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Yamareco

記録ID: 3672680
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

庚申山〜皇海山

2019年09月14日(土) 〜 2019年09月15日(日)
 - 拍手
suzuroad その他3人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
26:09
距離
25.5km
登り
2,430m
下り
2,421m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:13
休憩
0:12
合計
2:25
14:24
41
15:05
15:06
16
15:22
15:33
4
15:37
15:37
63
16:40
16:40
9
16:49
2日目
山行
9:13
休憩
2:26
合計
11:39
4:54
25
5:19
5:47
22
6:09
6:15
2
6:17
6:26
10
6:36
6:36
24
7:00
7:00
8
7:08
7:16
21
7:37
7:38
5
7:43
7:44
51
8:35
8:47
25
9:12
9:22
45
10:07
10:22
31
10:53
10:57
32
11:29
11:43
45
12:28
12:28
4
12:32
12:33
17
12:50
12:59
9
13:08
13:09
23
13:32
13:38
12
13:50
13:50
3
13:53
13:53
21
14:14
14:22
19
14:41
14:54
6
15:00
15:00
33
15:33
15:33
5
15:38
15:38
14
15:52
15:52
39
16:31
16:31
2
16:33
ゴール地点
三連休を利用して、百名山の皇海山(すかいさん)に行ってきました。字面と響きが格好良い山です。群馬県側から登る短いルートで登る人が大部分ですが、せっかく遠征するので足尾の方から庚申山経由で登るクラッシックルートに挑戦しました。 初日は6時間くらいかけて車で移動して、庚申山荘まで2時間半ほど歩きます。庚申山荘は基本無人小屋ですが、かなり広く、布団があり、きれいなバイオトイレもあります。夜中にネズミが出ますが、無人小屋としては良い場所でした。 翌日は夜明け前に出発。10時間以上のロングルートの始まりです。岩々の庚申山を楽しみながら登ると、皇海山が見えてきますが、けっこう近いように見えます。しかし歩いてみると、なかなか辿り着きません。 軽い藪漕ぎなどもありますが、核心部は鋸山の岩場。庚申山側からくると見えないのですが、鋸の名の通りいくつかの細かな岩峰が連なっており、そこを越えていくのがかなりハードです。手掛け足掛けに安定感が無いので、日本アルプスのメジャールートの岩場よりよっぽど怖い。 へとへとになりながら皇海山を踏破しても、まだ折り返し地点。けっこうメンタルに効きます。鋸山まで急登を登り返してから、大多数の人は六林班峠を経由してトラバースしながら戻るルートをとりますが、こちらは藪漕ぎが強烈で、非常にきついという記録が多くみられます。鋸山の岩場を戻るのが厳しいというのが主な理由だと思いますが、この岩場さえ越えてしまえば、あとは歩きやすい道を戻れば良いので、今回は来た道ピストンにしました。岩場の戻りは慎重を要しましたが、3時間以上藪の中を泳ぐよりは良かったと思います。 2日目は行動時間11時間半。非常に非常に疲れました。この日は天気が良く、涼しい登山日和だったのが救いでした。
後になって知ったのですが、初日、グレートトラバースの田中陽希さんのパーティとすれ違ってました。何だか雰囲気が違うと思った!!

