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Yamareco

記録ID: 324353
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ハイキング
奥秩父

雁坂峠(日本三大峠の多分筆頭)に作場平からピストン

2013年07月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:02
距離
20.5km
登り
1,500m
下り
1,508m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:00作場平-7:25一休坂分岐7:35-8:18ヤブ沢峠8:31-8:47笠取小屋8:57-9:09雁峠分岐-9:25雁峠-10:03燕山10:13-11:09古札山分岐-11:59水晶山12:06-12:20雁坂小屋分岐-12:35雁坂小屋13:02-13:20雁坂峠13:31-13:35忘れ物に気付く-13:37雁坂峠-14:29水晶山14:36-16:00燕山-16:33雁峠-16:54笠取小屋-16:56笠取水場17:34一休坂-17:41一休坂分岐-18:00作場平
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口の作場平へは、小生の住む東京中野からは青梅街道を使用した下道でも、中央道勝沼から柳沢峠を越えても大差ないので、今回もアプローチは下道を利用した。尚、復路は休日の中央道上り線の渋滞を考えると下道の方が遥かに速い。但し、岐路ではSAやPAがないので、下山後に疲労が残っていると思えたら、青梅街道に出てすぐの道の駅丹波山で小休止を取ることをお薦めする。「のめこいの湯」も併設されている。
入山前のトイレも、以前は留浦の駐車場併設の物を借りることが多かったが、道の駅丹波山のトイレの方が当然ながら清潔である。
道の駅丹波山を過ぎ、一之瀬高橋トンネルを抜けた直後の左回りのヘアピンの頂点に「一ノ瀬高原入口」の看板があり、看板が示す林道に入ると道なりに作場平に到着。林道は全線舗装されているが幅員の細い個所が多く、すれ違いには神経を使う。駐車スペースは20台くらいか。途中民宿の「みはらし」や「しゃくなげ」にも有料駐車場があるが作場平までは距離がある。徒歩40分ぐらいか。路肩の広い部分に停めている車も見かけるが、すれ違いスペースであるので、あまり感心はできない。
青梅線の駅を過ぎると買い物はできないので弁当の当日調達は、それ以前に済ませる必要がある。奥多摩駅周辺のヤマザキが最後か。
コース状況/
危険箇所等
登山道は全体によく整備されており、危険な個所は皆無といってよい。
作場平と雁峠までの間は、一休坂経由の道もヤブ沢経由の道も、登山道というよりも遊歩道と言った方が適切な道。
雁峠から燕山への登りは、日陰の全くない南斜面の九十九折りの急登でジリジリ汗を絞られる。
燕山と雁坂峠の間は、トラバースを含む稜線歩き。
水場は笠取小屋の下と雁坂小屋の脇にある。笠取の水場は冷たい水が盛大に出ている。笠取小屋の水場は盛大には出ているが金臭くて温い。水の出方からして溜め置きの天水とも思えないが、どういう水だろうか。
作場平の登山口。写真の左手に駐車スペース。
2013年07月21日 06:58撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 6:58
作場平の登山口。写真の左手に駐車スペース。
基本的に沢沿いの道。
2013年07月21日 07:15撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 7:15
基本的に沢沿いの道。
一休坂経由の道は急登とあるが、特に急とは思えない。ヤブ沢経由の道は歩いたことが無いのでそちらに向かう。笠取小屋の水場は一休坂経由の道で小屋の手前にあるので、笠取小屋で水を調達する予定の場合は、こちらに向かった方が良い。
2013年07月21日 07:32撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 7:32
一休坂経由の道は急登とあるが、特に急とは思えない。ヤブ沢経由の道は歩いたことが無いのでそちらに向かう。笠取小屋の水場は一休坂経由の道で小屋の手前にあるので、笠取小屋で水を調達する予定の場合は、こちらに向かった方が良い。
ヤブ沢。ここから一休坂に向かうこともできる。
2013年07月21日 07:45撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 7:45
ヤブ沢。ここから一休坂に向かうこともできる。
ヤブ沢経由の道は、名前の通り沢沿いの道。
2013年07月22日 10:32撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/22 10:32
ヤブ沢経由の道は、名前の通り沢沿いの道。
沢沿いとはいえ、このような木道が随所に配されているので水につかることは無い。
2013年07月22日 11:15撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/22 11:15
沢沿いとはいえ、このような木道が随所に配されているので水につかることは無い。
ヤブ沢峠に到着。
2013年07月21日 08:19撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 8:19
ヤブ沢峠に到着。
この道は未舗装林道が笠取小屋まで続く。
2013年07月21日 08:46撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 8:46
この道は未舗装林道が笠取小屋まで続く。
笠取小屋を過ぎた後で笠取山方面と雁峠方面に分岐する。
2013年07月22日 10:21撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/22 10:21
笠取小屋を過ぎた後で笠取山方面と雁峠方面に分岐する。
雁峠方面から見た笠取山。
2013年07月22日 10:22撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
1
7/22 10:22
雁峠方面から見た笠取山。
雁峠小屋。避難小屋であるが、笠取小屋で確認したら、水は出ていないらしい。
2013年07月21日 09:18撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 9:18
雁峠小屋。避難小屋であるが、笠取小屋で確認したら、水は出ていないらしい。
最初に登る燕山。
2013年07月21日 09:18撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
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7/21 9:18
最初に登る燕山。
燕山の取り付き。結構な急登だ。
2013年07月21日 09:21撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
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7/21 9:21
燕山の取り付き。結構な急登だ。
振り返ると富士が見えた。
2013年07月21日 09:30撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 9:30
振り返ると富士が見えた。
九十九折りをこなすと、
2013年07月22日 10:35撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/22 10:35
九十九折りをこなすと、
燕山と記された道標が有った。しかしながらここは燕山の山頂では無いらしい。
2013年07月21日 10:04撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 10:04
燕山と記された道標が有った。しかしながらここは燕山の山頂では無いらしい。
富士も良く見えた。
2013年07月21日 10:09撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
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7/21 10:09
富士も良く見えた。
先ほどの燕山の道標を過ぎて暫くすると道が分岐している。右に進むと雁坂峠方面。左の道は直ぐ行き止まりになるが、そこが燕山のピークのように思えた。
2013年07月21日 10:23撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 10:23
先ほどの燕山の道標を過ぎて暫くすると道が分岐している。右に進むと雁坂峠方面。左の道は直ぐ行き止まりになるが、そこが燕山のピークのように思えた。
奥秩父。
2013年07月21日 10:33撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 10:33
奥秩父。
富士
2013年07月21日 10:55撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 10:55
富士
何処の集落だろうか?
2013年07月21日 10:59撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 10:59
何処の集落だろうか?
古札山への分岐。今回はスルー。
2013年07月21日 11:09撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 11:09
古札山への分岐。今回はスルー。
水晶山。全く眺望はない。
2013年07月22日 10:40撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
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7/22 10:40
水晶山。全く眺望はない。
雁坂小屋への分岐。この距離表示は変だ。雁坂小屋へは倍近く有りそうだ。雁坂峠までは半分も無いような気がする。
2013年07月21日 12:21撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 12:21
雁坂小屋への分岐。この距離表示は変だ。雁坂小屋へは倍近く有りそうだ。雁坂峠までは半分も無いような気がする。
雁坂小屋。小屋番さんによると150人は泊まれるとか。
2013年07月21日 12:35撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 12:35
雁坂小屋。小屋番さんによると150人は泊まれるとか。
縮小写真では厳しいが、小屋から雁坂峠までは500m。どうも計算が合わない。
2013年07月21日 12:36撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 12:36
縮小写真では厳しいが、小屋から雁坂峠までは500m。どうも計算が合わない。
国道をまたぐトイレ。
2013年07月21日 12:38撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
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7/21 12:38
国道をまたぐトイレ。
雁坂峠
2013年07月21日 13:23撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
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7/21 13:23
雁坂峠
峠の由来
2013年07月21日 13:25撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 13:25
峠の由来
説明を読んでいる時に、ランナーに道を聞かれ。地図を広げるために、水を満タンにしたテルモスを柱の上に立ててしまったの大失敗。後ほど水筒を取りに走る羽目になった。
2013年07月21日 13:25撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 13:25
説明を読んでいる時に、ランナーに道を聞かれ。地図を広げるために、水を満タンにしたテルモスを柱の上に立ててしまったの大失敗。後ほど水筒を取りに走る羽目になった。
鹿のシャレコウベ。
2013年07月21日 13:25撮影 by  Canon PowerShot A3300 IS, Canon
7/21 13:25
鹿のシャレコウベ。
撮影機器:

