【森吉】小又峡遡行(三階滝右岸巻き)
- GPS
- 11:26
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 794m
- 下り
- 789m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
備考 | 30mロープで行ったが、三階滝を右岸から巻くなら50mあった方が良い。 |
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感想
遠征6日目は、小又峡へ。前夜のうちに森吉入りしたが、この辺りは全く電波が入らず、会に行先の連絡をできずに困った。
長々登山道を歩いて化ノ沢出合。下流側へ少し観光しに行ったが大したものはなく、三階滝へ向かう。右下に見える化ノ堰は、ここを泳いでの遡行だったらと思うとぞっとするような流れの強そうな長いゴルジュで、興味深いが、今日は時間もそんなになさそうなので見るだけ。
三階滝は立派な滝で、通常は左岸から大きく巻かれているが、右岸のスラブを登ってトラバースしても行けそうに見えた。ということでtamoshimaリードでスラブ登攀開始。まずはフリーソロして適当なところまで上がり、そこからは30mロープで2ピッチだったか。沢登りらしいブッシュや泥壁を含む登攀で、景観も良く結構楽しめた。が、ロープが短いので時間がかかった。
次の2m滝は巻いている記録もあるが近づくと登れそうで、ここはS田が空荷になって最初に登り、その後荷揚げして一人ずつ空荷で登った。
その先はスラブ側壁のゴルジュ内に小滝が続き、景観も遡行感も素晴らしい。結構大変だった小滝もあったが、詳しくは覚えていない。
やがて現れる六階滝は手のつけようがなく、巻くことにするが、スラブ登攀で巻こうとしたら結構悪くなり、結局ブッシュ登攀になった。小さく巻くこともできずに登山道まで上がり、ここぞというところから下ると、ロープを出さずに沢に戻れた。
再び素晴らしい渓相が続くが、佳滝の巻きも結構悪く、易しい沢ではない。次の5m滝はエイドで登ったりと苦労している記録を読んでいたので、三階滝で時間を使ったこともあり、オブザベもせずに手前から巻く。しかしこの巻きもスラブトラバースがあって易しくはなかった。
以降はほぼ癒しのみの沢となり、相変わらずの素晴らしい渓相の中、泳いでは歩きを繰り返し、時々小滝を登っていくと、沼の沢出合に到着。親滝まで行ければ良かったが、夕闇も迫っているのでここで終了。行きも歩いた登山道を戻って車へ。
【総評】
スラブの側壁と釜や滝が織りなす景観が素晴らしく、泳ぎや登攀的な楽しさもある名渓中の名渓で、遠くからでもわざわざ訪れる価値がある。水が汚いのと、六階滝の高巻きが大きすぎるのだけが玉に瑕だが、日帰り沢としては最高の部類に入るといっても過言ではない。
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