奥伊吹 姉川支流越シ又川(2)
- GPS
- 09:01
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 894m
- 下り
- 908m
コースタイム
9:00駐車地-14:10稜線-17:45駐車地
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
越し又川本流(堰堤の上)は普通の沢で問題無い。 遊歩道の木橋を越えるとすぐ支流が流れてくる これを遡行。 連瀑帯は近くの矢谷並みにあるのでオススメと言いたいが、中流部のヤブっぽい所がかなりテンション下がります。 泳ぎ、ヘツリ、フルシャワーはしなくてもokなのでヤブがおとなしくなる時期でもいいかな |
写真
感想
(デジカメ忘れたので携帯で写真を撮ったが、せっかくの連瀑帯が…)
以前、奥伊吹の矢谷(良渓)を遡行して地域に興味を持ち、近くの越し又川&久保川を遡行した
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-354276.html (矢谷)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-449605.html (越シ又川&久保川)
このときのルートはまあまあの渓相で悪くなかったが、中間地点のヤブっぽい所と矢谷のように大滝が無かったため今ひとつインパクトが足りなかった。
しかしながら岩盤ナメっぽい地質は似通っていたのでやはりこの周辺は何かありそう ということで、越し又川第二回遡行を行うことにした
(以上前置き。)
前回は五色の滝から入渓したが今回は下部の遊歩道を進み堰堤の上から遡行を開始。
本流は険悪なところはなく初心者を連れてでも楽しく遡行できる感じ。膝下まで浸かってバシャバシャ進むのが気持よい。釣り師が居たらこうはいかない。
遊歩道の丸太橋が本流にかかり、その先に今回の目的の支流が流れ込んできた。迷わず支流に向かう。
早速滝のお出まし。2mくらいで高さは大したことないが意外と越えづらく10分ほど格闘し何とか通過。遅い出発と言うこともあって最初に時間がかかったので若干いやな予感もしたが、日が長いのでまあ問題なかろう。
その後も小滝を越えて行くが若干ヤブっぽくなってくる。前回の越し又もヤブっぽくて蜘蛛の巣が酷かったが今回は蜘蛛の巣+毛虫の大群で前回よりもタチが悪い…
630mの二俣、今回は右又を遡行し左又を下降とする。
(なお、結論から言うと両方とも連瀑帯がある。遡行に関しては右又の方が連瀑が長く上部のナメとツメ直前まで沢線があるからオススメ)
ヤブっぽくて今回もハズしたかと思っていたのも束の間、奥に多段の滝が見えて6〜10m程の連瀑帯に突入した。
遠巻きに見ると手が付けられそうにないと思ったが近づいてみると結構弱点があって、直登あるいは小さく巻いて落ち口に出られた。
途中の上下段15m滝で一区切りかと思ったらまだ続く、ヤブっぽくなって終わりかと思ったらヤブが消えて小滝、小滝が終わったらナメ、が終わったら細かい分岐の小廊下でいつの間にかツメになっていた。
ツメは稜線間際まで沢筋があったがそれが消えた途端に猛薮となる。コンパスを頼りに一応稜線上のピークを目指したが上部はのっぺりとしていてピークに行けたか怪しい。
下山は予定通りの沢に向かう。登ってきた沢と同様にナメっぽいので降りにくい。
何とかクライムダウンを続けてきたが滝が出てきて降りられない、近くに支点の木も無かったので登り返して大きく巻き降りするハメに。
そして連瀑帯に突入。懸垂は1回であったがこれは近くに支点があまりなかったので仕方なく巻き降りた結果一回だったと言うだけ。
気を遣う巻き降りするより懸垂したかったのが本音である。
かなり苦労して連瀑帯を抜けたらその後はヒドイヤブ+蜘蛛の巣+毛虫区間に突入…。
これが二俣分岐まで続くからキツイ
何とか二俣にたどり着いたものの直後に滑って不意に手をついたときに左手中指が曲がってはいけない方向に曲がった(亜脱臼と思う)
即座に冷やしてしばらくは問題無かったがやはり関節を痛めたようだ。こうなるともう沢を下っていられない タイミング良く作業道が目に付いた、地形図上の波線が延長した部分のようだ。
沢を下るより圧倒的に快適な作業道を経て遊歩道に合流。沢で患部を冷やして足早に下山。
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