チビ太初登頂!紅葉と雲海の静かな10月富士山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 1,394m
- 下り
- 1,392m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
未明、車にて富士宮口5合目 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
今年の年頭、チビ太が
「富士山に登りたい!」
と言った。
・・・よりによって、なぜ今年なの〜(泣)
登録されたら、よけいに混むじゃん〜(泣)
で、どうしようかなぁ〜って考えた結果、
のび太が5年生の時、初富士山でお世話になった地球野外塾さんに、またお世話になろう!と思いつきました。
毎年、野外塾さんは閉山後の富士山プランを企画していて、その時も9月。
しかも、さすが野外塾のEさん!今年は10月に(喜)
のび太もチビ太も、時々参加して顔なじみなスタッフさん。
初めは2人だけで参加させようと思いましたが、10月の富士山。
やっぱ、行くでしょ〜(嬉)
前回同様、前日に御殿場の温泉施設にて仮眠して、未明に出立。
富士宮口へ向かいますが、霧雨が・・。
今回は、のび太の時の超晴天は望めないどころか、厳しいかもな・・
台風だし(泣)
なんて考えていたら、五合目駐車場は満点の星空!!
さて、メンバー。
参加者はMAXの8名に、スタッフ4名。
いつも子供主体で、親も一緒に参加って感じなんですが、今回は皆さん大人!?
未成年はのび太とチビ太だけです。
そして、なぜか常念岳〜蝶で一緒したS君も参加(^^;)
海を渡る前に、アルプスと富士山は行きたいと、ウチの山プランに怒濤の乗っかり具合です。
出だしは快調!
も、すんばらしい朝焼けの雲海と快晴の空!
しかし、すぐに怪しい雲行きが・・。
天候ではなく、のび太&チビ太の様子に例の症状が(^^;)
チビ太はともかく、のび太は今回4度目でしょ?なぜ?
しかも、チビ太より先にダメになってしまい、スタッフさんに荷物を持ってもらい最後尾・・。
前回の常念のがんばりも、ここで微塵に帳消しね(^o^)・・フフ
そして、遅々として進まないチビ太の歩みに、予定時間も大きく遅れていきます。
でも、今回縁あってチームとなった皆さん。
チビ太の苦しみに、声をかけ、励まして、ずっと後ろを一緒に歩いてくれます。
がんばれ!
もう少しだよ!
チビ太なら出来るよ!
大学生のFちゃんとIくん。S君、Mさん、みんなに励まされ、なんとか小屋を詰めて行きます。
しかし、九合五勺を過ぎた、あと少しなところで、ついに足もとまり始めた時。
野外塾のEさんが
「やぁ!この方にお会いできるなんて、ついてるよ!」
下りていらしたのは、本日1118回目富士山の佐々木さん。
定年退職された後、富士山に登り初め、10年目の今年73歳で登頂1100回達成。
すごすぎます・・。
チビ太の顔を真正面からのぞき込み、
「大丈夫!高山病じゃないよ!」
「たくさんの登山者に会って見たから、顔見たら判る!ボクは行けるよ。」
と、力づけてくれます。
そして、富士山の歩き方、リズムをおしえてくれます。
「ここまできたら、あそこまで行けるから。
いくら休憩しても良いんだよ。
立てなければ這ってもいい。
1000回登っても、1000回とも全て辛いんだ。
ここにいる大人も皆んな辛いんだよ。
この辛さを思い出せば、なんだって乗り越えられるんだよ。」
握手でパワーも貰い、見えている日本で1番高い場所を目指します。
でも、やっぱり辛いんだね…。
ポロポロ涙流して、痛い…としゃがみ込み、でも立って歩く…の繰り返し。
チビ太の頭の中は、とにかくアソコへ着けば、休める…だけのよう。
何とか山頂神社にたどり着きましたが、横になって動けません。
少しの休憩あと、皆は剣ケ峰へ向かいます。
私とスタッフさん1人が残り、様子を見ますが、やはり無理そう…。
見ているので、私も行くように勧められます。
私も2度目だし、天気も良い。
一応、のび太も気になるので、後ろ髪を引かれつつ追って剣ケ峰へ。
てっぺんは、貸切(^-^)!