(2022.2 投稿)
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国民宿舎かじか荘から出発
2019年09月14日 14:27撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 14:27
国民宿舎かじか荘から出発
庚申山 案内
2019年09月14日 14:28撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 14:28
庚申山 案内
車止めゲートを越えてから、まずは4kmの林道歩き
2019年09月14日 14:35撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 14:35
車止めゲートを越えてから、まずは4kmの林道歩き
林道わきの滝
2019年09月14日 14:42撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 14:42
林道わきの滝
2019年09月14日 14:51撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 14:51
途中から舗装が無くなって砂利道になります
2019年09月14日 15:02撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 15:02
途中から舗装が無くなって砂利道になります
鹿と遭遇。
2019年09月14日 15:09撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 15:09
鹿と遭遇。
天狗の投石。「車でまってるよ」との伝言が。
2019年09月14日 15:13撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 15:13
天狗の投石。「車でまってるよ」との伝言が。
天狗の投石
2019年09月14日 15:14撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 15:14
天狗の投石
一の鳥居。ここから登山道になります
2019年09月14日 15:26撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 15:26
一の鳥居。ここから登山道になります
2019年09月14日 15:28撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 15:28
庚申山荘までは静かで雰囲気の良い道です。
2019年09月14日 15:38撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 15:38
庚申山荘までは静かで雰囲気の良い道です。
2019年09月14日 15:45撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 15:45
ユウガギク(柚香菊)?
2019年09月14日 15:45撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 15:45
ユウガギク(柚香菊)?
時間が遅めとはいえ、薄暗い道です。途中でグレートトラバースの田中陽希さんとすれ違ってました(後で知った。。。)
2019年09月14日 15:46撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 15:46
時間が遅めとはいえ、薄暗い道です。途中でグレートトラバースの田中陽希さんとすれ違ってました(後で知った。。。)
2019年09月14日 16:00撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 16:00
鏡岩
2019年09月14日 16:06撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 16:06
鏡岩
孝子別れの伝説。
2019年09月14日 16:06撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 16:06
孝子別れの伝説。
2019年09月14日 16:06撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 16:06
夫婦蛙岩。写真だといまいちだけど、実際に見ると確かに蛙っぽい形でした
2019年09月14日 16:16撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 16:16
夫婦蛙岩。写真だといまいちだけど、実際に見ると確かに蛙っぽい形でした
2019年09月14日 16:17撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 16:17
庚申山の守護神 仁王門
2019年09月14日 16:32撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 16:32
庚申山の守護神 仁王門
明治政府打倒を企てた大忍坊碑!?何その「るろうに剣心」的人物
2019年09月14日 16:46撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 16:46
明治政府打倒を企てた大忍坊碑!?何その「るろうに剣心」的人物
17時ちょっと前に庚申山荘到着
2019年09月14日 16:52撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 16:52
17時ちょっと前に庚申山荘到着
無人小屋とは思えない立派な小屋です。ちょっとかび臭いけど、布団もあります。夜中はネズミの運動会です。
2019年09月14日 16:53撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/14 16:53
無人小屋とは思えない立派な小屋です。ちょっとかび臭いけど、布団もあります。夜中はネズミの運動会です。
翌朝、夜明けちょっと前に出発。長い長い山行の始まりです
2019年09月15日 04:55撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 4:55
翌朝、夜明けちょっと前に出発。長い長い山行の始まりです
庚申山までは岩屋をいくつか越えていく楽しい道です
2019年09月15日 05:09撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 5:09
庚申山までは岩屋をいくつか越えていく楽しい道です
2019年09月15日 05:11撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 5:11
ハシゴもあり
2019年09月15日 05:21撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 5:21
ハシゴもあり
夜が明けてきました。関東平野は雲の下
2019年09月15日 05:22撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 5:22
夜が明けてきました。関東平野は雲の下
暗いうちから歩いていると、太陽のありがたさを感じます
2019年09月15日 05:30撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 5:30
暗いうちから歩いていると、太陽のありがたさを感じます
朝日に赤く照らされる岩肌
2019年09月15日 05:31撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 5:31
朝日に赤く照らされる岩肌
何か所かあるこのハシゴ、登りあがった後に手掛かりが無いのでちょっと怖いです
2019年09月15日 05:38撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 5:38
何か所かあるこのハシゴ、登りあがった後に手掛かりが無いのでちょっと怖いです
ダイモンジソウ(大文字草)
2019年09月15日 05:42撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 5:42
ダイモンジソウ(大文字草)
一の門。チョックストーンの下にある岩をカエルの番人というらしい。
2019年09月15日 05:43撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 5:43
一の門。チョックストーンの下にある岩をカエルの番人というらしい。
庚申山 到着。
2019年09月15日 06:14撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 6:14
庚申山 到着。
庚申山の山頂看板は鋸山の看板のリサイクルでした
2019年09月15日 06:17撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 6:17
庚申山の山頂看板は鋸山の看板のリサイクルでした
これから目指す鋸山(左)から皇海山(右)への稜線。近そうじゃんと思ってました、この時は。。。
2019年09月15日 06:20撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 6:20
