記録ID: 374823
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山
雄山
2013年11月23日(土) 〜
2013年11月24日(日)
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体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:54
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 685m
- 下り
- 633m
コースタイム
23日:13:30室堂ターミナル-14:30雷鳥沢キャンプ場
24日:6:30雷鳥沢キャンプ場-8:00室堂ターミナル9:00-10:35一ノ越10:50-11:50雄山12:50-13:15一ノ越13:30-14:15室堂ターミナル
24日:6:30雷鳥沢キャンプ場-8:00室堂ターミナル9:00-10:35一ノ越10:50-11:50雄山12:50-13:15一ノ越13:30-14:15室堂ターミナル
天候 | 23日:晴 24日:小雪〜晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂〜雷鳥沢:通行者も多くトレースあります。ツボ足でも可でしたが、スノーシュー・ワカン等があったほうが良いと思います。 室堂〜一ノ越:新雪の雪原歩きとなりますので、スノーシュー・ワカン等必要です。トレースが入り乱れており定まったトレースはありません。目印の乏しい行程ですのでガスが出てホワイトアウトすることを考えるとGPSがあったほうがよいと思います。浄土山の斜面で過去に雪崩が発生したことがありますので、浄土山下部をトラバースするところのみ雪崩のリスクがあります。 一ノ越〜雄山:雪は風で飛ばされています。ピッケル・アイゼンが必要です。困難な箇所はありません。 |
写真
雷鳥荘の前からの雷鳥沢キャンプ場です。夏シーズンのようなテント数でした。かなりの人出です。山にもかなり多くのスキーヤーが出ています。
なお、雪崩事故が起きた斜面はここからは見えません。
夕方、雷鳥沢(左側の沢)でまた別の雪崩が発生していました。
なお、雪崩事故が起きた斜面はここからは見えません。
夕方、雷鳥沢(左側の沢)でまた別の雪崩が発生していました。
室堂に戻ります。
雪崩事故を受け、山岳警備隊の方々が多く出動されていました。一人一人に声をかけ、行き先を確認されていました。
私たちは登山でしたので止められませんでしたが、おそらく浄土山エリアを除き滑走はほぼ禁止されていたのではないかと思われます。
雪崩事故を受け、山岳警備隊の方々が多く出動されていました。一人一人に声をかけ、行き先を確認されていました。
私たちは登山でしたので止められませんでしたが、おそらく浄土山エリアを除き滑走はほぼ禁止されていたのではないかと思われます。
室堂で食事し、出発したときはガスっており、室堂〜一ノ越は完全にホワイトアウトでした。(そのため写真はありません)
一ノ越から雄山に登り始めたところですが、風が強く、冬山のようでした。
一ノ越から雄山に登り始めたところですが、風が強く、冬山のようでした。
感想
23日、真砂沢で非常に大きな雪崩事故がありました。私達は事故が起きた後に室堂に到着したのですが、雪崩の破断面は高原バスからも見えるほどの大きなものでした。
やはり雪質が非常に悪かったようで(山岳警備隊の方の話によると40cm程度のところにあられの弱層があるとのことでした)その後雷鳥沢でも雪崩が発生したのを目撃しました。人が雪煙に消えたのを目撃しぞっとしましたが、雪煙の晴れた後に出てきたのでほっとしました。
ただ、23日は非常に人出が多かったです。テントも百張り以上ありました。
翌日は山岳警備隊の方々も多く投入され、一人ひとり行き先等を確認され、滑走の自粛要請をされていました。真砂岳はもちろん、雷鳥沢、山崎カール周辺も24日はほとんど滑走者を見ませんでしたので、ほぼ禁止だったのかと思います。
私達のコースは雪崩リスクはそれほど無いが、浄土山下部のトラバースのみ気をつけることということでした。
今回は当初、大汝まで行く予定だったのですが、朝のんびりしすぎてしまい、結局時間切れで行けませんでした。なお、大汝まで行く場合は、雄山山頂直下の夏道が高度感のある凍結斜面のトラバースのようになっており、リスクがあります。ロープが必要と思います。
一ノ越〜三ノ越はガス&強風で過酷な冬山のようでした。山頂に着いた後は一転して快晴&最高の眺望を楽しむことができました。過酷な冬山と最高の眺望をコンパクトに両方楽しむことができてよかったです。
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