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Yamareco

記録ID: 3774477
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

美ヶ原〜霧ヶ峰 オフシーズンの中央分水嶺トレイル

2021年11月21日(日) 〜 2021年11月23日(火)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
15:39
距離
44.6km
登り
2,785m
下り
1,894m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:57
休憩
0:25
合計
5:22
11:09
17
兎川寺
12:08
12:08
75
13:23
13:24
11
15:19
15:20
16
15:36
15:42
3
15:45
15:48
30
16:18
16:18
6
16:24
16:25
6
16:31
2日目
山行
7:22
休憩
0:36
合計
7:58
6:32
5
6:37
6:38
5
6:43
6:43
6
6:49
6:51
36
7:27
7:27
52
8:19
8:22
6
8:28
8:28
80
9:48
9:48
9
9:57
9:58
25
10:23
10:24
22
10:46
10:49
10
10:59
11:16
2
11:18
11:18
34
12:31
12:33
29
13:02
13:03
7
13:33
13:37
53
14:30
ヒュッテ霧ヶ峰
3日目
山行
2:13
休憩
0:24
合計
2:37
7:56
13
ヒュッテ霧ヶ峰
8:47
8:47
33
9:20
9:20
2
9:22
9:44
4
10:28
10:29
4
天候 晴、雨、晴
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
兎川寺からスタート
聖徳太子が創建!
兎川寺からスタート
聖徳太子が創建!
本日の目的地を目視で確認
王ヶ鼻か
本日の目的地を目視で確認
王ヶ鼻か
いよいよ登山道へ
八丁ダルミコース
いよいよ登山道へ
八丁ダルミコース
ひたすら登る
整然とした森
ひたすら登る
整然とした森
松本市街を見下ろす
くっきり扇状地
松本市街を見下ろす
くっきり扇状地
王ヶ鼻
西に傾く太陽と石像群
2
王ヶ鼻
西に傾く太陽と石像群
王ヶ頭へ向かう
なんだろう、このアジト感
王ヶ頭へ向かう
なんだろう、このアジト感
王ヶ頭-美ヶ原山頂
こちらも石碑が立ち並ぶ
2
王ヶ頭-美ヶ原山頂
こちらも石碑が立ち並ぶ
北アルプス方面
槍も穂高もバッチリ
1
北アルプス方面
槍も穂高もバッチリ
王ヶ頭ホテル
思ってた以上に立派な建物にビックリ
王ヶ頭ホテル
思ってた以上に立派な建物にビックリ
美ヶ原高原
観光牧場のよう
美ヶ原高原
観光牧場のよう
ただただ広い
吹きっさらし
ただただ広い
吹きっさらし
美しの塔
王ヶ頭の塔
1
美しの塔
王ヶ頭の塔
美ヶ原高原ホテル 山本小屋
初日のお宿
美ヶ原高原ホテル 山本小屋
初日のお宿
2日目朝のご来光
幸先良きかと思われたが…
4
2日目朝のご来光
幸先良きかと思われたが…
眼下の松本市街
ティラミスみたいな板状節理岩
1
眼下の松本市街
ティラミスみたいな板状節理岩
茶臼山山頂
すっかりガスった上に冷たい強風
茶臼山山頂
すっかりガスった上に冷たい強風
三峰山山頂
白い闇
1
三峰山山頂
白い闇
こんな笹原がキツかった
冷たい雨と強風の最悪コンボが容赦ない
1
こんな笹原がキツかった
冷たい雨と強風の最悪コンボが容赦ない
霧ヶ峰方面が見える
まだまだ先
霧ヶ峰方面が見える
まだまだ先
和田峠の賽の河原
写真だとただの更地にしか見えないなぁ
和田峠の賽の河原
写真だとただの更地にしか見えないなぁ
鷲ヶ峰山頂
この時間帯が最悪の気象状況だった
鷲ヶ峰山頂
この時間帯が最悪の気象状況だった
八島ヶ原湿原
雨の木道は滑ります
八島ヶ原湿原
雨の木道は滑ります
旧御射山神社
ここまでの無事を感謝
1
旧御射山神社
ここまでの無事を感謝
ヒュッテ霧ヶ峰
2日目のお宿
ヒュッテ霧ヶ峰
2日目のお宿
富士山
やはり存在感あります
1
富士山
やはり存在感あります
霜柱
朝イチで踏み放題
1
霜柱
朝イチで踏み放題
整備された登山道
天空へ延びているかのよう
整備された登山道
天空へ延びているかのよう
車山山頂
百名山50/100に到達
2
車山山頂
百名山50/100に到達
昨日歩き通した稜線
いやはや感無量
1
昨日歩き通した稜線
いやはや感無量
浅間山
この角度だと意外と穏やか
1
浅間山
この角度だと意外と穏やか
車山神社の鳥居
眩しい〜
1
車山神社の鳥居
眩しい〜
南アルプス方面
甲斐駒ヶ岳と鳳凰山か
南アルプス方面
甲斐駒ヶ岳と鳳凰山か
蓼科山
スキー場降り中狙い続けたが雲は取れず
1
蓼科山
スキー場降り中狙い続けたが雲は取れず
車山高原バス停から茅野駅へ
下界に戻ります
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車山高原バス停から茅野駅へ
下界に戻ります