これから目指す鋸山(左)から皇海山(右)への稜線。近そうじゃんと思ってました、この時は。。。
日光の山々が良く見えます
2019年09月15日 06:20撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 6:20
日光の山々が良く見えます
2019年09月15日 06:22撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 6:22
日光の山々
2019年09月15日 06:22撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 6:22
日光の山々
2019年09月15日 06:25撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 6:25
まだまだ先は長い!
2019年09月15日 06:25撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 6:25
まだまだ先は長い!
縦走に入って、御岳山 通過。
2019年09月15日 06:40撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 6:40
縦走に入って、御岳山 通過。
ちらちらと皇海山が見えています
2019年09月15日 06:43撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 6:43
ちらちらと皇海山が見えています
駒掛山 通過
2019年09月15日 07:00撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 7:00
駒掛山 通過
渓雲岳 通過
2019年09月15日 07:11撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 7:11
渓雲岳 通過
薬師岳 通過。
2019年09月15日 07:40撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 7:40
薬師岳 通過。
白山 通過。ここまでは軽い藪漕ぎがあるものの、厳しい道ではありません。しかし、御岳山、薬師岳、白山なんと大胆なネーミング
2019年09月15日 07:47撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 7:47
白山 通過。ここまでは軽い藪漕ぎがあるものの、厳しい道ではありません。しかし、御岳山、薬師岳、白山なんと大胆なネーミング
皇海山がだいぶ近くに見えてきました。
2019年09月15日 07:47撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 7:47
皇海山がだいぶ近くに見えてきました。
鋸山。手前の岩場をクリアすれば終わりかと思ってましたが、こちらから見えないアップダウンがたくさん。今回の核心部です
2019年09月15日 07:55撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 7:55
鋸山。手前の岩場をクリアすれば終わりかと思ってましたが、こちらから見えないアップダウンがたくさん。今回の核心部です
まずは白山からガクッと下ります。ほとんど垂直で下が見えません。。。
2019年09月15日 07:55撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 7:55
まずは白山からガクッと下ります。ほとんど垂直で下が見えません。。。
2019年09月15日 07:58撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 7:58
鎖をもって慎重に
2019年09月15日 08:04撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 8:04
鎖をもって慎重に
慎重に足場を探しながら下ります
2019年09月15日 08:05撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 8:05
慎重に足場を探しながら下ります
その後も厳しい岩場が続きます
2019年09月15日 08:14撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 8:14
その後も厳しい岩場が続きます
2019年09月15日 08:21撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 8:21
写真だと分かりにくいですが、かなり嫌な岩場が続きます
2019年09月15日 08:32撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 8:32
写真だと分かりにくいですが、かなり嫌な岩場が続きます
何とか鋸山到着。あと少しと思ってからが遠かった
2019年09月15日 08:39撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 8:39
何とか鋸山到着。あと少しと思ってからが遠かった
コルまで下ってから鋸山を振り返って。ギザギザの尾根でした
2019年09月15日 09:19撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 9:19
コルまで下ってから鋸山を振り返って。ギザギザの尾根でした
皇海山山頂手前の剣。庚申二柱大神
2019年09月15日 10:09撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 10:09
皇海山山頂手前の剣。庚申二柱大神
やっとのことで皇海山到着
2019年09月15日 10:11撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 10:11
やっとのことで皇海山到着
達成感より、疲れとこれからまた遠路を戻らなければならない辛さがにじみ出ています
2019年09月15日 10:13撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
9/15 10:13
達成感より、疲れとこれからまた遠路を戻らなければならない辛さがにじみ出ています
しんどい戻りの始まりです。まずは鋸山まで急登を登り返します
2019年09月15日 10:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 10:52
しんどい戻りの始まりです。まずは鋸山まで急登を登り返します
鋸山まで頑張って登り返しました。ここから六林班峠を回る人が多いですが、かなり深い笹薮で悪名高いルートなので、あえて来た尾根道を戻ることにしました
2019年09月15日 11:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 11:32
鋸山まで頑張って登り返しました。ここから六林班峠を回る人が多いですが、かなり深い笹薮で悪名高いルートなので、あえて来た尾根道を戻ることにしました
また緊張感のある岩場を戻ります。六林班峠の評判が相当悪いにも関わらず、尾根道を戻る人が少ないのは、この岩場を戻るのが嫌というのが大きいかと思います
2019年09月15日 11:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 11:58
また緊張感のある岩場を戻ります。六林班峠の評判が相当悪いにも関わらず、尾根道を戻る人が少ないのは、この岩場を戻るのが嫌というのが大きいかと思います
2019年09月15日 13:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 13:50
庚申山まで戻ってきました。鋸山の岩場を慎重に通過すれば、尾根道の下りはスムーズでした。小さな登り返しが足にきます
2019年09月15日 13:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 13:52
庚申山まで戻ってきました。鋸山の岩場を慎重に通過すれば、尾根道の下りはスムーズでした。小さな登り返しが足にきます
14:40 庚申山荘まで戻ってきました。デポしておいた荷物を担いで下まで降りてしまいます
2019年09月15日 14:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 14:42
14:40 庚申山荘まで戻ってきました。デポしておいた荷物を担いで下まで降りてしまいます
到着も出発も暗かったので気付きませんでしたが、庚申山荘のバックには岩山が聳えています。なかなかいい小屋でした
2019年09月15日 14:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 14:54
到着も出発も暗かったので気付きませんでしたが、庚申山荘のバックには岩山が聳えています。なかなかいい小屋でした
庚申山荘から2時間弱でかじか荘まで下山。日帰り入浴受付が17時までだと勘違いしていたので強行軍で来ましたが、実際には18時までは入れました。しかし本当に疲れた。。。。。。
2019年09月15日 16:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 16:31
庚申山荘から2時間弱でかじか荘まで下山。日帰り入浴受付が17時までだと勘違いしていたので強行軍で来ましたが、実際には18時までは入れました。しかし本当に疲れた。。。。。。

