冬の雲取山、スノーハイクは楽しい!! (深山橋・鴨沢⇔雲取山ピストン)
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 1,599m
- 下り
- 1,611m
コースタイム
鴨沢BS 8:25 (通常はここから登山開始)
小袖乗越 9:00
水場 10:00 (堂所手前、アイゼン装着)
堂所 10:15
七ツ石小屋分岐 10:30
ブナ坂 11:00
奥多摩小屋 11:30
小雲取山 11:45
雲取山山頂 12:00 着 (休憩・昼食)
雲取山山頂 12:30 発
小雲取山 12:45
奥多摩小屋 13:00
ブナ坂 13:15
七ツ石小屋分岐 13:30
堂所 14:00
水場 14:15 (アイゼン脱着)
小袖乗越 15:15
鴨沢BS 15:30 (通常はここが終点)
深山橋BS 15:50 着
天候 | 快晴・微風 この冬一番の寒気団が南下したため気温は低いものの、風がなく一日中快晴でした。 この時期には珍しい、この上ない冬山山行日和となりました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東京駅 5:05 発 (電車) 立川駅 6:04 奥多摩駅 7:14 着 奥多摩駅 7:25 発 (バス) 深山橋 8:03 着 (帰り) 深山橋 16:04 発 (バス) 奥多摩駅 16:36 着 奥多摩駅 16:58 発 (ホリデー快速) 東京駅 18:36 着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く踏み馴らされた道であり、道に迷うことはほぼないでしょう。 冬季の雲取山は積雪あり、アイゼンは必須です。 雪上ハイクは、雪質・踏み馴らされ度合い・凍結状況によっては、思ったより時間がかかるので、スケジュールに余裕を見ておいた方がよさそうです。 1/11現在、堂所に至る水場の手前あたりから凍結個所が増え、水場近くの広場(標高1,150m)でアイゼンを装着していました。 ※ 他の多くの方も、水場近くの広場でアイゼンを装着しているようです。 堂所くらいから雪が目立つようになり、ブナ坂・七ツ石小屋分岐あたりから雪上の道になります。 積雪は、ブナ坂付近で30〜40cm程度、頂上付近は60〜80cm程度。 ユニクロづくしで臨みました。 ヒートテック(靴下・タイツ・シャツ・フリース・マフラー、ネックウォーマー)+ユニクロ手袋 990円 +スラックス 1,290円。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1 パナソニック
予備電池 1 携帯充電用
1/25,000地形図 1 国土地理院
ガイド地図 1 山と渓谷地図
コンパス 1 携帯内蔵
笛 1 クマよけ
筆記具 1 ボールペン
保険証 1
飲料 2.5L ペット水1.5L、生姜茶1.0L(自家製)
ティッシュ 1袋 ウエットティッシュ
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
雨具 1
防寒着 1
ストック 1 LEKI
非常食 1 パン
昼食 1 パン
着替え 1 下着・上着
クマよけ鈴 1
アイゼン 1 6本爪
手袋 1 ユニクロ 990円
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感想
初めて冬の雲取山へ行きました!!
今年初めての山行は雲取山です。
前日まで、御前山方面、丹沢方面、それとも雲取山か、行先を決めかねていました。
就寝の際に、どうせ行くなら、なかなか行けそうで行けない、冬季に行ったことのない雲取山に行こうと決めました。
そうはいっても、自宅から雲取山へ日帰りするには、東京駅5:05発の中央線に乗らなければいけません。
早く就寝しなければいけないのですが、明日の準備などしているうちに時計は0:00を過ぎ、寝不足での出発です。
電車を乗り継ぎ奥多摩駅からはバス。
鴨沢BSのバスは生憎1時間待ち超になるので、小菅行きバスに乗って、深山橋BSで降り、雲取山を目指します。
深山橋BSで下車して、雲取山登山道入口を目指します。
20分ほど歩いて、鴨沢BSの雲取山登山道入り口に到着です。
今日は快晴・微風、気温は低いようですが、風がないため歩いている体感温度は暖かい。
雲取山は寒いだろうとかなりの厚着で臨みましたが、小袖乗越に着く前に、早速上着を薄手防水なものへ、ズボンは2枚重ねから1枚に変更します。
雲取山への登山道は、小袖乗越の車道から登山道へ入ったあたりから凍結個所が増えてきます。
降雪から日が経過しているからでしょう、カチカチに凍っています。
ところどころ滑る足元に気をつけながら、水場近くまでアイゼンなしで歩きました。
水場の近くの標高1,150m付近に丁度良い広場があり、アイゼンを装着。
どうやらこの広場は、多くの方がアイゼンの付け外しに利用しているようです。
アイゼンを装着した水場あたりから、登山道は氷でカチカチ・つるつるになっているところが増えていきます。
堂所あたりからは継続的な氷道になってきます。
アイゼンは、強い衝撃でがりがりと氷を削りならが、氷の登山道を登っていきます。
堂所あたりから富士山がみえるようになってきます。
快晴の澄んだ空気の下、真っ白な富士山がよくみえます。