感想

11月ともなると私的には高山遠征が無くなり、専ら近場で日帰りの里山歩きが始まる頃です。昨今コロナ禍も少し落ち着いているので、今年は趣向を変えて遠出をしてみました。
向かった先は、美ヶ原と霧ヶ峰。どちらも単独ならかなり簡単な登れる観光地の認識だったので、あまり食指が動く山ではありませんでした。ところがこの2つの山を繋ぐ‘中央分水嶺トレイル’というルートの存在を知り、オフシーズンの今だからこそと出掛けてまいりました。

1日目。
松本市入山辺の古刹・兎川寺に安全登山を祈願して出発。スタート地点に神社仏閣があると心強い。まずはアザレアラインと名がある美ヶ原高原に向かう道路を行く。道沿いにぶどう畑が目立ち、どうやらこの辺りは扇状地形らしい。緩やかな登り坂がひたすら続く。
徳運寺(以前ここと背後にある山城を訪問済)の辺りが最後の集落地。この先は斜度も一段と上がり、うねうねと山間道路を辿って行く。
季節営業が終了した無人の桜清水キャンプ場を抜ける。その先からやっと本格的な登山道が始まる。九十九折の急坂の八丁ダルミコース。すっかり落葉した林やススキ野を上がって行く。
1時間半分ほどで石像が立ち並ぶ王ヶ鼻に到着。北アルプスや松本市街の好展望地だが、日は傾きかけ、西風の吹きっさらしでとにかく寒い。ギリギリまで我慢して山座同定し、次へ移動する。
王ヶ頭へは20分ほどで到着。石碑が立ち並ぶ美ヶ原最高点も吹きっさらしで長居が出来ない。立派な建物の王ヶ頭ホテルを見やりながら、高原地帯へ突入する。
時々突風にやられながらも、広々とした牧場内を散策してのんびり進む。冬枯れだろうが、牛が居なかろうが、風景の雄大さは変わりない。
美ヶ原高原ホテル 山本小屋に到着。1日目の山行終了する。小屋には温泉、部屋にはコタツがあって大変温い。

2日目。
天気予報は昼前から雨。小屋を出ると眩しいご来光を目の当たりにし、平穏無事に済む淡い期待をもつ。
しかしながら雲行きは悪化の一途。草原と岩の稜線を歩き、茶臼山に到着する頃には辺りはすっかりガスの中で展望は無し。それに寒風吹きすさぶ状態なので早々に移動する。
扉峠を経由し、次のピークの三峰山も同じ状態。この辺りは広い笹原で好展望地のようだが、今はそれが完全に仇となる。寒風からの逃げ場所の無い登山道をひたすら耐えて進む。
和田古峠を通過。中山道の難所だった峠で、石碑や解説板が並ぶ。
和田峠を越えたあたりから雨が降り始める。鷲ヶ峰に着いた時には本降りになり、強風も相まって全身に粒を叩きつけられて濡れ鼠状態に成り果てる。若干凹む。
ますます雨が強くなる中、八島湿原に降り立つ。だだっ広い色付いた草原は圧巻だが、長い長い木道は意地悪なくらい滑る。
旧御射山神社に到着。小さな祠にラストスパートの力を神頼み。
2日目のお宿、ヒュッテ霧ヶ峰に8時間の末に到着。手が悴んでなかなか装備が外せない。ここも温泉があるので、速攻で入湯して生き返る。身体が欲していたのか夕食はご飯を三杯もおかわりする。我ながらビックリ。

3日目。
宿で朝食をしっかり済ましてから出発。雲は多いが晴れ模様でハイキング日和。高原の道がきれいに整備されているので昨日の雨の影響は皆無。冷え込みで育った霜柱をザックザックと踏みしめながら登って行く。道中、富士山や南アルプス、美ヶ原からの昨日の山行の稜線が見られる。
出発から1時間半で霧ヶ峰最高点・車山山頂に到着。気象レーダー、車山神社、展望デッキもあってかなり広い。その分風は吹きっさらしで冷たい。それでもそれを耐えるかいがある好展望がある。
下山開始。蓼科山を真正面に見やりながらスキー場内を突っ切っていく。バス始発に余裕を持って閑散とした車山高原スキー場駐車場に到着。

3日間で45Km踏破しました。‘なんだって簡単に登れる山をこじらせたのかなぁ…’と2日目の雨の中でふと思ったりもしましたが、冬枯れの寂寥とした風景の中の山行は願ったり叶ったりでした。
それと霧ヶ峰登頂で日本百名山50/100となりました。完登を目指している訳ではないですが、節目はなんだかんだで嬉しいものです。

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