感想

三連休を利用して、百名山の皇海山(すかいさん)に行ってきました。字面と響きが格好良い山です。群馬県側から登る短いルートで登る人が大部分ですが、せっかく遠征するので足尾の方から庚申山経由で登るクラッシックルートに挑戦しました。 初日は6時間くらいかけて車で移動して、庚申山荘まで2時間半ほど歩きます。庚申山荘は基本無人小屋ですが、かなり広く、布団があり、きれいなバイオトイレもあります。夜中にネズミが出ますが、無人小屋としては良い場所でした。 翌日は夜明け前に出発。10時間以上のロングルートの始まりです。岩々の庚申山を楽しみながら登ると、皇海山が見えてきますが、けっこう近いように見えます。しかし歩いてみると、なかなか辿り着きません。 軽い藪漕ぎなどもありますが、核心部は鋸山の岩場。庚申山側からくると見えないのですが、鋸の名の通りいくつかの細かな岩峰が連なっており、そこを越えていくのがかなりハードです。手掛け足掛けに安定感が無いので、日本アルプスのメジャールートの岩場よりよっぽど怖い。 へとへとになりながら皇海山を踏破しても、まだ折り返し地点。けっこうメンタルに効きます。鋸山まで急登を登り返してから、大多数の人は六林班峠を経由してトラバースしながら戻るルートをとりますが、こちらは藪漕ぎが強烈で、非常にきついという記録が多くみられます。鋸山の岩場を戻るのが厳しいというのが主な理由だと思いますが、この岩場さえ越えてしまえば、あとは歩きやすい道を戻れば良いので、今回は来た道ピストンにしました。岩場の戻りは慎重を要しましたが、3時間以上藪の中を泳ぐよりは良かったと思います。 2日目は行動時間11時間半。非常に非常に疲れました。この日は天気が良く、涼しい登山日和だったのが救いでした。
後になって知ったのですが、初日、グレートトラバースの田中陽希さんのパーティとすれ違ってました。何だか雰囲気が違うと思った!!

(2022.2 投稿)

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