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Yamareco

記録ID: 462013
全員に公開
沢登り
東海

奥伊吹 姉川支流越シ又川(2)

2014年06月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:01
距離
7.8km
登り
894m
下り
908m

コースタイム

ペース:普通
9:00駐車地-14:10稜線-17:45駐車地
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥伊吹スキー場へ行く様に県道40号を進み、姉川ダム周辺のトンネルに入る手前に「五色の滝」の看板があるのでそれに従い進む。堰堤を渡る前に半壊した手すりが見える、これが遊歩道入り口。
コース状況/
危険箇所等
越し又川本流(堰堤の上)は普通の沢で問題無い。

遊歩道の木橋を越えるとすぐ支流が流れてくる これを遡行。

連瀑帯は近くの矢谷並みにあるのでオススメと言いたいが、中流部のヤブっぽい所がかなりテンション下がります。

泳ぎ、ヘツリ、フルシャワーはしなくてもokなのでヤブがおとなしくなる時期でもいいかな

越し又川の堰堤よりスタート
(デジカメ忘れたので携帯で撮影)
2014年06月08日 09:23撮影 by  F10C, DoCoMo
6/8 9:23
越し又川の堰堤よりスタート
(デジカメ忘れたので携帯で撮影)
毛虫の遊歩道途中の枝沢には滝がかかる
意外といい感じなのでここも行ってみたい
2014年06月08日 09:36撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 9:36
毛虫の遊歩道途中の枝沢には滝がかかる
意外といい感じなのでここも行ってみたい
2個目の枝沢を下って本流に入渓。
水が茶色に見えるのは下の砂の色。濁っているわけではない。
2014年06月08日 09:44撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 9:44
2個目の枝沢を下って本流に入渓。
水が茶色に見えるのは下の砂の色。濁っているわけではない。
遊歩道の丸太橋のすぐ先が…
2014年06月08日 09:59撮影 by  F10C, DoCoMo
6/8 9:59
遊歩道の丸太橋のすぐ先が…
目的の支流。
すぐに2Mほどの滝
出だしからイイ感じ
2014年06月08日 10:08撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 10:08
目的の支流。
すぐに2Mほどの滝
出だしからイイ感じ
右岸に取りつくが意外と越えづらく10分近く格闘して抜けた。
2014年06月08日 10:08撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 10:08
右岸に取りつくが意外と越えづらく10分近く格闘して抜けた。
序盤は広くて良い
(途中では狭くなったりヤブっぽくなったりする)
2014年06月08日 10:30撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 10:30
序盤は広くて良い
(途中では狭くなったりヤブっぽくなったりする)
ナメ〜にニンマリ
ブンゲン(山の名前)周辺はこう言う感じと予想していました。
2014年06月08日 10:37撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 10:37
ナメ〜にニンマリ
ブンゲン(山の名前)周辺はこう言う感じと予想していました。
基本的に直登可能で大きく巻くことはなかった。
2014年06月08日 10:40撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 10:40
基本的に直登可能で大きく巻くことはなかった。
前回の越し又川(本流?)よりも序盤から滝が多い。
2014年06月08日 10:40撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 10:40
前回の越し又川(本流?)よりも序盤から滝が多い。
ちょっとヤブっぽくなったあとに
620の二俣
今回はまず右又へ
2014年06月08日 11:04撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 11:04
ちょっとヤブっぽくなったあとに
620の二俣
今回はまず右又へ
鬱陶しい蜘蛛の巣と毛虫の藪を越えると今回のメインディッシュとなる連瀑帯へと突入します。
2014年06月08日 11:17撮影 by  F10C, DoCoMo
6/8 11:17
鬱陶しい蜘蛛の巣と毛虫の藪を越えると今回のメインディッシュとなる連瀑帯へと突入します。
出だしから見える範囲はずっと滝。


2014年06月08日 11:23撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 11:23
出だしから見える範囲はずっと滝。


