娘(11歳)と百高山85 扇沢-爺ヶ岳-赤沢岳-スバリ-針ノ木-蓮華-七倉
- GPS
- 30:04
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 3,361m
- 下り
- 3,688m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 8:23
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:04
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 11:10
荷物が重くて歩くのが遅くなってしまいますが、安全第一で歩いています。
天候 | 1日目:快晴 2日目:快晴 午後曇り時々雨&強風 3日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
早朝、真っ暗な場所でバスを降ろされますのでヘッデンの準備を。 トイレ・水場ないので、手前の扇沢Aでの停車中にトイレと水補給が吉。 復路:毎日アルペン号 七倉→新宿西口 七倉へのバス到着が20分ほど遅れてました。 携帯に電話が来ましたがもう少し早めに分かれば、乗車前に食事できたのですが。。。(改善希望→まいにちアルペン号) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:種池山荘への登山口 ■扇沢→種池山荘 特に危険箇所なし、わかりやすい一本道。山荘が見えてから長いです。 ■種池山荘→爺ヶ岳 稜線のハイキングコース。 ■種池山荘→スバリ岳→針ノ木小屋 アップダウンありますが、景色もよく楽しいです。水場なし。クマ出没注意。 ■針ノ木小屋→蓮華岳 前半の登りが終われば広い稜線のハイキング。良。 ■蓮華岳→船窪小屋 蓮華の大下り、ガレ場、ハシゴ、鎖場、いろいろ揃っています。特に2275mへ下る鎖場の最後の区間は、目印がないですが右に曲がらないと崖で行き止まりになります。鞍部まで鎖がありますので、鎖を探しながら下りましょう。 その他、ギザギザな箇所たくさん。アップダウンあり、ですが、北葛岳山頂からの展望は素晴らしいです。 船窪小屋、まずはお茶を出していただけました。天気もよくゆっくりと休憩させていただけました。 ■船窪小屋→七倉 普通の長い登山道が続きます。水場ないので、水分不足に注意。 唐沢のぞきからもなかなか到着しません。たくさんの木製のハシゴがあってありがたいです。3段くらいのは無いほうが楽な気もしますが、スリッピーなコンディションでは有効なのでしょう。 |
その他周辺情報 | 下山時、七倉で食事、軽食、入浴可。缶ビール等の販売あり。 ギリギリの下山だったので、飲み物だけ購入。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
百名山に引き続いて、挑戦中の日本百高山チャレンジ。
夏休みの白馬岳、南アルプスはコロナと天候不良で断念。
今回は縦走者の少なそうな種池山荘→針ノ木→蓮華→七倉ルートを選択。
■0日目
今回もお世話になります。まいにちアルペン号。前回、都庁下からの出発に懲りたので、再び竹橋乗車。 木曜日のせいなのか、コロナのせいなのか、いつもより人が少ない。中型バスの一番後ろの席。(リクライニングが少なく、エンジンの真上のため床が熱くて靴を脱げません。夜行ではハズレ席かな)バスはほぼ満員で寝にくく残念ですが就寝。
■1日目
早朝の扇沢。まだ真っ暗。準備をして歩き出す頃には薄明るくなってました。
今日は小屋までなので楽勝ののんびりルートです。
ゆっくり歩いて9時過ぎにはテント準備。
娘(8歳)のときは登山口7:22→種池山荘10:33=3時間11分。
今回(11歳)は 登山口4:50→種池山荘 9:14=4時間24分。
テント装備とはいえ遅すぎでしょう。
(今回は、途中で朝ごはんを食べながら登ったのが原因です。)
種池山荘のテント場はマスクしていない人が目についたので、出発までどなたとも会話せず。爺ヶ岳へ散歩してのんびりしました。南峰は山頂は人が多かったので中峰に移動しましたが、密度が高いのですぐに戻ってきました。
昼食は塩分補給でラーメンと缶チューハイ、ジュース。
夕食はチーズ好きな娘用のメニュー、カマンベールチーズのベーコン包み焼き。ご飯、カレー、オニオンスープ、コーヒー。
帰宅後、ネットで確認したら、種池山荘「秋のピザ祭り」準備も整い当初の予定より1週間早めて、8月28日(土)より種池山荘「秋のピザ祭り」を開始。って、、、
もう1日だけ早すぎた。残念〜。次回こそ!
