鳳凰三山(夜叉神の森からピストン:南御室小屋にテント泊)
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- GPS
- 20:13
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,494m
- 下り
- 2,462m
コースタイム
7:20 駐車場出発
8:35 夜叉神峠 8:45
10:35 杖立峠 10:45
11:55 火事場跡 12:00
13:00 苺平 13:05
13:45 南御室小屋到着
[6/14]
4:30 南御室小屋出発
5:40 薬師岳小屋 5:50
6:00 薬師岳 6:05
6:35 観音岳 7:00
8:10 地蔵岳 8:50
9:40 鳳凰小屋分岐 9:45
10:20 観音岳 10:30
11:00 薬師岳
11:05 薬師岳小屋 11:20
12:20 南御室小屋 13:15
13:50 苺平 13:55
15:05 杖立峠 15:15
16:20 夜叉神峠 16:50
17:30 駐車場到着
天候 | 両日とも晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
[道の状況] 雪が残っている個所が数か所ありましたが、アイゼン無しでもなんとかなると思います。 [登山ポスト] 登山口にありました。 [トイレ] 夜叉神の森駐車場、夜叉神峠、南御室小屋、薬師岳小屋にそれぞれあります。 [下山後の温泉] 天恵泉白根桃源天笑閣を利用。600円 [バッジ] 南御室小屋、薬師岳小屋で3種類売っています。それぞれ500円。 |
写真
感想
梅雨の晴れ間を狙って金曜日に年休を取得し以前からリサーチしていた鳳凰三山に行くことにしました。
7時前に駐車場に到着。さすがに平日なのでちらほらとしか止まっていませんでした。今回は初めてテントを担いでの登山ということで入念に準備体操をして出発します。
まずは夜叉神峠を目指してひたすら樹林帯を登っていきます。残り40分、30分、15分と表示があるのでそれを頼りにのんびりと登っていきます。夜叉神峠に到着すると小屋がありその前にベンチがあります。トイレも4つほどあります。白峰三山が目の前にありますが、残念ながら雲がかかっていてほとんど見えませんでした。一休みして杖立峠を目指して進みます。
一旦少し下りますがそのあとはひたすらの登りです。普段の日帰り登山と違いザックがとても重いので足取りもとても重いです。2時間ほど登りようやく杖立峠に到着しました。この時点でかなりバテバテでしたが一休みして次は苺平を目指します。
30分ほど進むと少し開けたところに出たのでここで一休みして食事タイムにしました。インスタントラーメンをすすっていると突然シカが現れました。さすがに近づいては来ませんでしたがかなり近くまで来ました。
さらに30分ほど登ると火事場跡に到着します。ここでもシカに遭遇しました。
ここからさらに1時間登るとようやく苺平に到着します。このあたりから残雪が現れ始めました。
苺平から南御室小屋までは下りですが残雪に注意しながら慎重に歩きます。
ようやく南御室小屋に到着したのは2時前。この時点でテントは2張。最終的には4張でした。受付でテント代500円を支払い少し高くなっている個所にテントを張りました。とりあえずすることもないので本物の南アルプスの天然水を汲みコーヒーをいただきました。男性用トイレをさらに奥に進みブルーシートがあるあたりでauの電波が入ったので、メールチェックをしたり明日の天気を確認したりしました。早目に夕飯を済ませ、さっさと寝ることにしました。夜中に何度か目が覚めてトイレに行きましたが、とても寒かったです。ダウンを忘れたのが悔やまれました。
翌朝3時半頃起きて朝食を済ませて4時半ごろ出発しました。既にあたりは明るかったです。まずは1時間ほど樹林帯を進んでいきます。木々の向こうに白峰三山らしきものがちらちらと見えます。森林限界を超えるとあたりの景色が一変します。振り返るときれいに富士山が見えました。ですが白峰三山の山頂は残念ながら雲に隠れてました。さらに進むと砂払岳のあたりに出ます。このあたりは大きな岩がごろごろしています。1か所ロープがありましたが使わなくても何とかなる程度でした。その先を少し下ると薬師岳小屋に到着します。一休みして薬師岳に向かいますが、残雪の登坂なので慎重に進みます。
10分ほど進むと薬師岳に到着します。山頂は広々としており景色も絶景です。ただし、風がとても強かったので長居はせずに先に進むことにしました。
いったん下って再び登ると観音岳に到着します。山頂は岩がたくさんありましたが何とかスペースを見つけて一休みしました。ここまで来るとようやくオベリスクが見えてきます。白峰三山や仙丈ケ岳も見えましたが、山頂は相変わらず雲の中でした。
地蔵岳に向けて出発しますがまずはかなり下っていきます。30分ほど下ると鳳凰小屋への分岐に出ます。この先少し進んでまたさらに下っていきます。観音岳から地蔵岳方面を見ると2つピークが見え、右側にオベリスクがありますがまずはその左側のピークに向かって登っていきます。赤抜沢ノ頭に到着しそこを右に折れて進みます。ここは雪渓の下りです。雪渓の途中を左に進み少し進むと地蔵岳に到着します。観音岳から見える2つのピークのちょうど間くらいに位置するのでしょうか。ピークではないので山頂って感じはしませんでしたが広々としていて景色も絶景です。ここにはお地蔵さんが多数いました。その裏の方からオベリスク方面に進むと正面に甲斐駒ケ岳が姿を現しました。ちょうど雲も切れておりきれいな姿をしていました。オベリスク方面にさらに登っていきましたが、途中で諦め食事タイムにすることにしました。
ここからは来た道をひたすら戻っていきます。テントは南御室小屋においてきているのでザックはかなり軽かったですがそれでも何度かある登り返しはかなり辛かったです。それでも仙丈ケ岳や北岳がその全貌を見せてくれたりしたので景色を堪能しながら進むことが出来ました。薬師岳に戻るころには富士山は完全に雲の中。白峰三山も再び雲がかかってしまっていました。絶景に別れを告げ再び樹林帯へと進んでいきます。
南御室小屋に到着したのは12時過ぎ。のんびりとテントを回収していました。この時点で既に10張弱ありました。下山途中に多数のテント泊の方とすれ違ったのでおそらく土曜の夜のテント場はかなり混雑していたと思います。下山途中に20名の団体さんともすれ違ったので小屋もかなり混んでいたのではないのでしょうか。
今回の山行の反省点。
・ダウンと手袋を忘れたこと。樹林帯を歩いている分には半袖でも問題ありませんでしたが、稜線に出ると風も強くかなり寒い思いをしました。ダウンと手袋があったらもっと快適な山行が出来たと思います。
・使いもしないiPadを持っていったこと。それ以外にも使わなかったものが多数あったのでもう少し荷物を精査すれば1kg〜2kgは軽く出来たのではないでしょうか。
テント写真と、記録で、すぐ分かりました。
2日目に天場でレギュラーコヒーを煎れられていた時に、ヘリポート脇の板の上で飲んだくれていた者です。
あの後、貴殿に場所を譲っていただいた方と、軽量テントの方と、ず〜っと、マッタリしていました。
もう一泊ゆっくりされれば、ご一緒できてよかったのに・・・。
お互い、天気の良い中を山行出来てよかったですね。
また、いつか、どこかでお会いできたらよいですね。
私も記録を拝見してそうじゃないかと思っていました。
あの後素敵な時間を過ごされたのですね。うらやましい限りです。
結局4時には下山出来ませんでしたが、下山時に多くの方とすれ違ったのでテント場はかなり混雑していたのではないでしょうか。
いずれどこかの山でご一緒出来たらいろいろお話を聞かせてください。
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