が凄い勢いで、霧とともに谷を駆け上がってきます。
7月とは思えない、とても冷たい風が谷から尾根筋へと上がり、寒々しくも気持ちが良い。
小雲取山のつづら折りになっている急坂を登れば、いつもはバーンと雲取山の山頂が見えますが、今日は、全く見えない。
山頂直前の鞍部に来て、ようやく一瞬霧が晴れ、素晴らしい緑の山頂を一瞬仰ぐことができました。
雲取山山頂も霧。
霧が晴れないかなぁと思いながら、岩の上で待ちますが、一瞬霧が途絶えることはあっても、景色を楽しめるほど、霧が晴れる気配はありません。
そうかといって、霧が流れる幻想的な世界も悪くない。
帰りは、雲取山を後にして、奥多摩小屋にバッチ購入しにちょっと寄ります。
奥多摩小屋のご主人と、バッチにまつわるお話など、少し会話を楽しみつつ奥多摩小屋の庭先で休憩します。
奥多摩小屋の庭先で少し休んで、ご主人に挨拶して、再び霧の石尾根へと歩き出します。
霧の石尾根は、7月とは思えない涼しさ。
クモの巣は水滴を集めて輝き、霧深いカラマツの森は、何だか映画や日本画に出てきそう。
静かな霧が流れる石尾根を楽しみながら、踊り木を過ぎ、ブナ坂に戻ります。
ブナ坂からは、尾根筋を分けて森の道へと入り、後はひたすら下っていきます。
途中、前日からの雨でしょうか、木橋周辺に滝が出現していて、清冽な水が流れています。
とても気持ちが良い。
堂所から更に下は、最近降り続いた雨のせいでしょう、泥道になっていて、ぐちゃぐちゃの泥に足がとられないよう気をつけながら下っていきます。
鴨沢BSには、16時少し過ぎに到着。
BS横のトイレにある水道を使って、ドロドロの靴とストックを洗ったりしながらゆっくりバスを待って帰りました。
今日は晴れると思って、眺望の良い石尾根・雲取山のルートを選びましたが、標高1,000を超えると、霧の別世界。
全く視界が効かず、こんなこともあるんだなぁと平地と異なる山の天気を実感しました。
妻に聞くと、都内は気持ちの良い晴天の一日だったといいます。
けれども、霧でとても静かな幻想的な山道も、それはそれで良い雰囲気、こんな日もたまにはあって良いものです。
一日中、霧深い山道を歩きましたが、いつもと違ってどこか楽しく、総じて良い山行となりました。
lesbourgeonsさん、こんばんは。
奥多摩駅からの超ロングですね。
私はお昼スタートの低山でしたが、立川付近までは晴れ
五日市や青梅あたりは曇りだったような。
石尾根など1000m以上の山は雲の中のようでした。
実際、やはりガスガスでしたか。
低山も気温は高くなかったですが、すごい蒸してましたよ。
上りでは汗まみれになりました。
石尾根はミストで涼しそうですね。
yamahero さん、こんばんは。
戸倉三山方面に行かれていたのですね。
石尾根方面は、ちょうど標高1,000mを超えるあたりから、濃霧の世界です。
道をそれて、谷などを少し覗き込むと、下から冷風となったミストの風が駆け上がってきて、霧を伴った風に吹かれると寒いくらいでした。
石尾根は晴れていると思って、素晴らしい眺望を期待して向かったわけですが、真っ白な世界でした。
けれども、霧の中を歩くと言うのも、意外と幻想的でなかなか楽しかったです。
lesbourgeonsさん、おはようございます。
またまた、ロングコースの日帰り!
スバラシイ健脚ですね。
私も、lesbourgeonsさん位、歩けたら良いなぁ、と思います。
歩ければ、色々なルートの選択肢が増えるのですが…。
無理です。
天気は、イマイチの様でしたね。
勿論、晴れれば良いですが、ガスでも、雨でも、
その時々、山は違った表情を見せてくれますね。
それも、趣きがあって、良いですね。
満足の山行が出来て良かったですね。
私は、最近、不完全燃焼気味です…。
ではでは
ringo-ya さん、こんばんは。
コメントどうもありがとうございます。
天気はイマイチで、石尾根の素晴らしい眺望はお預けでしたが、霧の山も良いものだと思いました。
ringo-ya さんの山行は、バリエーションルートがとても楽しく、不完全燃焼ぎみとはいえ、とても楽しく拝見させていただいております。
奥多摩からのロングコース、流石ですね
霧の中をのんびりと歩く石尾根も気持ちよかったですよね(^O^)
条件が変わっても気持ち一つで楽しめるのが登山の良いところだと思ってます☆
感想にもありました、露のついた蜘蛛の巣も綺麗でしたね
ちなみにふんころがし君のお名前はセンチコガネさんです。糞虫には違わないのですが転がさないそうです笑
またいつか奥多摩で会えるといいですね〜
jiro26w さん、こんばんは。
丁度、jiro26w さんを追いかけるように歩いていたようです。
霧の中、いつもと違う景色もなかなか良いものだと思いました。
フンコロガシ君の名前、どうもありがとうございます。
名前も、フンコロガシとは思えない、良い名前ですね。
またいつかお会いいたしましょう!
コメント頂き有難う御座います^^
晴れてればいい景色だったのでしょうが、ある意味
綺麗な真っ白を味わえましたね〜。
今回はニアミスでしたが、次回はばったり遭遇したいものです^^
その時は話でもしましょうね〜
poohpooh さん、こんばんは。
きっと晴れるだろうと思って、山に行きましたら、真っ白。
初めは萎えてきてしまいそうでしたが、幻想的な霧の森も良いもので、意外と楽しかったです。
お会いいたしましたら、此方こそよろしくお願いいたします。
相変わらずカッ飛んでますねぇ〜 凄い。羨ましい。
鷹ノ巣迄3h 七つ石迄1h 雲取迄1h少々 じぇじぇじぇw
このスピードならトレラン大マクリしていそうですね。
梅雨明けカラット晴れた日の日陰名栗良いです。是非。オイラもう一度見てみたいです。でももう無理になっちゃいました。
枯れた歩きで「野点」です。w
これからも良い山行を。
gonzouさん、こんばんは。
お久しぶりです。
石尾根の将門馬場を抜け、水根山から鷹ノ巣山を通って七ツ石へと至る尾根道、私も好きです。
とりわけ、日影名栗峰のあたり、わたしもとても好きです。
日影名栗峰といいますと、秋の紅葉の頃に日影名栗峰の尾根道を歩き、鷹ノ巣山方面の眺めと紅葉と青い空、とても素晴らしかったことを思い出します。
梅雨明けのカラッとした頃、これもとりわけよさそうですね。
枯れた歩きと申されますが、レコを拝見しますと、七ツ石まで歩いて来られていますね。
日影名栗までは、あと少しの距離ですので、十分歩けそうに思っています。
これからもお互い良い山行を!!
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