農鳥岳-間ノ岳-北岳(奈良田〜周回)
- GPS
- 16:32
- 距離
- 40.6km
- 登り
- 4,201m
- 下り
- 4,186m
コースタイム
- 山行
- 15:39
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 16:29
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
発電所の駐車場を使っている人も多かったが一応駐車禁止とあったので路肩スペースに駐車した。 奈良田第一発電所から少し大門沢登山口方面に登るとゲート前に若干の駐車スペースがある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆奈良田〜大門沢小屋 ・とにかく道がわかりづらい。(ナイトハイクだからかもしれないが) ・正確なルートを探すのが面倒なので沢装備でじゃぶじゃぶ渡渉しながら適当に登った。 ・大門沢小屋は無人のようだったが・・・どうだろう。 ◆大門沢小屋〜大門沢下降点 ・ルートはわかりやすいが急登。 ◆大門沢下降点〜農鳥小屋 ・ルートもマーキングも明瞭なので迷うことはなさそう。 ・農鳥小屋はおじさん?がいるっぽかった。(話してはいない) ◆農鳥小屋〜北岳山荘 ・こちらもルートは明瞭。問題なし。 ・意外とアップダウンはあるので頑張る。 ◆北岳山荘〜トラバース道〜北岳 ・トラバース道にキタダケソウがいっぱい。 ・早い個体は終わってしまうかもしれないが、来週ならまだ大丈夫そう。 ◆北岳〜八本歯の頭〜歩き沢橋 ・一応バリルート扱いなので不明瞭な箇所がある。 ・八本歯はちょっと危険だし、城峰周辺も道がわかりづらいので注意。 ◆歩き沢橋〜奈良田 ・舗装路10kmをひたすら歩く。 ・途中水が採れる場所もある。 ・トンネルが多いのでヘッデンを準備しておいた方が良い。 |
写真
感想
今日は満を持して北岳に行ってきた。
来週から登山バスの運行が始まる。そうなればキタダケソウ目的の登山者でごった返すことが容易に予想される。
更に去年は新型コロナウィルスの影響で北岳に登ることができなかったためうずうずしてる人がいっぱいいるはずだ。
今週ならバスもタクシーもないのでガラ空きの北岳を楽しめそう。
しかも時期的にはキタダケソウのピーク!これは期待できる。
とはいえバスがないのでアプローチがきつい。
夜叉神から行くか奈良田から行くか。
せっかくなので奈良田から農鳥、間ノ岳も巡ってこようか。
ということで0時過ぎに出発。
予報通り雨が降っていたが気にしない。今日は尻上りに天気は良くなるはず。
濡れてもいいように全身沢装備固めてきた。
これなら濡れても大丈夫だし沢の渡渉があっても大丈夫。
大門沢小屋までのルートは相変わらずむずい。
昔はこんなに難しくなかったのにいつぞやの豪雨でルートが崩れたりしてわかりにくくなっているのだろう。
しかも暗闇なのでなおさらわかりにくい。
GPSを頼りにあっちいったりこっちいったり・・・そこそこ時間をロスした。
大門沢小屋から先はわかりやすくなるが一気に急登になるので気合と根性で頑張る。
大門沢下降点まで割といいペースで登り切るも周囲はガスガス。しかも風もあって寒い!カッパを羽織ってその場をしのぐ。
だが大丈夫。これから晴れるはずだ。もう少しの辛抱だ。
農鳥岳、西農鳥岳とゆっくりペースで登って農鳥小屋まで行くと間ノ岳方面から晴れ間が覗いてくれた。
よし、こっからボーナスステージだ。
北岳も甲斐駒ヶ岳も見えるし、南方には塩見とか荒川三山なんかも眺めることができた。
だが今日のメインはキタダケソウ。
北岳山荘を過ぎてトラバース道へ入るとハクサンイチゲの群落が・・・うーん、キタダケソウはどこだ?
八本歯方面へ歩いていくと出てきた、うじゃうじゃ咲いている。
すげー、キタダケソウのドストライクの時期に来たことはなかったので感激した。
北岳のピークを踏んだらボーコン沢の頭から池山小屋を経て歩き沢橋に降りる。
ここは冬季にしか歩いたことがないので無雪期の景色は新鮮だった。
ちょっと藪っぽくてルートミスしそうになるがピンクテープはしっかり着いているので気を付けていれば大丈夫。
歩き沢橋まで降りたら奈良田まで戻るわけだが、実は今回新兵器を持ってきた。
インラインスケートだ。
下り基調ならこれでサクッと帰れるんじゃないか・・・そう期待して2.7kgの重荷を担いできたのだが、結果的には失敗。
ブレーキがないので止まらない。暴走する。
平らなところや登りなら十分使えるが下りは危険すぎる。
ブレーキ付けられるのかな・・・結局重荷を背負って奈良田までの10kmを歩く羽目になった。
これならもっとライトな装備でサクッと歩けたのに・・・まあ体力づくりだと思えばいいか。
想定以上に時間がかかって16時間越えのガッツリ山行となったが、お目当てのキタダケソウは貸し切り状態で鑑賞できて最高の山旅となった。
しかしこれから石川まで帰るのがめんどいなぁ;;
凄いですね。体力的にも脚力でも、脱帽です。私も73才になりましたがボチボチ、コロナに負けづに山登りを再開しようという気にさせてくれました。有難うございます。
コメントありがとうございます。
73歳で山に登ろうというモチベーションは見習うべきところがあります。
私も元気づけられます。頑張ってください!
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