塩見岳(鳥倉登山口ピストン)
- GPS
- 13:08
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,268m
- 下り
- 2,262m
コースタイム
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 13:03
天候 | 全般的に曇り。 上部はガス。瞬間的に晴れ間が出る程度。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・中央道・松川ICより、鳥倉林道駐車場まで36km・約1時間30分。 ・駐車場まで舗装道ですが、狭いためすれ違い注意。 ⚫︎鳥倉林道駐車場 ・ゲート前のスペースは30台程度。 ・平日でしたが、空き状況は出発時50%、下山時90%。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
⚫︎コース状況 ・全体的によく踏まれていて歩きやすい。 ・登山口〜三伏峠の間で所々出てくる細い丸太の桟道は、濡れていると滑りやすい。 ・ほぼ樹林帯のコースで、陽の当たらない場所などぬかるみも多数。 ⚫︎危険箇所 ・山頂直下が出てくるが、ホールドも豊富で、要所要所で鎖も設置されており、一般的な岩稜帯歩きが出来る人なら、ほぼ困ることはないレベル。 ・渋滞時は、自他共に落石に注意したい。 |
その他周辺情報 | ⚫︎コンビニ 中央道・松川IC〜伊那大島駅の間に2件ほど。 ⚫︎道の駅 道の駅 歌舞伎の里大鹿 https://kabukinosato.com/ 夜間はトイレのみ開放。 自販機は販売中止でした。 ⚫︎水場 ・ほとけの清水 ⚫︎トイレ ・鳥倉林道駐車場 ・鳥倉登山口(仮設WC) ・三伏峠小屋(100円) ・塩見小屋(携帯トイレ利用200円) ⚫︎温泉 信州まつかわ温泉 清流苑 @500円 http://www.seiryuen.jp/ 中央道・松川ICより車で5分。 日帰り入浴・宿泊も可。 温泉も広く、綺麗でオススメです。 |
写真
感想
スポットで一日だけ時間が空いたので、帰省途中に日帰りできる場所を探していたところ、未踏の塩見岳が目に止まった。
距離と累積標高は、先月の幌尻岳に近く、登り返しもあるが、自転車利用・ULスタイルの方を除いても、日帰りかつハイペースのレコが多かった。
特に危険箇所もなく、標準CTよりもかなり縮まると思われたので、念のためスタート時間を早めて、日帰りでトライすることにした。
駐車場前のゲート脇から、鳥倉登山口までは舗装路の林道歩き。
登山口まで2kmくらいありそうで、自転車をデポされてる方もいる。
鳥倉登山口からようやく登りがスタート。
コースの大半は、樹林帯の中をいく。
三伏峠までは、一定斜度の登りで、進捗状況を示す看板があり、黙々と高度を上げていく。
所々で細い丸太の桟道が出てくる。
見た目、『これ、大丈夫なんか?』という印象だったが、意外としっかりしている。
湿っていたが、雨降るとかなり滑りそうだ。
道幅が狭く、片側が切れ落ちている箇所もあり、慎重に通過する。
ほとけの清水はしっかり出ていた。
水場と小屋の平日営業状況が不明だったため、水は3Lほど担いできたが、途中に給水ポイントがあるのは大きい。
三伏峠小屋も、営業していた。
バッジ購入するついでに、情報収集しておく。
小屋の脇には、屋根付きの仮設休憩スペースを作ってくれていた。
ご自由にお使いくださいとのこと。
雨風も凌げるのでありがたい。
駐車場でご挨拶した方が登って来られたので、少しお話をする。
南アルプスは初めてとのこと。
三伏峠から塩見小屋までは、登り返しが2回ほどあるが、フラットな区間もあるので、斜度も比較的緩やかに感じた。
陽が当たらない場所で、所々泥濘んでいる。
三伏山で展望が開けるらしいが、ガスで何も見えなかった。
塩見小屋からは、這松帯とザレの登り。
山頂直下は岩場となるが、ホールド豊富で登りやすい。
ただ、浮き石も多いので、渋滞時は落石に注意したい。
時折晴れ間が覗くが、一瞬でガスに戻る。
写真でその瞬間を切り取りつつ、好天に期待しながら、小一時間ほど掛けて山頂に到着。
スタートから7時間くらい。
普段より休憩長めだったが、まずまず予定通りのペース。
山頂は、西峰・東峰ともに、それほど広くはない。
少しずつガスは薄まりつつある気配はあるものの、相変わらず展望は望めない。
山頂で1時間ほど粘ってみたが、さほど状況変わらずだったので、11時頃に下山を開始。
ガス待ちの間、お話を聞かせてくれた方も、そろそろ諦めるとのこと。
これから上がってくる方々もたくさんいた。
一日ズラすことができれば展望拝めたかも!なんて思ったりもするが、こればっかりはタイミングなので仕方ないと言い聞かせる。
見返したら、写真もほぼiPhoneやんか…
一眼は歩荷トレーニングと思うしかない(笑)
山友達にも久しぶりに会った。
コロナ等でご一緒する機会もめっぽう少なくなったが、山を続けられていることが分かって嬉しくなる。
ほぼ展望のない樹林帯で、いい気分転換になってありがたかった。
三伏峠小屋に戻り、再び小休止。
山頂でガス待ちしていた方と、明日登頂されるテン泊の方と、しばし情報交換する。
南アルプスのこと、直近の各山小屋の営業状況のこと、あの山が良かった、などなど、話は尽きない。
こうした山での一期一会も、コロナでしばらく遠ざかってたことを思い出す。
まだまだ気は抜けないが、山での日常が徐々に戻りつつあることが、何より嬉しかった。
往路でお話を聞いた小屋の方が見送ってくれた。
晴れの日にまた来ますと伝えて、帰路についた。
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