南奥駈道 後編(ピストン登山:行仙岳〜本宮大社)
- GPS
- 39:37
- 距離
- 82.3km
- 登り
- 6,974m
- 下り
- 6,940m
コースタイム
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:50
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:39
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 9:00
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:40
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:32
天候 | 5/2(月)〜5/6(金):晴れ(朝は少し雲多いことあり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5/3(火):21世紀の森 南奥駈登山口 5/4(水):同上 5/5(木):本宮辻(玉置辻)登山口 5/6(金):備崎登山口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白谷トンネル登山口に登山ポストあるが用紙無いので記入出来ず。 感想の中でコース状況・水場等の説明。道迷いする部分はないがアップダウン多い。地蔵岳や宝冠の森の鎖場に注意。 |
その他周辺情報 | 5/3-5/5:十津川温泉「庵ノ湯」利用 定員男女各5名(少し待つことあり) 5/6:熊野本宮温泉郷「わたらせ温泉」 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
南奥駈道 前編(縦走)は↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4247168.html
からの続きで後半戦(ピストン登山で南奥駈道を登山)に入る。
5/2(月)
21世紀の森から白谷トンネル登山口まで車で移動。昨日下山に使った白谷トンネル登山口から登り直し。行仙岳で昨日見れなかった展望を満喫。修験者(白装束、法螺貝、金剛杖)の方が登って来て山頂で法螺貝吹いていた。日帰りザックなので笠捨山までサクッと登る。ここから勿体無いぐらい下降(帰りの登りが辛そう)。槍ヶ岳をおまけで登り、地蔵岳の登りに鎖場あるがまあこんなものかと思っていたら下りはとんでもない垂直の鎖場3m位か?(大きなザックだと厳しいだろう)。本日の予定の目的地(四阿宿)まではひと登りであった。記録写真を撮り来た道を戻る。ストックしまい鎖場を登るが慣れたせいかそんなに厳しくは感じなかった。地蔵岳のところで再び修験者と会うが、長い杖を手に持って登っており大変そう。ストックのように折りたためないし、ストラップもないし。。。笠捨山までの戻りの登りを心配していたが快調に登り切ることが出来た。行仙宿の行者堂で拝観しトンネル登山口に下山。
21世紀の森に戻ると昼間に会った修験者の方がテント張っていた。夕食時に修行の話など色々な話を聞かせてもらった。明日玉置山からバスで下山とのことで、時間あれば行場の宝冠の森に行って見たいと話されていた。この話を聞いて折角だから宝冠の森も登っておこうと思った。
本日の歩行距離:12.7Km
5/3(火)
今日は昨日登った四阿宿までのピストン。古屋の辻に上がりあとは尾根通しを歩くだけ、あっという間に四阿宿に着く。帰りに鉄塔のところで休憩、昨日登った笠捨山等の展望がバッチリ。21世紀の森に戻り、玉置山の偵察に出かけるが大渋滞に嵌まりそうになったので玉置山駐車場の手前で引き返す。今日は数多くの登山者を見かけるざっと20-30パティーが玉置山に向かって歩いていた感じ。
R425経由で十津川に下山し温泉に入る。ついでに5/6にタクシーで玉置神社まで利用可能か聞くが対応不可とのこと。玉置神社に車おいて本宮まで南奥駈道を歩いてタクシーで戻る案はこれでなくなった(こんなにも観光地とは思わなかった)。21世紀の森に戻り今後の予定、備崎からのピストン山行の計画立て直しを行う。
16時過ぎにテント泊の方が来た。本宮からここまで一日で歩いて来た健脚な方。喜多方の方で高速使わず下道で車を運転して吉野に車を泊めて本宮から順峯で3泊4日で戻るとのこと。凄いの一言、足元にも及ばない。夕食時に色々な山の話をして楽しいひとときを過ごした。
本日の歩行距離:10.1Km
5/4(水)
今日は21世紀の森から玉置山とその先の本宮辻(玉置辻)登山口まで歩き引き返す予定。帰りに行場の宝冠の森を登るロングコース。このコースはアップダウン少なく快調に歩き玉置山に到着。朝早くから玉置神社に観光客が大勢いたのはビックリ。本宮辻登山口までトレースを残し宝冠の森へと向かうが以外に遠かった。急な下りがあったり鎖場あったり行場と言った感じの場所。展望が開けた場所から熊野川や大森山方面の景色を見ることが出来た。奥駈道の展望台で大休止して21世紀の森に戻る。
今夜の宿となる本宮辻登山口に車を移動、今日は昨日のような大渋滞は発生しておらず良かった。先客テント1組があることを確認して汗を流しに下界に降りた。夕食を調達し本宮辻へと戻る。先に泊まっている方(神奈川在住)と山談義。この方、大杉谷を登ってから和佐又山から入山して本宮まで縦走、その後那智大社まで歩くとのこと。なんで大峰周辺には健脚・強者ばかり集まるのでしょうかね。
日没間近にもう1パーティ到着し本宮辻は計3張りとなった。
本日の歩行距離:20.1Km
5/5(木)
本宮辻から行けるところまでと思い歩く、大森山まではあっという間、アップダウン多く大変。金剛多和で折り返す(あと少しで大黒岳であったが無理しない)。大森山まで戻り余裕出来たので大平多山までピストン、展望のないつまらない山頂。そして水呑宿もピストンするが、思っていた以上に遠くかなり下り道もあまり良くない。本宮辻に戻り車で下山、備崎からの登山口をチェックして小船キャンプ場に移動して一日を終える。
本日の歩行距離:16.9Km
5/6(金)
本日で南奥駈トレイルが繫がる。備崎登山口からスタート、七越峰まで一登り大黒岳を越え金剛多和に到着。あまり感動なかったが記念撮影して帰路へ。水場に寄るがじゃじゃ流れていた、水場への道もしっかりしており乾期でなければ良い水場だと思った。七越峰手前の展望台で大休憩、大斎原が良く見える。備崎登山口で川辺まで下りこのまま川渡るか思案したがちょっと深そうなのでパスして橋経由でゴールの熊野本宮大社へと向かいお参りして今回の南奥駈登山を終了した。
本日の歩行距離:22.3Km
全体感想:
南奥駈(前鬼〜熊野本宮大社)
前編:31.0Km 累積標高差+2529m/-2875m
後編:82.1Km 累積標高差+6974m/-6940m
まあ、歩いた!歩いた!! 距離的/累積標高差ともに大峯奥駈道全山と同じ位だったみたい。吉野〜深仙の宿までは同じように日帰りピストンで数年前に終えていたので今回で一応全山歩いた事になる。日帰りピストン形式だったので縦走形式のような感動(栂海新道:白馬岳〜親不知)は得られなかったが、毎日アップダウンを歩き続けるという修行的な要素でそれなりに面白かった。多くの登山者と様々な話が出来て楽しい山行であった。
約1週間で体重1.5Kgダウン、体脂肪1.5ポイントダウンと修行?による大きなダイエット効果あり。
おまけ 5/7(土)に今回の〆として一族山と子ノ泊山に登り東京へ戻った。
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