■2日目
今日は早めに針ノ木岳に着いておきたいので早めの行動。
朝食はいつものおにぎり雑炊(おにぎり2個+お茶漬け海苔+お湯)を2人でシェア。
クマが出るとのことなので、見通しの悪い場所では、声を出して出合い頭を避けながら進みます。人も少なく抜群の景色で楽しく歩けます。
スバリ岳が近づいてきた頃から雲が増え、針ノ木岳到着時には雲の中。雨具装着で下っていくとかなり上までテントが立っています。
雨に風も出てきてテント場も満員。ギリギリ小屋泊に切り替えさせていただき助かりました。夕食のカレーライスはお代わりなし。全員窓の方を見て一切の会話禁止。テレビは天気予報を映していても音声なし。換気のため窓も開いていて、最短時間で食べて下さいとのアナウンス。表現が悪いのですが、刑務所の食事のような雰囲気。ここまで徹底してコロナ対策をいていただきながらご苦労されての山小屋営業をされていて良かったです。これからも頑張って欲しいです。
宿泊者は1人1リットルのお水をいただけます。
雨と風で、明日はどうなるかな。。。
20時消灯(19時30分就寝)
■3日目
風の音でなかなか寝付けず、そろそろ起きる時間かなと思って時計を見るとまだ1時過ぎ。何度かウトウトして、周りも起き出す人の気配が出てきて、一度外を見に出てみる。眩しいくらいの月光。それに負けないくらいの星。スマホで星空撮影。
多少風はあるものの寒くもなくいいコンディションの予感。
娘を起こして蓮華岳へ向かい、途中で日の出。
蓮華岳ピストンの人が多いようだ。ここから蓮華の大下り。はるか下の方まで下って行く。上の方は歩きやすい砂地。徐々に岩になり、やがては岩歩き。
目印がなく、崖の方へ導かれてしまう箇所は、先行のお姉さんたちに対岸から教えてもらい、数分後には私達も、後続のお姉さんに伝言しながら皆さん無事通過。
誰もいなかったらウロウロしちゃうかも。
次の北葛岳山頂はなかなか素晴らしい展望なので、朝ごはん食べたりしながら休憩。
更に下ったり登ったりしながら七倉岳。ここまでくれば一安心。
船窪小屋のおもてなしを受けて、ラーメン+りんごジュース+水+CCレモン。
十分な水分を持って、14時10分のバスに間に合わせるべく下山開始。
ちょっと調子が悪くペースが上がらず、13時50分に下山。
時間過ぎになってバスが遅れていますとの連絡。
それなら早めに言ってよ〜。蕎麦でも食べてまってますから。。。
バスは中央道経由ではなく、上信越道経由で新宿駅西口へ。21時30分過ぎに到着。
子連れの2泊3日のテント泊装備でゆっくりと歩きました。
天気などの関係で、2泊目は小屋泊まりになりましたが、初日は高度慣れもしたいので、余裕をもったスケジュールが良いようです。
今回の百高山:爺ヶ岳中峰(2670m)2回め
82 赤沢岳(2677m)
83 スバリ岳(2752m)
84 針ノ木岳(2821m)
85 蓮華岳(2799m)
百高山完登まで、あと残り15座。安全第一でがんばります!
以前に山で出会った方、私達の拙いレポートを読んでくださっていた方、休憩中にお話しをしていただいた方、すれ違いで応援してくださった皆さま、ありがとうございました。
またどこかでお会いできたらお声がけ下さい。
ありがとうございました。
娘(8歳)と百名山56 柏原新道〜鹿島槍ヶ岳 北峰まで
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1610323.html#header_small
コメント
この記録に関連する登山ルート
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あと15座ですね ゴールが見えてきました
天気と、コロナ次第ですね
順調にいけば10月上旬に百高山踏破ですね( ^^) _U~~
ガンバレyamanamiちゃん
残すところ、(1)白馬方面、(2)木曽駒〜空木、(3)南アルプス、そして最後の(4)アサヨ峰です。
あと4回の山行の予定なのですが、南アルプスは山深く、今年のスケジュールでは難しい感じです。
白馬と、木曽駒〜空木は天気次第で行けるかもしれません。
南アルプスを飛ばして先にアサヨ峰に登ってしまうと、最後の1座はとんでもない山になってしまうので、無理せず今年はあと2回でしょうか。。。
となると、百高山コンプリートは、南アルプスの雪解けを待って来年の夏休みになるのではないかと。
そのころにはコロナ、収まって欲しいものです。
そのお礼と記録を拝見させていただき、ありがとうございます。
登った後もこうして振り返らせていただき、改めて楽しかったなーと思います。
なにより娘さんがかわいかった!
また覗かせてください。
前を歩いていたお二人の女性が同じように大きな声で教えて下さらなければ、無理やりロープを出して懸垂降下していたかもしれません。でも、真下でお弁当食べている人たち居ましたから、懸垂降下しなくて良かったですし、私たちもtomokotagaさんに声をかけられずにいたかもしれませんね。
なかなか手ごわいルートで楽しかったです。
これからも応援してください〜
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