4〜10Mくらいの滝が続きます。
近くに来ると大体弱点があって困難ではない。
2014年06月08日 11:26撮影 by  F10C, DoCoMo
6/8 11:26
4〜10Mくらいの滝が続きます。
近くに来ると大体弱点があって困難ではない。
フリクションはまあ良好。
2014年06月08日 11:32撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 11:32
フリクションはまあ良好。
ハイライトの上下段15M
昼食しながらこの雰囲気を堪能します。
2014年06月08日 11:53撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 11:53
ハイライトの上下段15M
昼食しながらこの雰囲気を堪能します。
最上段は単独ではきついので脇の木をつかんで落ち口へ
2014年06月08日 12:09撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 12:09
最上段は単独ではきついので脇の木をつかんで落ち口へ
大滝で一区切りかと思ったが…
2014年06月08日 12:10撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 12:10
大滝で一区切りかと思ったが…
迫力は落ちましたがまだ続きました。
2014年06月08日 12:34撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 12:34
迫力は落ちましたがまだ続きました。
ボルダーっぽく越えたり
2014年06月08日 12:41撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 12:41
ボルダーっぽく越えたり
直登したり。
2014年06月08日 12:53撮影 by  F10C, DoCoMo
6/8 12:53
直登したり。
分岐となりますがハッキリしているのでわかりやすい部類です。
2014年06月08日 13:04撮影 by  F10C, DoCoMo
6/8 13:04
分岐となりますがハッキリしているのでわかりやすい部類です。
900Mを越えるころから山自体が一枚岩みたいな感じになった
2014年06月08日 13:21撮影 by  F10C, DoCoMo
6/8 13:21
900Mを越えるころから山自体が一枚岩みたいな感じになった
一枚岩といえばナメ〜ですよね。
水量が細くなったのが残念
2014年06月08日 13:26撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 13:26
一枚岩といえばナメ〜ですよね。
水量が細くなったのが残念
1000M前後から地図はあいまいな感じに見えるけど、実際はかなりはっきりした沢筋
2014年06月08日 13:45撮影 by  F10C, DoCoMo
6/8 13:45
1000M前後から地図はあいまいな感じに見えるけど、実際はかなりはっきりした沢筋
1140Mの稜線上ピーク付近。
ちなみに前後は猛ヤブ
そして過激派もとい自然派ないでたち(笑)
2014年06月08日 14:13撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 14:13
1140Mの稜線上ピーク付近。
ちなみに前後は猛ヤブ
そして過激派もとい自然派ないでたち(笑)
下山も沢としますが、隣が連瀑だったので…
2014年06月08日 14:36撮影 by  F10C, DoCoMo
6/8 14:36
下山も沢としますが、隣が連瀑だったので…
やはり滝が多いです
支点の木があまり無いのでかなり大巻きを強いられる。巻くために登るがこれも意外と悪かったりした。
やはり滝が多いです
支点の木があまり無いのでかなり大巻きを強いられる。巻くために登るがこれも意外と悪かったりした。
滝には違いないが、巨大CSみたいなのが多かった。
懸垂1回。懸垂のが簡単かつ安全だから懸垂したかったがナメとか草付とかばかりで支点が全然ない 時間がかかった。
2014年06月08日 15:25撮影 by  F10C, DoCoMo
6/8 15:25
滝には違いないが、巨大CSみたいなのが多かった。
懸垂1回。懸垂のが簡単かつ安全だから懸垂したかったがナメとか草付とかばかりで支点が全然ない 時間がかかった。
630M二俣に戻ってきた直後に転倒して左手中指が曲がってはいけない方向へ曲がったのを見てしまった…(亜脱臼か)もう沢どころではないので作業道へ逃げる
2014年06月08日 17:13撮影 by  F10C, DoCoMo
6/8 17:13
630M二俣に戻ってきた直後に転倒して左手中指が曲がってはいけない方向へ曲がったのを見てしまった…(亜脱臼か)もう沢どころではないので作業道へ逃げる
沢で指を冷やす。腫れ上がって無いので大事(骨折)ではないようだ 不幸中の幸い
(翌日は腫れているみたいで指があまり曲がらなかった)
2014年06月08日 17:41撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 17:41
沢で指を冷やす。腫れ上がって無いので大事(骨折)ではないようだ 不幸中の幸い
(翌日は腫れているみたいで指があまり曲がらなかった)
単独の怖さはちょっとした怪我でも命取りになる可能性があること。
今回は疲れから来る不注意であった。もっと体力が必要と感じた。
2014年06月08日 17:49撮影 by  F10C, DoCoMo
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6/8 17:49
単独の怖さはちょっとした怪我でも命取りになる可能性があること。
今回は疲れから来る不注意であった。もっと体力が必要と感じた。