S君、渾身のガッツポーズで記念撮影。
みんな、それぞれ思う存分に撮りまくりです(≧∇≦)
せっかくの貸切ですが、時間も押しているので、早々に戻ります。
すると、火口にチビ太が。
…頑張ったね‼︎
ここは、君が歩き着いた、君だけの頂上。
下山。既に13時。
いくら好天無風でも、ゆっくり下山は出来ません。
少し回復したといえ、顔の浮腫みはじめたチビ太の状態は足取りも危うく。
Eさんストックでサポートされ、秘技!電車ゴッコ下り超特急(*^^*)?
が、先頭車両の不具合にて、ダイヤの乱れあり(^^;;
高度を下げるにつれ速度を増し、Eさんと接続解除。
ついには、のび太と砂ぼこりを巻き上げ暴走列車に…ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
ラムネラムネラムネ〜!!ww
完全復活だね!(^-^)
今回、チビ太自身が望んだ富士山。
多くの助けと幸運に恵まれました。
チビ太の頑張りもだけど、登頂させよう!っていう力を感じました…(^^;;
こんな、不安定な天気の中の好天。
縁あってチームになり、支えてくれたみなさん。
このタイミング?!な1118回、佐々木さんの励まし。
その要素を掴むチカラは、チビ太の気持ちと行動なんでしょうかねぇ…。
また、参加された皆さんもそれぞれに、富士山へ登ろう!との思い。
Mさんは、昨年参加したのですが五合目で悪天候により中止になり、そのリベンジに今年も参加。最高の天気に恵まれ、素敵な笑顔で2人を励ましてくれました。
Fちゃんは、大学の論文で富士山をテーマにしたから。
世界遺産になった今、改めて富士山と人、様々な問題を卒論にまとめるそうです。
全員にインタビュー。
のび太もチビ太も私も・・。
おかげで自分が、漠然と思っていた事や、考えをちゃんと言葉にして出し、それを改めて知る事が出来ました。
Iくんは、夏に登山を始め、初登山が裏銀座縦走!という最高の経験をし、
(しかもお盆で、もしかしたら私とニアミスしていたかも・・ww)
やはり富士山には登りたいとの思いから。
本職?はスキーなので、この調子でいけばスグにアルペンスキーだね(^^;)
S君は、今回絶好調!高山病もなく、たぶん今までで一番の天候とコンディションの山行だったのでは(^o^)
次の目標は、城山で旨い飯を炊く練習をすること・・だって(^^;)
チビ太は・・、もう登りたくない〜!だそうです(^^;)
心残りも…(^^;;
下山した雲海荘で、バッチのラス1が売れてしまった後だったこと_| ̄|○
と…、やはり剣ケ峰へチビ太を押し上げたかった…こと。
きっと、またいつか自分自身でつかむ機会もあるでしょう。
富士山って、そういう山なのかな?
その辺、上手いよね富士山…(^^;;
おつかれさまでした〜
富士山はすごくいいお天気だったのね
よかったよかった
のび太のプロマイド風写真もちょっとかっこいいね〜
でも、二人とも高山病だなんて、ホントにツライ中よく頑張った
その分、感動もひとしお…なのかな?
ちび太もまたきっと行きたくなるはずだ
ということで、Sさんの分も合わせて4つです
ところで、高山病は回数を増やせば治るものではないのでは…?
メンバーの数見て驚いたけど、野外塾さんというものがあるのね
私も次はそこにお願いしようかなぁ。
山開き中は、とても行けそうにないし
miouさんこんばんは!おつかれした!!
まさかの富士、びっくりですよ。
そしておきまりの高山病。
チビ太くんものび太くんもよく頑張った
Sさんも前回の汚名挽回?
