初めての北アはやっぱり槍でしょ♪
- GPS
- 10:51
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 2,237m
- 下り
- 2,170m
コースタイム
穂高平 4:30
白出沢出合 5:04
滝谷出合 6:01
南沢 6:33
槍平小屋 6:48
最終水場 7:25
救急箱 7:58
飛騨乗越 9:09
山荘 9:22
山頂 9:58
山荘 10:22(10:35発)
飛騨乗越 10:41
救急箱 11:23
最終水場 11:50
槍平小屋 12:21
滝谷出合 12:50
白出沢出合 13:42
新穂高 14:30
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東京から4時間弱(休憩1回含む) 帰りは5時間(休憩2回と中央高速の渋滞含む) |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆コース☆ 渡渉点が何回かあり、増水時には要注意。今回は長い間雨が降らなかったので全く問題なし。槍ヶ岳山荘から上の部分は見た目ほどではありませんでした。中学生くらいの女子も平気で登っていました。ホールドもステップも豊富にあります。ただ濡れている時は要注意かな。 ☆下山後☆ ロープウェイ乗り場下の店で氷いちごでとりあえず火照った体を沈める。その後日帰り温泉ひがくの湯を利用。キンキンに冷えた牛乳(200円)が風呂上がりに美味かった。休憩室でごろんと横になりストレッチ。飛騨牛カレー美味そうだったけど。カロリーオーバーになりそうだったので今回はパス。土産はR158沿いの地酒専門店中島屋で、地酒を購入。家でしっかり祝杯あげました。生酒買ったら発砲スチロールの箱に氷入れてくれた。女将さんが親切。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
ザック 1 サロモンXA20
非常用ツエルト 1 Fine Track
雨具上下 1 モンベルGTX
ハイドレーション 1 2.0L
ナルゲンボトル 1 0.4L
ペット飲料 1 0.5L
ヘッドランプ 1
手持懐中電灯 1
救急キット 1
朝食 1 パン
昼食 1 オニギリ
行動食 1 ジェル5本、バー1本
ドライレイヤー 1 着用
ベースレイヤー 1 着用
携帯電話 1
カメラ 1
手袋 1
靴下 1 着用
トレランシューズ 1 着用
コンプレッションタイツ 1 着用
ストック 1
着替え 1
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感想
せっかくの夏休み、初の北ア、車で登山口まで行けて夜行日帰りできるコースはどこだろうと考えてみると、新穂高から槍ピストンか中房温泉から燕→常念ピストンくらいしか思い浮かばない。せっかく北アに行くのだから少しはロッキーなところをということで槍に決定。
新穂高に22時過ぎに到着。無料駐車場は知らないうちに過ぎてしまい。第一駐車場に到着。夜間は閉鎖されているので仕方なく、第二駐車場へ向かう。荷物を詰めて、仮眠。起床は3:00。バナナとバーで簡単に朝飯前の食事。コンタクトがなかなか入らず苦労する。さて今日のお題は「秘密兵器」ツムラの68番のテスト。なんじゃそれ?足の攣りに効く漢方薬です。過去数回、必ず途中で足が攣り、しんどい状況に。色々調べてみると自転車乗りで攣る人に医者が処方するらしい。それならということでネットで購入。(ちなみに処方箋は不要です→一般医薬品)どの程度効くか試してみた。
荷物の重量は3kgくらいだろうか。日帰りなので軽い。さて出発。熊鈴をつけて先を行く人がいるのでついて行った。駐車場の先に林道の入り口があるはずなので、これで良いはず。ことろがヘッドランプに先に左俣林道の文字が。あれ自分が行くのは右俣だったよな。危ない危ない。反対へ戻り、仮設橋を渡り、第一駐車場へ。林道からスタート3:50。白出沢までは退屈な林道歩き。出発時には少し寒いと感じシェルを着ていたが暑くなりすぐに半袖1枚になる。その後終日そのままの格好で過ごした。途中で夜が明けて、ランプをしまう。
