眠ったらアカン、凍えてしまうぞ(高尾山→陣馬山)厳寒のナイトハイク
- GPS
- 08:18
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,294m
- 下り
- 1,156m
コースタイム
高尾山 23:05
小仏峠 0:59
景信山 1:33
堂所山 2:37
陣馬山 4:04(休憩25分)
和田峠 4:55(休憩5分)
陣馬高原下 6:15
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
帰りは陣馬高原下7:00発のバスでJR高尾まで。 そこから京王線で高尾山口へ戻り高速で帰宅。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 危険箇所無し。所々雪あり。陣馬山頂は大晦日まで残るでしょうね。 【下山後の飲食店】 JR高尾駅のパン屋さん、名前忘れましたがいつも下山後のコーヒーとスイーツ楽しんでいます。今回は時間ないのでパス。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック 1
非常用ツエルト 1
雨具上下 1 モンベルGTX
ハイドレーション 1 2.0L
サーモス山専ボトル 1
ペット飲料 1 0.5L
ヘッドランプ 1
手持懐中電灯 1
救急キット 1
朝食
夜食
行動食 1
トレッキングポール 1
ベースレイヤー 1 着用
ハードシェル 1
携帯電話 1
カメラ 1
手袋 1 冬用
ダウンジャケット 1
靴下 2 着用
ミッドカットシューズ 1 着用
コンプレッションタイツ、シャツ 1 着用
地図 1
GPS 1
フリース 1
ミッドレイヤー 1 着用
フリース 1
非常食
ハイドレーション 1
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感想
【今日のお題】
冬に向けて新しく購入したモンチュラのパンツ&ミッドレイヤー、Tera Novaの軽量ザックのテスト。余裕があれば、ツエルトの張り具合なども確かめたかったが積雪のため断念。翌日午後から運転する予定あり昼までに帰りたかったので。中途半端なコースになってしまった。
【高尾山口→景信山】
さて出発は高尾山口駅から。さすがにこの寒い時期に22:30から登り始める人など皆無。高尾山の登り、今日は1号路を選択。何度も通った高尾山だが、いつもは稲荷山かびわ滝コースを使うので1号路は今回が初めて。厳密に言うと小学校の時、遠足で使ったはずだが良く覚えていない。だれもいない舗装道路を登り始めた。まさかすれ違う人ないよなと思いきや、いた。2人組が降りてきた。好きな人いるものだね。1号路は舗装されていて歩きにくい。遠回りになるので参拝目的でなければ、他のコース使うのが良いだろう。でもせっかくだし途中参拝しながら家族の健康を祈念して1号路から登った。上の方は夜間は通行禁止の区間があるようだが良く判らずに入ってしまったようだ。
当然、山頂にはだれもいない。下から65分。まあまあのペース。東京方面の夜景が綺麗だ。体が冷えるので長居はできない。写真を撮影して、すぐ小仏方面へ。この辺は何度も通った道なので夜でも全く平気。月明かりがあればヘッ電なしでも大丈夫かな。今日は巻かずに行こうということで、ピークは1つ1つ超えていく。もみじ台、一丁平と順調に通過して城山茶屋で休憩。満天の星空と宝石のような夜景。言うことなしですな、と余裕だったのもここまで。睡眠不足がたたり傾斜のゆるい所で立ち止まると、立ったまま居眠り。よく電車でいるじゃないですか、舟こいでいて隣の人にぶつかりそうになると、ビクッと起きてまた眠りにつくみたいな。あんな感じで、止まった瞬間に目を瞑り、自分の体の揺れに驚いて起きる。起きた瞬間、あれ自分どこにいるのだっけ?と一瞬訳が判らなくなる、そんなことを陣馬山まで何度繰り返したことだろう。
【景信山→陣馬山】
景信山は巻かずにピーク踏んだ。一面の雪景色。前日平地での雨は山では雪だったようだ。次の堂所山までの2つの小ピークは巻いた。今日は巻かずに行くぞと宣言したのになんと軟弱なのだろう。でも睡魔には勝てません。堂所山手前の急登では巻くほうに心が動いたが、標識のあるピークは踏んでおこうということで気を取り直し右の急登へ。堂所山の山頂はアッと言う間。あれこんなに近かった?写真を撮って直ぐさま陣馬へ向う。やはり平坦な場所では居眠りしてしまう。途中の明王峠の茶屋で休憩。夜食のオニギリを食べ、サーモスのボトルから白湯を飲む。寒いのでフリースを着込む。スピード落ちているので体温が維持できていないようだ。陣馬までの道で何度か落ちた(滑落でなく、居眠りで)あげく、やっとこさ陣馬山頂へ。積雪は10cmくらいか。気温は体感で零下7,8度。後で知ったが今年一番の寒さだったようだ。ハイドレーションは凍結して使い物にならない。さてこの先どうしよう。計画書で設定した時刻(和田峠で4:00)をとっくに過ぎているので、ここで下山決定。というより睡魔に教われ歩行継続困難なのでさっさと下りることに。ここで緊張の糸緩みました。この後ピンチに。
【陣馬山→陣馬高原下】
和田峠までは階段の多い急な下り。これは何度も通ったコースなのでなんなくクリア。峠で一度休憩し、再度先へ行く選択肢はないなと自分に言い聞かせ陣馬街道を下ることに。そこで落とし穴が待ってた。舗装道路だから簡単だと思い、ダラダラ下る。途中歩きながら寝てしまった。ふと気がつくと白いガードレールが目の前に。それに躓いてこけたら、川に転落。一瞬これはまずいと思ったが、やはり歩き始めると、途中で目を閉じてしまう。本能なのかガードレールにぶつかる寸前でストップする。こんなことの繰り返し。つらい下山となった。下から車が上がってきた。轢かれないようにライトを振って自分の存在をアピール。まさか高尾→陣馬がこんなにつらい縦走になるとは想像もしてなかった。まだ日の出前の6:15にやっとこさ陣馬高原下のバス停に到着。自販機でホットコーヒー飲みながらバスを待つ。当然乗客は自分一人。
【テスト結果】
バスの中では爆睡でふと気がつくと終点のJR高尾。帰りの高速は居眠り運転が恐いので高速ではこまめに車線変更しながら自宅へ向かう。9時前に自宅に着き、午後の運転まで爆睡だった。
さて肝心のテスト結果。ザックはペラペラで使いづらい。軽量を買ったのだから当然なのでだが、普通の山行よりロングのレース向きかな。良い点は荷物の出し入れが楽なこと。後ろにファスナーがついているザックはあまり見かけません。モンチュラのパンツは期待通り。特にパンツは裾裁きが軽快で(自分の体調が今1でスピードは上がらなかったが)保温性も充分。さすがに高いだけのことはある。ポケットがもう少し大きいと地図が収納できるので便利かも。
ちなみに上は保温性のあるコンプレッションシャツ、ベースレイヤー、冬用ミッドレイヤー、ハードシェルで歩き、気温が下がってきた夜半過ぎにフリースを追加。休憩時にダウン着用で明け方の陣馬山頂も快適できした。手袋は2重でないときついかも。
高尾山は混雑すると入山規制があるそうなので今晩行く方は裏高尾から登ったほうが良いかも知れません。初日の出だけが目的ならわざわざ混雑する高尾山より。静かな景信とか陣馬の方が良いかも。
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