僕は11年前、初登山が富士山だったんですけど、もうひどい高山病であれで山嫌いになりました。なんとか根性でお鉢巡りしましたけど、下山時の砂走りで、高山病で苦しんでる僕をおきざりにしてヒャーヒャー言ってかけおりていったt2の姿は今でも脳裏にハッキリと残っております。あの恨みは1000年は消えないでしょう…
という事で山好きとなった今でも富士山だけは…って感じです〜
でもチビ太くんはすでに山の素晴らしさを知ってるので、山嫌いになる心配はなさそうですネ
今回は素晴らしい出会いもあったようですし。 きっと佐々木さんとの出会いは一生の記憶として残っていくんでしょうね。「そういやあの時、すごいおじいちゃんに会ったなぁ」って。
こうやって少年のアルバムは少しずつ厚くなってくんですね
p.s.
muniさん、muniさん、高山病って数重ねりゃ治るってもんでもどうやらなさそうですよ。出るときゃ出る、出ないときゃ出ないって感じっぽいです。僕ももし富士山に登ったら確実になる自信ありますし。
でも涸沢で高山病になってた僕ですが、ここ最近は高山病の症状は出てないので、やっぱ数打ちゃ慣れるのかも。心肺能力は確実に上がってきてるので、酸素摂取能力も比例して上がったとかはあるかもですね。
チビ太くんものび太くんを支えるたくさんの周りの方々の
暖かい声、良いものですね
心暖まるものを感想から感じました。
富士山に登ったのは1回だけなのですが、8月の下旬で
同じように下を見ると雲海でした。雲を突き抜けて
現れた青空は感動した記憶があります。
高山病にはかからなかったのですがzawadaさんが書かれて
いるように「出るときゃ出る、出ないときゃ出ない」
みたいですね。ということで2回目になかなか足が
向かないのですが・・・
チビ太くん、また挑戦して欲しいですね
なにはともあれ無事のラムネ、良かったです
高尾は?
いやいや、鉄板 Mさんとなら、きっと山頂に着いた瞬間に神降臨…的な日がさしたはず
なんか、こうやって書くと、雷神vs風神または北風と太陽、みたいでかっこいいな
高山病は、私は経験ないんだけど、本当に辛そうでした。
彼にとって、未体験の症状。
佐々木さんのお話だと、10人中3人くらいは高山病で登頂断念するとか。
どうも、二日酔いの激しいバージョンらしいデス…(^^;;
頭痛、悪心、吐気…でのぼるの??
ムリムリ!
そりゃあ、泣くし、折れるわ……
星四つ!ありがとう!
しかし、反射的にお腹がすいてきました
zawadaさん。
富士山て、好き嫌い分かれるってホントなんですかね〜
6年まえの初富士は天気も今回より良く、雲海すらない地球丸見え状態で、最高のコンディションでしたが、特に好き!ともならず。
単調さを感じて、やはり富士山は登るより見る方が美しい…と思いました。
多分、高山病もなく、同行者に1000年忘れない仕打ちもされなかったので 倦厭意識まではいかずに済みましたが、特にまた登りたい!とも思わない山でした。
しか富士山もやはりほかの山同様、いく度に違うんですね…。
もし、また行ってもいいかな?のお気持ちあれば、試しに行ってみてくださいな
その後のレコ、多分とても楽しみでしょうね
大きくなった少年のアルバム追加!ですよ
台風の影響でしょうか、まぁまぁには色んな雲海を見てきたと思う中で、映像?CG?くらいに迫力ある圧巻な雲でした。
naveさんも、2回目富士山へ機会あればいかがです?
富士登山はお祭りとか、イベントとかなイメージで、つまりは日本一高いから、山なんて別に好きじゃないけど、そのために装備揃える、初心者の多い山なのかもしれません。
新入社員研修で登ったり…(^^;;もありますからねぇ〜。
不思議な山ですよ、富士山。
高山病はなる時はなるし、ならない時はならない
チビ太は、またきっと行くでしょう
わたしは…一合目からとか、次回は行ってみたいな…と思ったりしました
お子さんの富士山TRYを拝見してコメントさせてもらいました。
私自身が山を登り始めたきっかけが富士山でした。
かれこれ30年ぐらい前の8歳の頃家から100キロぐらい一人で歩いて富士山まで行って登りました。
装備もTシャツに短パンにビーサン。スーパーのビニール袋にタオルとお財布入れただけでよくもまぁ歩けたなと思いますがその時は8合目で暗くなって雨が降って怖くなって下りました。
悔しくてその後すぐに再チャレンジして登れた時は気持ち良かったなぁ。その後も約30年間、年に数回ずつ登っていますがいつも山は違った表情で面白いです。
昨年姪を連れて登りましたがすごく大変だったのを思い出しました。お子さん頑張りましたね サポートも。
剣ヶ峰はきっと自分の力で登ってくれるでしょう
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