滝谷までは樹林帯の中の普通の道。勾配もゆるく、快調に飛ばす。途中から石が多くなる。滝谷避難小屋は、中は開けなかったが、写真で見ると狭い小屋のようだ。ここの渡渉点は少し水勢がある。槍平小屋までも展望はなく退屈な歩き。途中の岩を観察するとアイゼンの傷が無数についている。トレッキングポールが林道を痛めると言われているが、アイゼンの方がよほどダメージ大きいのではないか。山にはようわからん都市伝説(山伝説というべきか)がたくさんある。
槍平小屋は「くまさん」がお出迎えの愛嬌ある小屋。トイレを済ませ、水をボトルに補給して出発。ここまで予定より5分とり戻した。スタートが20分遅れなので、都合15分遅れ。森林限界超えるまでは展望なくだらだらと長い登り。特に楽しみもないので道ばたの花を写しながらゆっくりと進む。森林限界を超えると稜線が見えてくる。上を見上げるとまだ先は長い。暑いのでハイドレーションからどんどん給水。この辺から花の種類が増えてくるので癒される。スタートしてから5時間。足に違和感が。来た来た。攣る前の筋肉の状態だ。ストレッチのために止まったら頸骨筋が固まった。秘密兵器の漢方薬はあまり効いていないようだ。飛騨乗越までだましだまし進む。山荘のテン場あたりで痙攣はMAXに。内転筋にまで拡がりロボットのようにカクカク進む。山荘でパンの朝飯。足攣ったまま槍まで登れるか?たぷっり給水してマッサージしたら大丈夫そうなので荷物をデポし、穂先へ。
下から見上げるとすごいように見えるが登ってみると下を見なければあっと言う間に頂上。結構楽しい。お約束のプレート持って撮影してもらう。下りは前に慣れた感じの大学生がいたので、彼と同じムーヴでサクサク下りる。上手い人の身のこなしは参考になる。山荘に戻り再びまったりした。自販機でお茶を購入、水(1L200円)をハイドレーションに入れて出発。痙攣は治まり、後は撮影でも楽しみながら下るだけ。太陽が上がるとやたら暑い。熱中症になりそうな雰囲気。一方下りでは花がよく目に入る。登りと違い余裕があるからだろうか。撮影しながらのんびり下る。途中でトレランの人に抜かれたがボディバランスがすごかった。それほど急でない下りでも体を支えるために手を多用していたのが印象的。あれ位足さばきが上手ければ下りも苦労しないだろうな。
さて樹林帯に入ると特に楽しみもなく黙々と下る。今日は「秘密兵器」のテストのためストックは使わずに通してみたので、下りも自分のボディバランスと下半身の筋力が頼りだ。なかなか足の置き場が決まらないのでトレランの人のようにスイスイ行かないがステップを考えながら下ると退屈しのぎにはなる。槍平小屋で給水。ここで撤収していたベテラン風のおじさん、でかい荷物担いでものすごいスピードで下りて行った。あの荷物で、あのごつい登山靴でポール1本でさっさと下りていく。自分はあの50l位の荷物担いだらフラフラだろうな。軽い荷物で良かった。白出沢から先はオマケのトレーニング。暑いので軽くジョグで戻る。1秒でも早く着いて冷たい水分補給したかった。
肝心の「秘密兵器」芍薬甘草湯は劇的に効いたかというとそんな感じはなかったが、最後までストックを使わずに自分の脚だけで通した割には、いつもより攣りの度合いが軽かったし回復も早かったので、服用しないよりはマシなのかなと思う。惜しかったのは花の撮影。こんなに沢山咲いているならデジ1持ってくれば良かった。特に帰り。時間に余裕あったので、もっと綺麗に撮影すれば良かった。せっかく荷物軽くしたのだから、カメラは贅沢しても良かったかな。やはり頂上でもデジ1の方が綺麗に写るし。槍の穂先から見る穂高方面、次はあちら方面やろうと意欲をかき立ててくれる。夜行日帰りはきついかな。初北アは展望そこそこ良かったので大満足。花撮影しにデジ1持ってまた来るぜ。ちなみに花の名前は図鑑買って勉強しておきます。
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