記録ID: 442201
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積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬岳主稜
2014年05月04日(日) 〜
2014年05月05日(月)
れむ
その他9人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 25:50
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,800m
- 下り
- 1,792m
コースタイム
一日目:14:30猿倉-16:30白馬尻
二日目:3:19白馬尻-5:23八峰(稜線)-8:31二峰9:22-10:00一峰11:45-12:20白馬山荘13:00-14:30白馬尻15:10-16:10猿倉
二日目:3:19白馬尻-5:23八峰(稜線)-8:31二峰9:22-10:00一峰11:45-12:20白馬山荘13:00-14:30白馬尻15:10-16:10猿倉
天候 | 5月4日 曇り 5月5日 早朝は曇り、のち雪、標高が上がるにつれ吹雪、、 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉荘に登山ポストがあります。 馬尻のテン場は雪渓の右岸上です。主稜へは、雪渓を渡った対岸を直登します。主稜は八峰あるらしいですがどこが何峰かは明確ではありません。 今回、二日目は結構な荒天で、気温も下がり降雪もありました。降雪量は朝から昼までの間で10cm程度でした。雪質はいったんグサグサになった残雪が凍ったカチカチの氷の上にさらさらの新雪が積もるという、登攀するうえではなかなかハードなコンディションでした。 この時期は多くの登山者がありますのでトレースは比較的はっきりしています。ただ今回は新雪が積もりましたので、途中からトレースは判別しにくくなってしまいました。 今回は二回ロープを出しました。一回目は二峰下で出しています。通常は出さないポイントのうようですが、コンディションが非常に悪く、恐怖を感じましたので出しています。 二回目は核心部の主峰への急登です。斜度60〜70度くらいの雪壁で数百メートルの高度感がありますのでここは通常でもロープが必要です。ロープは通常50mでちょっと足りないくらいのようです。 直下の岩にビレイ用のハーケンが打たれているようですが、今回は雪に埋もれていたようで見つからず岩から10mくらい下った平地でビレイしました。今回は50mと30mのロープを連結して使用し、途中に2箇所、中間支点(岩にひとつ、スノーバーでひとつ)を取りました。 途中でピッチを切るようなポイントはありませんでした、トップは60m近くを一気に登る必要があります。今回はダブルアックスでないと登れなかったようです。今回は私はトップで登る度胸がありませんでした。トップで登っていただいた方に本当に感謝です。 白馬主稜は天候が良いGWなどはかなりの人出のようで、最後の直登は2時間待ちも当たり前 のようです。今回は悪天候のため、他には1パーティーだけで待ちなどはありませんでした。逆に天候がよければかなり楽しく景色も良いところのようですが、今回はかなり厳しいところでした。 |
写真
感想
GWを利用して白馬主稜に行ってきました。悪天候でかなり過酷でしたが、その分順番待ちもなく空いてて良かったのかと思います。
アイゼンの前爪とピッケルだけでバランスを保持するような登攀は初めてだったので、正直ちょっとおっかなかったです。あと、前爪をフル活用している時のふくらはぎの筋肉疲労が半端なかったのも初体験でした。
このGWは山岳遭難のニュースもけっこう多かったですが、何よりも無事に帰ってこれたので良かったと思います。
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