感想

(デジカメ忘れたので携帯で写真を撮ったが、せっかくの連瀑帯が…)

以前、奥伊吹の矢谷(良渓)を遡行して地域に興味を持ち、近くの越し又川&久保川を遡行した
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-354276.html (矢谷)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-449605.html (越シ又川&久保川)

このときのルートはまあまあの渓相で悪くなかったが、中間地点のヤブっぽい所と矢谷のように大滝が無かったため今ひとつインパクトが足りなかった。
しかしながら岩盤ナメっぽい地質は似通っていたのでやはりこの周辺は何かありそう ということで、越し又川第二回遡行を行うことにした
(以上前置き。)

前回は五色の滝から入渓したが今回は下部の遊歩道を進み堰堤の上から遡行を開始。
本流は険悪なところはなく初心者を連れてでも楽しく遡行できる感じ。膝下まで浸かってバシャバシャ進むのが気持よい。釣り師が居たらこうはいかない。

遊歩道の丸太橋が本流にかかり、その先に今回の目的の支流が流れ込んできた。迷わず支流に向かう。

早速滝のお出まし。2mくらいで高さは大したことないが意外と越えづらく10分ほど格闘し何とか通過。遅い出発と言うこともあって最初に時間がかかったので若干いやな予感もしたが、日が長いのでまあ問題なかろう。

その後も小滝を越えて行くが若干ヤブっぽくなってくる。前回の越し又もヤブっぽくて蜘蛛の巣が酷かったが今回は蜘蛛の巣+毛虫の大群で前回よりもタチが悪い…

630mの二俣、今回は右又を遡行し左又を下降とする。
(なお、結論から言うと両方とも連瀑帯がある。遡行に関しては右又の方が連瀑が長く上部のナメとツメ直前まで沢線があるからオススメ)

ヤブっぽくて今回もハズしたかと思っていたのも束の間、奥に多段の滝が見えて6〜10m程の連瀑帯に突入した。
遠巻きに見ると手が付けられそうにないと思ったが近づいてみると結構弱点があって、直登あるいは小さく巻いて落ち口に出られた。

途中の上下段15m滝で一区切りかと思ったらまだ続く、ヤブっぽくなって終わりかと思ったらヤブが消えて小滝、小滝が終わったらナメ、が終わったら細かい分岐の小廊下でいつの間にかツメになっていた。

ツメは稜線間際まで沢筋があったがそれが消えた途端に猛薮となる。コンパスを頼りに一応稜線上のピークを目指したが上部はのっぺりとしていてピークに行けたか怪しい。

下山は予定通りの沢に向かう。登ってきた沢と同様にナメっぽいので降りにくい。
何とかクライムダウンを続けてきたが滝が出てきて降りられない、近くに支点の木も無かったので登り返して大きく巻き降りするハメに。
そして連瀑帯に突入。懸垂は1回であったがこれは近くに支点があまりなかったので仕方なく巻き降りた結果一回だったと言うだけ。
気を遣う巻き降りするより懸垂したかったのが本音である。

かなり苦労して連瀑帯を抜けたらその後はヒドイヤブ+蜘蛛の巣+毛虫区間に突入…。
これが二俣分岐まで続くからキツイ

何とか二俣にたどり着いたものの直後に滑って不意に手をついたときに左手中指が曲がってはいけない方向に曲がった(亜脱臼と思う)
即座に冷やしてしばらくは問題無かったがやはり関節を痛めたようだ。こうなるともう沢を下っていられない タイミング良く作業道が目に付いた、地形図上の波線が延長した部分のようだ。

沢を下るより圧倒的に快適な作業道を経て遊歩道に合流。沢で患部を冷やして足早に下山。

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