福岡県)英彦山・裏表、秋のテント泊周回縦走
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,554m
- 下り
- 1,545m
コースタイム
2日目)10:00北岳スタート-11:30刈又山分岐-12:35鷹巣山一の岳(20休)-14:15裏彦分岐-15:30中岳南側大谷の沢(ケルンの森)-(藪漕ぎ)-17:35籠水峠(日没)-18:45大杉-19:10大南林道-19:35玉屋神社下鳥居前P着
天候 | 1日目)晴-夜半過ぎ一時雨 2日目)快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・距離は極端に短いのに、やたらときつく時間が掛かるので時間に余裕を。慣れていない方には、バリエーションルートはお勧めしない。 ・悪天時はすべるところばかり。雨後も。 ・今回選んだルートは、雨天・積雪時や重量装備は注意を要する。 (玉屋神社直ぐ裏の岩ピーク越え、四王寺滝からの直登、北岳一本杉の下のルート、鷹の巣直登、裏英英彦山など・・・) |
写真
感想
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「 外戸扉男(あうとどあお)の “ 山ガール探索日誌 2 ”!! 」
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ドモドモ、ヘイチャンこと外戸扉男(あうとどあお)でヤンス。
最近、喘息なんかになったりしちゃって、何かと体調がワルイんすが、チーさんに誘われて、坊が釣三昧!!
お陰で、喘息も吹き飛んだんですが、釣果はボーズ・・・山ガールとの出会いはサッパリでヤンス・・・
そこで、敵討ちとばかり、愛しの“みちこタン”・・・? は出てこないか・・・
もとい、“ひこタン”に勇んで出かけたのは良かったんスが、いつの間にか道はなくなって・・・陽は暮れて・・・
やっぱりササキ本部長が・・・ ?? 本部長も出てこないか(笑)
とにかく、今回も、大変なことになったでヤンス!!
詳しくは、本編でヨロシク! ドモドモです!!
本編に続く・・・
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さあさあ本編の始まり始まり〜
【前日〜スタート】
前日。本当は前泊したいと思っていたのだが、今年はなかなか身体が言うことを聞いてくれない。さらに夕方になるにしたがい格段に気分が悪くなってきて断念。眠剤飲んで寝る。
翌朝お目覚めは8:30頃。多少回復している? ような気がするので、ボチボチと準備。とりあえず“ピコたん"に行こう!! (キャラ考案中。英彦山がらがらと山が合体した感じかなぁ-小笑)
買い物しながら到着は、すでに13時近く。
何処から行こうか・・・? と考えながら、しゃくなげ荘の先の大きな鳥居前の駐車場から出発。 出来るだけ通った事ないルートで、とにかく鷹ノ巣、犬ヶ岳方面に行きたいなぁ・・・、帰りは裏で・・・っと、しゅっぱ〜っつ!
【玉屋神社〜811ピーク〜四王寺滝〜中岳〜北岳】
玉屋神社下で、「たまちゃんとこ寄ってこう!」と、突然左折。そのちょっと先の切り替えしで、急な尾根が行けそうじゃないか! 怪しげな雰囲気もいい!
急登を行くと、なんと巨大な大岩のとんがりピーク。まだ湿っているし、重量装備だし、どうやって越えたらいいのか・・・手掛かりもないし・・・
まあ、そんなこんなで、危ない危険を無理して乗り越えて上の尾根筋に出ると、なんと811ピークがお出迎え。なんと人の声もする! こんなところになんとまあ。ご夫婦としばし立ち話の後、やせ尾根を二つ超えて虚空蔵〜大杉へと至る本道に出る。
すぐに四王寺の谷に。「この先危険」の張り紙が“目印”となり却って迷いようもなく(笑)。ガレ谷をヨタヨタ登って滝へ到着。少しずつ紅葉葉も増えて来る。さあどこから登ろう!? と右側から取り付くも、手掛かりは少ないし、枝には引っかかるし、地面は湿ってるしボコボコだし。装備重いし邪魔だしチョー危険!! 危うしヘイチャン!!!
と、インポッシブルなミッションをこなして、なんとか中岳に続く緩い尾根までたどり着く。上宮の堂宇の青屋根も見え隠れする、まるで大木たちの墓場のような草地を延々とゆく。最後に参道から上宮前に登り上がる。
大切な「お祈り」をしようと思ったのに「んっ??」戸が開かない・・・計られた。。。
休憩所では宴会もたけなわの様子。外でシャツを羽織り、すぐに北岳を目指す(また半袖ペラTだったのだ-笑)。さすがに北斜面は紅葉も多くなる。振り返れば中岳越に夕陽が沈んでゆく。ようやくたどり着いた北岳の南の平地は「ここで泊まらずどこで泊まる!?」と言わんばかりの好適地。 温いビールでカンパイ! スパの麺大杉!!!
