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Yamareco

記録ID: 350708
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

餓鬼岳日帰り-下りはきつかった

2013年09月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
y-urano その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:10
距離
16.0km
登り
2,198m
下り
2,209m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:00駐車場発-6:09白沢登山口-6:43紅葉の滝-7:00魚止めの滝-水場10分-8:35大凪山
8:50-9:50百曲がり-10:30餓鬼小屋10:48-10:52餓鬼岳山(頂周辺休憩)

帰り 餓鬼岳12:40-13:45大凪山14:00-14:48最終水場15:05-16:17駐車場
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
6時前上の駐車場だけ6台
16時すぎ下の駐車場までほほ満車
コース状況/
危険箇所等
白沢登山口-最終水場
   危険箇所多し、ヤマレコで皆さんが言っている通りでした。
   それでもそこまでとはと思っていたのですが、
   本当に危険箇所が多くびっくりです。  
   沢の横のもろい岩場に木の梯子がいくつもかかっていますが、
   狭く細く一部は朽ちかけてます。
   また鎖場も多く普通の山道の割合のほうが少ない位です。     
   落ちたら数メートル下の沢、細心の注意が必要です、
   特に帰りの集中力の切れる下りはなおさらです。
 
他には、大きな岩がある水場から向こうの沢に出るため、一旦崖を登ってそこから沢に垂直に下る箇所にある細い鉄梯子も注意です。針金で止めてあるだけですので、しっかり確認してから降りましょう。また沢を渡る木橋も定員2名とか書かれてるものもありますので注意です。

最終水場-大凪山
最終水場からの斜面を上がって、その後の沢筋を登る急登箇所は落石注意です。まっすぐ上に上がっているので、落石があったら逃げ場の確保が難しいです。こぶし大の石が多く、しっかりした足場が少なく落石が起きやすくなっていました。またこの日は登山客が多かったため、帰りは砂道と浮き石だらけになっていました。こんなにすべりやすく落石の多いて下りは初めてでした。さらに靴底を急斜面と同じにして下るしかなく、足の疲労感がいつもとは違いました。
      

