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Yamareco

記録ID: 321218
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

気まぐれ天気のなか塩見岳テント泊

2013年07月13日(土) 〜 2013年07月14日(日)
 - 拍手
y-urano その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
29:23
距離
28.7km
登り
2,703m
下り
2,723m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7月12日
4:25ゲート前-5:00登山道口-6:25水場-7:11三伏峠テン場8:00-8:56本谷山-
10:05塩見小屋10:45-11:40塩見岳12:18-12:50塩見小屋13:30-15:50三伏峠テン場

7月13日
4:40三伏峠テン場-5:12烏帽子岳5:30-6:05テン場7:30-8:48登山口9:00-9:40駐車場
天候 13日 曇り時々晴れ後に雨時に豪雨
14日 曇り時々晴れ一時雨?
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥倉林道第一駐車場と第二駐車場のスペース
朝4時過ぎで第一駐車場(ゲート前)はすでに満車、さすが連休です。
日曜日は第3駐車場が半分ほど埋まっていました。
当日はたくさんの車が第一駐車場に入ってきますが、駐められないでUターンするのですが
そのスペースが無くて混乱しました。
第一駐車所を通ってゲート先へバスが通りますので、くれぐれも迷惑駐車にならないように。
コース状況/
危険箇所等
駐車場-登山口 
舗装です、帰りは特に気持が疲れます。伊那バスが2本/日あります。
帰り9:15分登山口発のバスは悩ましいところですね、横着すれば帰り駐車場まで350円で乗れます、炎天下だったら乗ったかも?

登山口-三伏峠
行きは最初の登りでペースが崩れます、登ってトラバースして山の裏にでて、其から長いトラバースといった感じです。標識があり親切ですが、木の階段は濡れていると滑りますそこだけ注意です。

三伏峠-塩見岳
本谷山から長いです、アップダウンが続きます。塩見小屋下2600mからが本来の登りです。天狗岩を越えてから落石注意、崩れやすく距離をとって行きましょう。
混雑時は渋滞する場所です、石を落とさないよう気をつけて!

三伏峠-烏帽子岳 40分ほどのお手軽コースですが、登山道が急で土のため滑ります。
土曜日8時頃テントを張り終えて出発
土曜日8時頃テントを張り終えて出発
翌日朝のテン場です、テン場から外れて張ったテントも結構ありました。
翌日朝のテン場です、テン場から外れて張ったテントも結構ありました。
テン場近くでホシガラスが遊んでいました。
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テン場近くでホシガラスが遊んでいました。
テン場近くの鹿柵の中で咲いていたテガタチドリ
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テン場近くの鹿柵の中で咲いていたテガタチドリ
三伏山から本谷山にかけてハクサンシャクナゲがいたるところで咲いていました。
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三伏山から本谷山にかけてハクサンシャクナゲがいたるところで咲いていました。
周辺の山ガスで隠れていたのに、富士山が見えました。
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周辺の山ガスで隠れていたのに、富士山が見えました。
塩見小屋に着いて、山頂のガスがひくのを待ちます。
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塩見小屋に着いて、山頂のガスがひくのを待ちます。
まずは手前の天狗岩を越えていきます。
まずは手前の天狗岩を越えていきます。
山頂に到着、なかなかガスが引きません、雨も降り出しました、諦めて帰ろうとしたら東峰の先荒川岳が見えてきました。
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山頂に到着、なかなかガスが引きません、雨も降り出しました、諦めて帰ろうとしたら東峰の先荒川岳が見えてきました。
あと少し見えたらなあ・・
あと少し見えたらなあ・・
山頂付近の花 イワオウギ
山頂付近の花 イワオウギ
シオガマの仲間
タカツメグサ、イワツメグサもたくさんありました
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タカツメグサ、イワツメグサもたくさんありました
イワベンケイ、ピンクもありました。
イワベンケイ、ピンクもありました。
ミヤマオダマキ
イワヒゲ、他にもたくさんの花が咲いていました。
イワヒゲ、他にもたくさんの花が咲いていました。
これは何でしょう?一輪だけ見かけました。

誰か教えてください。
これは何でしょう?一輪だけ見かけました。

誰か教えてください。
さらば塩見、また来ます。
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さらば塩見、また来ます。
カスが沸き立つ中下ります。
カスが沸き立つ中下ります。
翌朝、近くの烏帽子岳に登ります。
翌朝、近くの烏帽子岳に登ります。
途中、立派な富士山が目の前に現れました。
神々しい姿です。
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途中、立派な富士山が目の前に現れました。
神々しい姿です。
山頂から北方面、仙丈、甲斐駒、間ノ岳、右に塩見だけれどカメラに水滴が・・・
山頂から北方面、仙丈、甲斐駒、間ノ岳、右に塩見だけれどカメラに水滴が・・・
手前小河内、奥に荒川、赤石が聳えます。
手前小河内、奥に荒川、赤石が聳えます。

感想

地元伊那の100名山、塩見岳にテン泊で行ってきました。
塩見岳は3年ぶりでしたが、連休とあって大変な混雑にびっくりです。
ゲート前の駐車場が4時で満車、500mほど下った所に駐めてからのスタートです。
ただ山が大きく、山行距離も長いため、車の割に人の数は少ない気がしました。

最近は平日天気が良くて、休日は悪い、今回も同様です。
ここ数日は会社から見える塩見の先端を眺めつつ、今後の晴天を願いましたが、
天には届かず、天気に翻弄された登山でした。
特に夕方の豪雨はさらに降り続いたらテン場が川になるほどのものでした。

それでも本谷山を越えて行く途中、ほとんどの山がガスで見えない中、
富士山だけが見えたり、塩見山頂に立った時にはガスで真っ白、何も見えないのであきらめて降りかけたら
急にガスが晴れてきたり、さらにテントに戻ったとたん豪雨になってずぶ濡れにならずに済みました。
翌日は朝、日の出は見られなかったものの、富士山、南アルプスの山々はしっかり眺めることが出来ました。
気紛れの天気になんとか行動がはまって、それなりにツキを感じた2日間でした。

今回は花に期待していきました。
たくさんの花を見る事が出来て良かったと思います。
2日目に烏帽子に登ったとき、鹿柵の内側にたくさんの花が咲いていて、
外側とは全く違うのに、改めて鹿害のすごさを知りました。
ヤマレコには月ごとの写真データの制限でたくさん載せることが出来ませんでしたが、知らない花がたくさんあってまだまだ勉強不足です。
本来の南アルプスのお花畑が、いかに種類が豊富で素晴らしいものだったと思うと、残念でなりませんが、今後の努力で本来のお花畑の再生に期待したいところです。

また今回は同行のA君がテントを購入して初めてのテント泊でした。
いつもと違って重い荷物を背負っての山行でした。
半分トレーニングもあって軽量化を無視した荷物で登りました。
コースタイムも遅く、日帰りの皆さんを後に見ながら、いくつか課題がわかったことも良い経験になりました。
せっかく持って上がった大量の酒のつまみも夕方からの豪雨で酒盛りが遅れ、半分以上持って帰る事になってしまいました。まあ節約したと思って家で食べましょう。

この連休は、皆さん天気に翻弄されたのではないでしょうか?
でも猛暑から逃れて、クルーダウン出来たことは体に良かったかな、
山は逃げませんので、またの機会にとっておきましょう。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
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