夕方冷える。余り眠れず。夜半に雨。
【北岳〜一本杉〜薬師峠〜鷹ノ巣山一の岳〜裏英彦分岐】
さあ、どこまで行こう? せめて鷹ノ巣のひとつくらいは登りたいが。
すれ違ったベテランさんに聞いたところ、「この先行き止まり」の案内板からそのまま進めば良いとのこと。一旦尾根の一番先まで行ってみる。それから少し戻って崖を巻くルートを降ると、こんなところに人が! ご年配のベテランご夫婦だ。 なんと「飯塚六四会」の方らしい。とにかくルート開拓が楽しみとの事。腰を見るとちゃんと“鉈”がぶら下がっていた(“ウラリスト”としては、六四会さんの案内板には大変お世話になってます。特に「自己責任で!」の但書き-笑)。とにかくここも雨天時はチョト無理なところ。
再び尾根に出ると刈又山分岐でお一人の方と出会い、立ち話休憩。そこから薬師峠へ降りて、鷹巣方面のルートを探す。思ったとおりに直ぐ登り口発見。
なんだかくたびれてきたので、帰ろうかとも思ったが、せめて一鷹だけでもと思い黙々と登る。ここもテン泊装備じゃチョト危険!な香りがプ〜ン!! とにもかくにも無理してでも登った〜っ!!! めったに座り休憩などしないのだが、20分ほど座り込む。よっしゃ、帰りはモチロン“まっきー”で。 二鷹との間のコルから降ると、人の声。道に迷ったらしいので一緒に。
国道500から「帰ろうかな・・・帰るのよそうかな・・・」と心の中で押し問答しつつ、足は勝手に薬師峠から再び登っている。どこから行けばもう登らなくて済むか? と考えながら刈又山分岐の少し上まで登り返すと、やっぱり。
裏英彦ルートへの地獄の釜の蓋が、にっこり笑って出迎えてくれていた・・・のだった。
【裏英彦ルート〜(道ロスト・彷徨藪漕ぎ)〜籠水峠】
裏ならば、もう登らなくてもいいっ! と、早速突入!! 身体中痛いが、もう登りが少ないと思うと気持ちは軽い。
ずっと南東斜面を縫っていく全面トラバースルート。とにかく空気が美味しい。時間も何とかなりそうだ。案外早く中岳の南東の大谷の沢、いわゆる「ケルンの谷」にたどり着く。 本当に水が美味しい!。 でもケルンなんてどこにも見当たらないぞ?
水もたっぷり飲んだし再出発だ!。 とここからの進路がわかり難い。谷がきついので一回登り返して尾根の崖下を越えて行くようだ。「よし安心。もう自然と南に降りさえすれば、じきに籠水峠の東側の登山路へ出るはずだ!」・・・って思い込みが悪かった!! いつの間にか「道ないじゃん!!」となっているではないか! 何か考え事してボーっとしてたのかしらん??
一枚の敗れかけたコピーの2万5千を取り出すも、もちろんルートなどない。地形だけだ。ここから、この頼りない地形図だけを頼りに(笑)、迫るショッカー? もとい、迫る夕暮れとの孤独な戦いが始まったのだった。(分かっちゃいたが、そう、世界を救えるのはオレだけなのだ!)
【籠水峠〜大杉〜玉屋神社下駐車場着】
幾つもの谷を渡り、幾つもの尾根を超え、彷徨2時間。やっと林道らしきものを発見! と思いきや、大雨で流された沢で、ルートなのかどうか????な感じ。 しかしここをせり上がればなんだか籠水峠に続く恋の予感が。 果たして、なんだかルートっぽくなって来たではないか! よし地形図とも符合する。「よし登ろう!」
・・・と20分。で、なんとついちゃったよ〜! ウレピーッ! のりピーッ!! 女優復活!??(とにかく嬉涙!)と見ると、そこからそのままの高度で裏ルートに直接行けるじゃねえか! 何だ!クソッ!! もう日没っちまったよ〜
それから、真っ暗なわかり難い道をひたすらひたすらヨタヨタ。途中2度ほどルートが見えずも、なんとか大杉手前の南だけからの降りルートに出会う。 もう19時だよ〜(泣)
やっとの思いで林道にでて、トボトボ、トボトボ。これが一番きつい。去年、小石原〜岳滅鬼の往復縦走も、こんな時間、しかも雨に打たれて延々と最後の林道を歩いたなぁ。
しかし、飯も食わず、水も ん?今回は飲んだか(それもたっぷり)、休みもせず、何がおもろ〜てこんなことしてんのでっしゃろ。 でもまた生きて帰ってきてしまったよ(笑)
この次は、「一鷹、二鷹、三の鷹越えてョ〜♪ 犬ヶ岳まで行かねばョ〜♪ ハァ、ヨイショっ♪」 っと、釣り馬鹿の“浜ちゃん”になった積もりでドンマイン!!