6時にここから出発、すでに団体さんが登っていったらしい。
2013年09月28日 06:05撮影 by  DMC-FX50, Panasonic
9/28 6:05
6時にここから出発、すでに団体さんが登っていったらしい。
10分もしないうちに登山口に到着、一旦下って白沢を渡ってから沢沿いを進みます。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
9/29 9:28
10分もしないうちに登山口に到着、一旦下って白沢を渡ってから沢沿いを進みます。
右下は崖、狭く危険な道が続きます。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
9/29 9:28
右下は崖、狭く危険な道が続きます。
鎖やロープに掴まって進みます。
2013年09月28日 06:48撮影 by  DMC-FX50, Panasonic
9/28 6:48
鎖やロープに掴まって進みます。
白沢と言うだけあって河床が白い
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
9/29 9:28
白沢と言うだけあって河床が白い
1時間程で魚止めの滝に到着
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
9/29 9:28
1時間程で魚止めの滝に到着
岩にかかる木のハシゴ
2013年09月28日 15:20撮影 by  DMC-FX50, Panasonic
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岩にかかる木のハシゴ
これが危険な鉄ハシゴ、固定されていなく針金で支えています。
2013年09月28日 15:20撮影 by  DMC-FX50, Panasonic
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9/28 15:20
これが危険な鉄ハシゴ、固定されていなく針金で支えています。
中略、大凪山を越えたあたりから展望が少し開けてきました。向こうの三角に見える山は有明山かな?
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
9/29 9:28
中略、大凪山を越えたあたりから展望が少し開けてきました。向こうの三角に見える山は有明山かな?
紅葉が始まっています。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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紅葉が始まっています。
もう少ししたら最高だろうな
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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もう少ししたら最高だろうな
稜線に近づいてきました。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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稜線に近づいてきました。
木々の向こうには浅間山がのぞいています。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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木々の向こうには浅間山がのぞいています。
餓鬼岳の山頂を回り込むようにして小屋に向かう道が続きます。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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餓鬼岳の山頂を回り込むようにして小屋に向かう道が続きます。
登ってきた尾根が見えます。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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登ってきた尾根が見えます。
休憩を入れて4時間半で小屋に到着です。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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休憩を入れて4時間半で小屋に到着です。
小屋から望む燕岳方面、手前が剣吊りの尾根です。
先に槍の穂先が見えます。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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小屋から望む燕岳方面、手前が剣吊りの尾根です。
先に槍の穂先が見えます。
有明山に奥に合戦尾根かな。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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有明山に奥に合戦尾根かな。
八ヶ岳、富士山、南アルプスが一望できます。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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八ヶ岳、富士山、南アルプスが一望できます。
餓鬼岳の斜面の向こう、雨飾山から火打山、その手前高妻山から戸隠と見えます。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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餓鬼岳の斜面の向こう、雨飾山から火打山、その手前高妻山から戸隠と見えます。
小屋から5分で餓鬼岳山頂です。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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小屋から5分で餓鬼岳山頂です。
ここからの眺望です。
左から鹿島槍、蓮華から針ノ木、奥に剱が聳えます。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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ここからの眺望です。
左から鹿島槍、蓮華から針ノ木、奥に剱が聳えます。
剣吊の向こう燕から大天井、奥に穂高から槍そして笠岳、双六と見えます。
2013年09月29日 09:28撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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剣吊の向こう燕から大天井、奥に穂高から槍そして笠岳、双六と見えます。
山頂から野口五郎岳方面、鷲羽岳、ワリモ
2013年09月29日 09:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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山頂から野口五郎岳方面、鷲羽岳、ワリモ
燕岳方面をズームアップ、燕山荘が見えます。
奥に大天井岳その奥は前穂ですね。
2013年09月29日 09:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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燕岳方面をズームアップ、燕山荘が見えます。
奥に大天井岳その奥は前穂ですね。
山頂から少し足を伸ばして餓鬼のコブ方面に---
岩だらけの稜線です。
2013年09月29日 09:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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山頂から少し足を伸ばして餓鬼のコブ方面に---
岩だらけの稜線です。
これも楽しい、誰もいません。
2013年09月29日 09:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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これも楽しい、誰もいません。
景色の良いところで唐沢岳方面を望めば、ツルタテと針ノ木-蓮華が立派です。
2013年09月29日 09:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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景色の良いところで唐沢岳方面を望めば、ツルタテと針ノ木-蓮華が立派です。
妙高、戸隠連峰手前に大町が見えます
2013年09月29日 09:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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妙高、戸隠連峰手前に大町が見えます
のんびり出来たので下り始めます、だいぶ雲が出てきました。
2013年09月29日 09:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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のんびり出来たので下り始めます、だいぶ雲が出てきました。
帰りに餓鬼岳小屋をのぞかせていただきました。
有名なポスターが貼ってありました。
2013年09月29日 09:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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帰りに餓鬼岳小屋をのぞかせていただきました。
有名なポスターが貼ってありました。
この日は満員だそうです。
2013年09月29日 09:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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この日は満員だそうです。
帰りに見つけた「シラヒゲソウ」初めて見ました。
2013年09月28日 15:26撮影 by  DMC-FX50, Panasonic
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9/28 15:26
帰りに見つけた「シラヒゲソウ」初めて見ました。

感想

餓鬼岳は登山口までが近く日帰りにはお手軽な標高の山と思っていました。ところが高速を降りて松川村から見る餓鬼岳は立派で険しく見えました。考えてみれば、あまり餓鬼岳を正面から見たことがなかったと気がつきました。

今回実際登ってみて、初心者コースでは無いことは間違いありません。標高も1000m以下からの出発で、沢沿いではたくさんのアップダウン、大凪山からの登り返し、手元のGPSでは累積高度は2500m以上でした。(本当?・・)

さらに沢沿いの崖道や大凪山直下の厳しい急登に落石地帯と危険がいっぱい。
コースタイム6時間半も、他と違って此所だけはそれ相当です。

それに日帰りには帰りの下りが足に効きます。沢を下って、登山口近くまできてやっと安心できる登山道です。下りをいつもの登山道の様に小走りで走ったら危ない危ない!なかなかコースタイムも縮まりません。

しかし餓鬼岳山頂から見渡せる眺望は素晴らしく360度の半分は北アルプスでもう半分は松本平、南北半分の境界線上に浮かんでいる気分です。ここから時間さえ許せば、燕から表銀座を歩いてみたい。表銀座の忘れ物のような餓鬼岳ですが眺望は素晴らしく大満足でした。

 ここ2週、急登の登山道ばかり登っていますが、このコースは登りでも遜色なく、下りでは一番きつかった登山道です。また危険箇所の多さではダントツでした。

あと少しで紅葉まっさかり、沢沿いをのんびり滝を眺めながら登るにはいいのだろか・・。

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