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Yamareco

記録ID: 3516249
全員に公開
沢登り
東北

【森吉】小又峡遡行(三階滝右岸巻き)

2021年09月02日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:26
距離
11.3km
登り
794m
下り
789m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:49
休憩
2:36
合計
11:25
6:42
6:43
17
7:00
7:06
44
7:50
7:51
50
8:41
8:59
11
9:10
11:19
217
14:56
14:56
125
17:01
17:02
20
17:22
17:22
25
17:47
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
森吉林道起点に駐車 
登山道だがぬめぬめの滝に梯子が打ってあるだけのもの
2021年09月02日 08:41撮影 by  iPhone 8, Apple
9/2 8:41
登山道だがぬめぬめの滝に梯子が打ってあるだけのもの
化ノ堰と呼ばれる水路状ゴルジュ。遊歩道で巻くが、泳いで遡行するのは大変そう。
2021年09月02日 09:01撮影 by  iPhone 8, Apple
9/2 9:01
化ノ堰と呼ばれる水路状ゴルジュ。遊歩道で巻くが、泳いで遡行するのは大変そう。
三階滝右岸の巻きをリードするtamoshima
2021年09月02日 09:42撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 9:42
三階滝右岸の巻きをリードするtamoshima
三階滝の次にある2m滝を登る
2021年09月02日 11:16撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 11:16
三階滝の次にある2m滝を登る
巨大ポットホール
2021年09月02日 11:24撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 11:24
巨大ポットホール
ゴルジュ内に小滝が続く
2021年09月02日 11:58撮影 by  iPhone 8, Apple
9/2 11:58
ゴルジュ内に小滝が続く
左壁の直登が面白かった6m滝
2021年09月02日 12:26撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 12:26
左壁の直登が面白かった6m滝
左を小さく巻いた7m滝。この辺の渓相は素晴らしい。
2021年09月02日 12:37撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 12:37
左を小さく巻いた7m滝。この辺の渓相は素晴らしい。
両岸スラブの素晴らしい渓相が続く
2021年09月02日 12:46撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 12:46
両岸スラブの素晴らしい渓相が続く
六階滝の最下段:この滝は手の付けようがなく、他の記録と同様登山道まで巻き上げられる。
2021年09月02日 12:49撮影 by  iPhone 8, Apple
9/2 12:49
六階滝の最下段:この滝は手の付けようがなく、他の記録と同様登山道まで巻き上げられる。
巻き終わって沢に戻ると再び優れた景観。沢に戻るときはうまくRFできないと懸垂下降が必要になりそうだった。
2021年09月02日 14:19撮影 by  iPhone 8, Apple
9/2 14:19
巻き終わって沢に戻ると再び優れた景観。沢に戻るときはうまくRFできないと懸垂下降が必要になりそうだった。
水は綺麗ではないが泳ぎまくる
2021年09月02日 14:32撮影 by  iPhone 8, Apple
9/2 14:32
水は綺麗ではないが泳ぎまくる
佳滝:この滝の高巻は結構悪かった
2021年09月02日 14:39撮影 by  iPhone 8, Apple
9/2 14:39
佳滝:この滝の高巻は結構悪かった
奥に見える5m滝は難しいという話なので、時短のため手前から巻いたが、巻きもそれなりに悪かった。
2021年09月02日 15:00撮影 by  iPhone 8, Apple
9/2 15:00
奥に見える5m滝は難しいという話なので、時短のため手前から巻いたが、巻きもそれなりに悪かった。
ところどころ泳ぐゴルジュが続き渓相が良い
2021年09月02日 15:41撮影 by  iPhone 8, Apple
9/2 15:41
ところどころ泳ぐゴルジュが続き渓相が良い
終盤になっても相変わらず素晴らしい
2021年09月02日 16:15撮影 by  iPhone 8, Apple
9/2 16:15
終盤になっても相変わらず素晴らしい
立派なキノコ:多分アカヤマドリ。現地ではわからなかったので持ち帰らなかったが、美味らしい。
2021年09月02日 17:43撮影 by  iPhone 8, Apple
9/2 17:43
立派なキノコ:多分アカヤマドリ。現地ではわからなかったので持ち帰らなかったが、美味らしい。
遡行図(滝の落差は目測)
2021年10月01日 15:35撮影
1
10/1 15:35
遡行図(滝の落差は目測)

装備

備考 30mロープで行ったが、三階滝を右岸から巻くなら50mあった方が良い。

感想

遠征6日目は、小又峡へ。前夜のうちに森吉入りしたが、この辺りは全く電波が入らず、会に行先の連絡をできずに困った。

長々登山道を歩いて化ノ沢出合。下流側へ少し観光しに行ったが大したものはなく、三階滝へ向かう。右下に見える化ノ堰は、ここを泳いでの遡行だったらと思うとぞっとするような流れの強そうな長いゴルジュで、興味深いが、今日は時間もそんなになさそうなので見るだけ。
三階滝は立派な滝で、通常は左岸から大きく巻かれているが、右岸のスラブを登ってトラバースしても行けそうに見えた。ということでtamoshimaリードでスラブ登攀開始。まずはフリーソロして適当なところまで上がり、そこからは30mロープで2ピッチだったか。沢登りらしいブッシュや泥壁を含む登攀で、景観も良く結構楽しめた。が、ロープが短いので時間がかかった。
次の2m滝は巻いている記録もあるが近づくと登れそうで、ここはS田が空荷になって最初に登り、その後荷揚げして一人ずつ空荷で登った。
その先はスラブ側壁のゴルジュ内に小滝が続き、景観も遡行感も素晴らしい。結構大変だった小滝もあったが、詳しくは覚えていない。
やがて現れる六階滝は手のつけようがなく、巻くことにするが、スラブ登攀で巻こうとしたら結構悪くなり、結局ブッシュ登攀になった。小さく巻くこともできずに登山道まで上がり、ここぞというところから下ると、ロープを出さずに沢に戻れた。
再び素晴らしい渓相が続くが、佳滝の巻きも結構悪く、易しい沢ではない。次の5m滝はエイドで登ったりと苦労している記録を読んでいたので、三階滝で時間を使ったこともあり、オブザベもせずに手前から巻く。しかしこの巻きもスラブトラバースがあって易しくはなかった。
以降はほぼ癒しのみの沢となり、相変わらずの素晴らしい渓相の中、泳いでは歩きを繰り返し、時々小滝を登っていくと、沼の沢出合に到着。親滝まで行ければ良かったが、夕闇も迫っているのでここで終了。行きも歩いた登山道を戻って車へ。

【総評】
スラブの側壁と釜や滝が織りなす景観が素晴らしく、泳ぎや登攀的な楽しさもある名渓中の名渓で、遠くからでもわざわざ訪れる価値がある。水が汚いのと、六階滝の高巻きが大きすぎるのだけが玉に瑕だが、日帰り沢としては最高の部類に入るといっても過言ではない。

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