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Yamareco

記録ID: 3568914
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳(上高地より)

2021年09月24日(金) 〜 2021年09月25日(土)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
34:32
距離
42.9km
登り
2,274m
下り
2,255m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:25
休憩
1:15
合計
9:40
6:57
7:03
3
7:06
7:07
5
7:12
7:12
30
7:42
7:50
4
7:54
7:54
35
8:29
8:29
5
8:34
8:34
10
8:44
8:45
40
9:25
9:39
32
10:11
10:11
9
10:20
10:20
9
10:29
10:29
28
10:57
11:18
29
11:47
11:47
31
12:18
12:19
50
13:09
13:17
93
14:50
14:59
5
15:04
15:10
85
2日目
山行
7:48
休憩
0:51
合計
8:39
8:47
46
9:33
9:48
23
10:11
10:18
36
10:54
10:55
3
10:58
10:58
47
11:45
11:51
36
12:27
12:40
21
13:01
13:05
23
13:28
13:28
21
13:49
13:50
27
14:17
14:19
16
14:35
14:35
6
14:41
14:41
6
14:47
14:47
24
15:11
15:13
33
15:46
15:46
10
15:56
15:56
43
16:39
16:39
5
16:44
16:44
32
17:16
17:16
6
17:22
17:22
1
17:23
17:23
3
17:26
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
さわんどバスターミナルに駐車
上高地までバス
コース状況/
危険箇所等
特になし
その他周辺情報 上諏訪温泉
2021年09月24日 07:01撮影 by  XQ-AU52, Sony
9/24 7:01
2021年09月24日 08:24撮影 by  XQ-AU52, Sony
9/24 8:24
2021年09月24日 08:25撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/24 8:25
2021年09月24日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/24 8:34
前回はここで断念した。ここからは未知の領域。
2021年09月24日 12:15撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/24 12:15
前回はここで断念した。ここからは未知の領域。
2021年09月24日 12:18撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/24 12:18
2021年09月24日 13:19撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/24 13:19
2021年09月24日 13:26撮影 by  XQ-AU52, Sony
9/24 13:26
2021年09月24日 13:28撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/24 13:28
2021年09月24日 13:37撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/24 13:37
2021年09月24日 14:52撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/24 14:52
2021年09月24日 15:02撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/24 15:02
穂先が見えてきた。しかし、もう少しのはずなのに時間がかかる。
2021年09月24日 15:27撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
1
9/24 15:27
穂先が見えてきた。しかし、もう少しのはずなのに時間がかかる。
2021年09月24日 15:36撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/24 15:36
グロッキー状態になりながらもなんとか17時前に到着。
2021年09月24日 16:43撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/24 16:43
グロッキー状態になりながらもなんとか17時前に到着。
ガスが立ち込めてきていたが穂先を見ることはできた。
2021年09月24日 17:23撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
1
9/24 17:23
ガスが立ち込めてきていたが穂先を見ることはできた。
日の入り。
2021年09月24日 18:09撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/24 18:09
日の入り。
泊まった部屋。布団が冷たくて寒い。毛布もつけてくれればいいのに。
2021年09月25日 07:06撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/25 7:06
泊まった部屋。布団が冷たくて寒い。毛布もつけてくれればいいのに。
日の出の瞬間。槍ヶ岳で見れるとか。最高!
2021年09月25日 05:40撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
1
9/25 5:40
日の出の瞬間。槍ヶ岳で見れるとか。最高!
穂先と日の出。
2021年09月25日 05:44撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
1
9/25 5:44
穂先と日の出。
いざ穂先へ!しかし高所恐怖症が発生し二度断念した。
2021年09月25日 05:51撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/25 5:51
いざ穂先へ!しかし高所恐怖症が発生し二度断念した。
2021年09月25日 06:06撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/25 6:06
2021年09月25日 06:07撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/25 6:07
2021年09月25日 06:08撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/25 6:08
2021年09月25日 06:20撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
1
9/25 6:20
2021年09月25日 08:18撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/25 8:18
ハシゴを登り登頂!念願が叶った!
2021年09月25日 09:19撮影 by  XQ-AU52, Sony
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9/25 9:19
ハシゴを登り登頂!念願が叶った!
2021年09月25日 09:22撮影 by  XQ-AU52, Sony
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9/25 9:22
2021年09月25日 09:22撮影 by  XQ-AU52, Sony
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9/25 9:22
2021年09月25日 09:26撮影 by  XQ-AU52, Sony
9/25 9:26
2021年09月25日 09:26撮影 by  XQ-AU52, Sony
9/25 9:26
すごい眺めだ・・・
2021年09月25日 09:28撮影 by  XQ-AU52, Sony
9/25 9:28
すごい眺めだ・・・
下山を始める。
2021年09月25日 11:09撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/25 11:09
下山を始める。
こんな高度で水が湧いてくるのが不思議に思った。
2021年09月25日 11:12撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/25 11:12
こんな高度で水が湧いてくるのが不思議に思った。
地面からどんどん湧いてくる。源流になるのだろうか。一口飲んでみたらかなり美味しかった。
2021年09月25日 11:21撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/25 11:21
地面からどんどん湧いてくる。源流になるのだろうか。一口飲んでみたらかなり美味しかった。
2021年09月25日 11:28撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
9/25 11:28
青空が反射するときれいに見えた。
この後上高地のバスターミナルへ撮影はせずに帰路を急ぐ。
2021年09月25日 12:36撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
1
9/25 12:36
青空が反射するときれいに見えた。
この後上高地のバスターミナルへ撮影はせずに帰路を急ぐ。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