感想

6月9日に5ヵ月ぶりに畦が丸に行った後に、色々な事情で山行の機会を持つことができず、昨日第2段のリハビリ登山を持つことができた。目的地は誰が決めたか日本3大峠の一つ雁坂峠。日本武尊の東征のおりに超えたとかで、日本武尊が実在するか否かはともかくとして、記紀にまで遡るのであるから、由緒としては三大峠の筆頭となるのであろう。もっとも当時はアルプス越えなど考えられなかったであろうが。
6月9日の丹沢では最後は段差の降下で足腰がガタガタになったので、今回はひたすら長い距離を歩いてみようと作場平から雁坂峠までトイレを借りにでかけてみた。手術後1年くらいは網膜の再剥離の危険性があるらしいのでとにかく無理をせず、十分に休みを取りながらの山行としたのでえらく時間がかかった。
道自体は特に危険な個所や迷い易い個所があるわけではなく、ひたすら歩くだけの道である。雁峠から燕山への登りは、日陰の全くない南斜面の九十九折りの急登であるのでじりじりと暑い。
雁峠分岐で笠取山への道を分けてからは、まるで登山者に逢わなかった。雁坂峠では二人ほどお目にかかったが、どちらも別ルートの方であった。
燕山から雁坂峠までは稜線歩きであるが。岐路に入ってから北方面で黒雲が湧き上がったので、雷が多少気になったが、雷鳴等は聞こえなかった。
それにしても、途中でテルモスを取りに引き返したのを含めて、約20kmの距離は長かった。前回の丹沢ほどではないが後半はかなり足にきた。手術前のイメージに囚われずに、もう少し楽な山行を繰り返した方が良いのかも知れない。

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