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※ルートは“勘”です。 参考にしないでください。
※各所のタイムは、凡その“記憶”です。また、踏破時間は身体が悪いので通常の2倍近くかかっているかと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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楽しい楽しい、真冬が遣って来ますね〜
くじゅうで、呑みますよぉ
ん〜・・・いい感じですね〜
いよいよヘイちゃんの季節。
天気も良いし、景色も良い・・・たまらんです〜。
そうそう。
楽しい楽しい冬です!!
どうも歩くのがキビシイようなので、
今年は がいいかな
飲んで喰って しましょうね
夕方、いつのまにか道がなくなって・・・泣くなって!!
kurochanさんの日も暮れて、バスもなく、延々歩いた記録を思い出しながら彷徨っていました
20kmくらい歩いたのかとおもいました
でも水も空気も美味しく、去年の復帰以来こんな快晴は初めてでした
久しぶりにどあお様らしい山行記録が拝見できて嬉しい気持ちでいっぱいです
そんなルートには山ガールはいないでしょー(笑)
私もテントを持つようになって、どあお様みたいにテントを担いで彷徨いたい欲求がウズズズ。。。
どこかお勧めルートがあったら教えてください
体調バッチリ!ではなさそうですが、、、
続けてへいさんのレコ見れて楽しんでまーす
良かった
いや 出会いも泣く 良くなかった
早く
本編
えぴろ〜ぐ も 待ってます
今回も 逃がしたんですか
そんな、マニアックなルートに山ガールが居たら・・
出逢った瞬間に 恋に
落ちないでしょうね
それにしても、もの好きな方って沢山居るんですね
鉈持参で 山登りなんですね
まだまだ、足元にも及びません
おめでとうございます 。
外戸扉男のヘイちゃん、復活ですね〜 。
でも女子の皆さんの指摘はもっともでんな〜。目的と手段・・確かに合っとらんよ〜
裏に山ガールはおりましぇ〜ん
とは言え、土曜朝方まで飲んでどんちゃん騒ぎの挙句、週末、頭ズキズキ、お腹ピーピー絶不調で過ごす生活より充実してます。ハイ。
yukaちゃん、ここには山ガールはいないの????
知らなかった・・・
やっぱり「漂白の思い止まず・・・」だよね
テントがあれば何処でも時間も関係なし 死して屍拾うものなし
岳滅鬼や犬ヶ岳がいいよね 今度は犬神家までいく積もりダヨン
距離がちょっとしかなくて、倍は歩いた気分だったんですけどね・・・
ボーとしてたら、道じゃなくなってて、かなりハードな復帰行はくたびれました
復活!! とまではいきませんでしたが、「漂泊」・「彷徨」はロマンです
“釣道”は果てしなく・・・?そりゃハマチャンか。
“山道”は果てしないのです もう家も引き払って、大きなテント買って、山に住みたいと考えはじめています
あの、“八甲田ィング”中に、山ガールに出会ったら、 怖い〜
でも遭ってみたい気も・・・
私も昔、近所の山にはいつも鉈・鋸はぶら下げてました 必需品です
ぜひご一緒しましょう
chengさん
復活はキビシそうです
が、山に行っている間だけはなんだかちょっと良くなるんですよね 不思議と
ヤマガールが手段で目的は 裏リンピックなのです。
そろそろウラリンピックの季節ですよ! chengさん 次の宴会地は犬ヶ岳です
文才を見習いたいです
冬登るのが難だったら、長者原の駐車場で 雪中キャンプしますか?
行きますよ
それいい それいい
最近、山に登れそうにない状態のときは、適当な山中で車中泊してます
長者原駐車場 いきます
いやはや なんとも すごい マネできない
はーどぼいるどで、なんか、かっこえーなー
”次の日が休み” ならどうでもいいんですが、
””次の日が仕事”・・・」だと、ドキドキしちゃいます
でもルートを楽しむのは、楽しいですよ
ぜひお楽しみください
(私の写真はオニのように汚いものばかりでした kirishimaさんの写真を見習わなければ )
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