堂所あたりから雪も目立つようになってきます。
やがて、七ツ石小屋への分岐をブナ坂方面へと分けると、雪も深くなってきます。
片倉谷の沢にかかる小橋を渡るあたりから氷道から雪道に変わり、雪上ハイクが楽しくなってきます。
ブナ坂の静かな森に続く緩い登りを楽しみつつ、ブナ坂・石尾根に到達すると、突然視界が開けます。
雲取山へと続く石尾根縦走路はとても視界が広く、青い空と白銀のコントラストがとても気持ちが良い。
今日の空はとりわけ青が深く、空を近くに感じます。
がぜん気持ちが乗ってきます。
左に富士山を拝みつつ、雪上で踊る踊り木を越え、雪原になったヘリポート発着場を越えるあたりから、石尾根の先に
雲取山が見えてきます。
石尾根縦走路は雲取山へ近づくほど積雪が深くなってきます。
雪に足をとられるようになり、美しい景色とは裏腹に足取りが重く、遅くなってきます。
少し急な登りでも、いつもは大したことがなくても、進みが遅い。
奥多摩小屋を過ぎ、小雲取山あたりにくると、かなり足取りも重い。
前日の寝不足による疲れもあるのでしょうか、今回の雪上ハイクはいつもより辛く感じます。
10月に来た時はたいしたことなかった小雲取山の登りも今日はかなりきついです。
小雲取山を越えると、雪で覆われた雲取山山頂がどーんとみえてきます。
雲取山山頂の最後の坂道は、冬季になると直登なようです。
一直線に最後の登り坂を登っていきます。
これまでの疲れにより足取りは重いですが、ここまでくるとそんなことはどうでもよくなってきます。
もうひと踏ん張りして、雲取山山頂に到着です。
疲労感はありますが、頂上は素晴らしい雪景色の大パノラマ。
快晴・微風の頂上は、富士山・三頭山・石尾根の絶景が広がっています。
頂上周辺の木々は正午になっても氷を纏っています。
頂上付近の雪は深く、トレイルを踏み外すと、ズボッと嵌ってしまいます。
頂上で軽く昼食を済ませ、少し休憩してから下山です。
はじめのうちは、登りの疲れから、下りもペースが上がりませんでした。
石尾根の踊り木付近から、徐々に足の重さも解消してきて、ようやくそれらしいペースに戻ります。
ブナ坂、堂所、水場近くの広場へと進み、アイゼンを外します。
残りの凍結個所に注意しながら、鴨沢へと下っていきます。
鴨沢BSに着いた時間は、15:30頃。
鴨沢では、次のバスまで、1時間以上待たねばならないので、小菅村方面行バスとの分岐点である深山橋へと進みます。
深山橋BSへと進み、小菅村方面からのバスに乗って、奥多摩駅へと戻りました。
初めての雲取山雪上ハイク、とても達成感のある山行になりました。
流石に疲れましたが、雪上の石尾根縦走路と雲取山からの眺めは爽快、実に見事なものです。
また、冬の積雪期間であっても、雲取山は人気があるようです。
とても多くの方が登っています。
また、午後になると奥多摩小屋付近の雪原上に、テントが幾つか張られているのもみかけます。
今回の山行は、天候に恵まれたこともありますが、素晴らしい景色の下、雪上ハイクを楽しむことができました。
次回、機会があれば、再び冬の雲取山にいきたいと思っています。
なお、鴨沢BSは、バスの本数が少ないので、バスまでの時間が空いてしまう場合、鴨沢BSから20分ほど歩きますが、深山橋BSを利用するのもおすすめです。
服装はユニクロづくし。ヒートテック(靴下・タイツ・シャツ・フリース・マフラー、ネックウォーマー)を揃え、手袋、スラックスもユニクロ。
今回、冬山でもかなり使えることがよくわかりました。
ユニクロ侮れません。
lesbourgeonsさん、おはようございます
土曜日はお互い絶景稜線歩きが楽しめましたね〜
石尾根の新雪に四苦八苦したのですが、lesbourgeonsさんはどうも苦も無くサクっと突破して感心します
小雲取山の登りの心境よくわかります、ここが核心部でしたよね
ワタシもユニクロの長袖シャツ、フリースでした
ズボン、Tシャツ、手袋は西友!
ユニクロで長袖透湿速乾シャツも売っていればなぁ・・・
ユニクロのサングラスも持っていたのですが山で落としてしまい
今季は販売取止めとのことで、悔やんでいます
御前山、三頭山も再訪したいのですが、レコを拝見すると
雪にまた苦労しそうなので、踏み固めれるまで待つことにします
では、またどこかの山で
私も、石尾根の新雪はかなりきました。
とくに小雲取山です。
Kozyさんもご指摘されているように私も雪のない季節に来た時は、大して苦もなく石尾根を歩き、小雲取山もさほどでもなく、ただただ「石尾根は楽しい」としか思いませんでした。
雪道は、足腰に来ますし、ペースが上がらず、焦りますね。
しかし、Kozyさんのペースは、そうはいってもかなりのものだと思います。
今回、ネットやブログ等で「雪山でもユニクロはかなりいける」との感想が多かったので、私も、ユニクロ・ヒートテックづくしてトライしてみました。
結果、かなり良好、グッツ予算もグンと節約できるので嬉しいです。
ユニクロサングラスがとても良いという話も聞いたことがあります。
サングラスや確かに透湿速乾シャツなど、ユニクロから出てほしいですね。
御前山・三頭山は、意外と雪深かったです。
今なら、三頭大滝も凍結しているようなので、確かに積雪と天候が許せばなかなか楽しそうです。
では、またどちらかの山で!!
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