一度槍ヶ岳に挑戦したことがあったが、始発のバスを1本逃し出発が遅れ、檜沢大曲りで時間的に無理と断念して引き返した経緯があり、またリベンジしたいと思い、その念願が叶った。

今回は、始発のバスに乗れ幸先よく出発した。(とはいっても平日なので休日より始発のバスが1時間遅かったが。)
横尾までの平地は快足で来た。12時までに檜沢大曲りの目標を設定し、なんとか18分位の遅れにとどめることができた。

遅くとも17時までに宿泊予定の槍ヶ岳山荘に到着と考えれば、まだ5時間くらいある。
そこから山荘まで標高差は1,000メートルくらい。同じ標高差の丹沢山は3時間くらいで登れるので、行けるのは確定だなと思った。

しかし、長い平地の歩行の疲れか、高山による空気の薄さのせいか、一歩一歩がしんどくなってくる。
山荘が見え始めているのになかなか近づかない。かなりグロッキー状態になりながら17時少し前になんとか到着した。
疲れで半呆然となりガスも立ち込めてきていたので、この日に穂先に行くことは考えられなかった。

槍ヶ岳山荘の部屋に着くなりすぐ眠りにつき、足を癒しながら十分睡眠をとると、疲れも結構癒えた。
ガスは霧散し天候は爽快、日の出を撮影した後さっそく穂先へ出発した。
しかし最初の岩の箇所で登り始めた時、ふと下をみたら恐怖感を感じてしまった。
もし掴んでいるこの岩が崩れたらケガじゃすまないのではないか、死もよぎり一旦引き返えした。

しかし、ここまでやっとの思いで来ながら頂上に登らずに帰ったら後悔はしないのか、1時間以上も逡巡をめぐらした。
さっきはカメラとか余計なものをもっていこうとした。写真はスマホで撮ればいいと割り切り、身軽になれば行けるのではと再度挑戦した。
しかしやはり、同じところで恐怖感を感じてしまってまた断念してしまった。
下山するふん切りもつかない。上高地からの帰りのバスのことを考えるともたもたしていられない。また1時間以上逡巡を巡らせた。

今はガスもなく絶好の天候。穂先に登りたくてもガスで断念する人もいたかもしれない。
時々発生するという渋滞も起きていない。
全て絶好の機会にいながら頂上にいかずに下山するのはもったいない。

なんとかしようと、山荘の前で穂先に登るためのアドバイスをスマートフォン上でネットで見つけた。
「下を見るとどうしても恐怖感を感じてしまうので下を見ないで登る。」とあった。
そして、他の人が登る様子を見ていると、あの断念した岩場さえ登りさえすれば、後はすんなりいけるのではないかと思い、今度は手元と足元だけを見るようにして、もう一度やってみようと思った。
万全を期して山荘でヘルメットも借りた。
さらに前に一人で登る人がいたので、ルートの不安もなくなった。

さっき断念した最初の岩場をクリアした。
しかし、安全に歩ける所が少しありほっとしたのも束の間、金具につかまって登る所とその上の岩を掴んで登る箇所がさらに難儀した。
これが外れでもしたら終わりだなと思ったし、三点保持してももう片方の足をかけるのをどこにすればいいか迷う場面も何度かあった。
私より手足が短く腕力が小さい人は一体どうしてるのか不思議に思った。
しかし、そこが一番の山場で、その上のハシゴは確実に掴むようにすれば問題はなく、下を見ないようにすることで恐怖も生じなかった。
そして、なんとか頂上に登った時の感動は、言葉では表せない今までで最高の達成感と感動があった!

降りる時は、登りの時のような恐怖感を感じる箇所はなく、割とすんなり帰還できた。
しかし、この山頂へ行くか迷走したために下山が予定より三時間くらい遅れ10時になってしまった。
天狗池にも行きたいがどうしようか迷った。
行ったら最終バスに間に合わ合わせるのが厳しくなるのは必至だった。穂先に登れたからヨシとしようかとも思ったが。
しかし、この時期最高の景観が見れるかもしれない。また逡巡を巡らせ、やはり行くことにした。
バス逃してもタクシーで帰ればいいかと思ったり。
行ってみると、思っていたほどの感動はなかったが、後悔することはなくなった。
あとは上高地まで全力で飛ばして歩いて戻るだけ。

しかし、最終のバスが何時か正確に分からない。
調べようにもスマートフォンの電波が繋がらない。
行きのバスでは16時何分とか言っていたような・・・
徳沢のあたりで16時台ならもう無理と思い、足はボロボロで気力も萎えてきた。
ただ今日は休日だから、最終バスは昨日よりも遅いのではという思いもあった。
それだけに望みかけて、檜沢ロッヂから休憩はほとんどとらず、ただただ歩いた。
返りのバスの券があるのに、タクシーで4000円超かかるのはやはり痛い。

河童橋のあたりに達すると他にも急ぐ人やグループを見つけた。
まだ最終バスはあるのかもと希望がわいてきた。
そして、バスが停まっており、並んでいる人がいるのを見た瞬間、安堵した。(それは別方面のバスだったが、さわんど行きも同じ時刻発車と分かった。)
17時26分に上高地バスターミナルに着いた。発車の4分前だった。

穂先に登り、天狗池を回り、帰りのバスにも乗ることができ、結果的には全部成功した。
疲れもかなり残ったが、感動は言葉では表せないものを得ることができた。
自分には、二泊三日くらいで余裕をもった方がよかったのかもしれない。
穂先は、一度登ると自信が着いて今ならなんなく登れそうだが、時が大分経ってしまうとどうなるか分からない。
しかしまたあの最高の景色をまた見たいと思ったら、挑戦をやめられそうにはないように思う。

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