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Yamareco

記録ID: 2859596
全員に公開
雪山ハイキング
近畿

霧氷の湿原を越えて江越国境の東ヶ谷山へ

2021年01月13日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:59
距離
6.8km
登り
488m
下り
474m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:37
休憩
0:21
合計
4:58
9:43
9:44
94
12:33
12:45
37
14:30
14:30
3
14:36
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口の駐車場は除雪されているが、斎苑と共用しているので注意が必要。200円の協力金を投函。
コース状況/
危険箇所等
管理棟からスノーシューを装着。沢コースの細い橋はカニ歩き。湿原の積雪は1m、守護岩までトレースがある。以後はノートレースで脛下から膝下までの沈み込み。積雪2mぐらい。
管理舎までは除雪されている
2021年01月13日 09:39撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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1/13 9:39
管理舎までは除雪されている
協力金を投函して左の沢コースへ
2021年01月13日 09:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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協力金を投函して左の沢コースへ
沢を遡上、雪切れするので適当に高巻く。
2021年01月13日 09:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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1/13 9:51
沢を遡上、雪切れするので適当に高巻く。
細い橋はカニ歩きがベター
2021年01月13日 09:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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1/13 9:59
細い橋はカニ歩きがベター
沢を詰めると開けた湿原へ飛び出る。
2021年01月13日 10:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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1/13 10:03
沢を詰めると開けた湿原へ飛び出る。
霧氷が残っていた。
2021年01月13日 10:04撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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霧氷が残っていた。
湿原の彼方に東ヶ谷山。
2021年01月13日 10:08撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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湿原の彼方に東ヶ谷山。
湿原を振り返る
2021年01月13日 10:28撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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湿原を振り返る
守護岩への尾根に取付く。
2021年01月13日 11:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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1/13 11:02
守護岩への尾根に取付く。
尾根にはミズナラやコナラ、アカガシが多い
2021年01月13日 11:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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1/13 11:06
尾根にはミズナラやコナラ、アカガシが多い
守護岩が掘り起こされている。トレースはここまで
2021年01月13日 11:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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1/13 11:17
守護岩が掘り起こされている。トレースはここまで
いざノートレースの江越国境へ
2021年01月13日 11:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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いざノートレースの江越国境へ
好展望地より東ヶ谷山を望む
2021年01月13日 11:27撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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1/13 11:27
好展望地より東ヶ谷山を望む
南は暗雲が垂れ込める。ここからは行けるところまで
2021年01月13日 11:27撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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南は暗雲が垂れ込める。ここからは行けるところまで
岩籠山は雲の中。
2021年01月13日 11:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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岩籠山は雲の中。
雑木の枝が煩い。右、左に縫うように進む。
2021年01月13日 11:44撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/13 11:44
雑木の枝が煩い。右、左に縫うように進む。
大きく左へ曲がる尾根、
2021年01月13日 11:46撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/13 11:46
大きく左へ曲がる尾根、
東ヶ谷山への急登。写真では伝わらないが、ここが一番シンドイ
2021年01月13日 12:11撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/13 12:11
東ヶ谷山への急登。写真では伝わらないが、ここが一番シンドイ
脛ぐらいの沈み込み
2021年01月13日 12:14撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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1/13 12:14
脛ぐらいの沈み込み
急登を凌ぐと山頂までは快適な稜線歩き
2021年01月13日 12:28撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/13 12:28
急登を凌ぐと山頂までは快適な稜線歩き
東ヶ谷山に登頂、山名標は見えない。△657.5
2021年01月13日 12:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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東ヶ谷山に登頂、山名標は見えない。△657.5
南東方向、伊吹山は見えず。
2021年01月13日 12:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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南東方向、伊吹山は見えず。
北東方向、金糞や湖北の山々も雲の中
2021年01月13日 12:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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北東方向、金糞や湖北の山々も雲の中
南には琵琶湖がドーンと見えるはず。西側は高木で展望はない。
2021年01月13日 12:45撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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南には琵琶湖がドーンと見えるはず。西側は高木で展望はない。
もときた尾根を下山、雑木の着雪が美しい
2021年01月13日 13:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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もときた尾根を下山、雑木の着雪が美しい
好展望地から振り返ると山頂はガスに覆われている。ラッキー!
2021年01月13日 13:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/13 13:17
好展望地から振り返ると山頂はガスに覆われている。ラッキー!
どこでも歩ける広い尾根を駆け降りる
2021年01月13日 13:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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どこでも歩ける広い尾根を駆け降りる
守護岩まで戻ってから東尾根を下る。こちらもトレースは無かった。
2021年01月13日 13:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/13 13:31
守護岩まで戻ってから東尾根を下る。こちらもトレースは無かった。
久しぶりの道標に安心する
2021年01月13日 13:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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久しぶりの道標に安心する
山門と大浦の集落
2021年01月13日 13:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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山門と大浦の集落
やたらアカガシが多い
2021年01月13日 13:43撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/13 13:43
やたらアカガシが多い
アカガシの巨樹
2021年01月13日 13:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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アカガシの巨樹
三角点峰に寄り道
2021年01月13日 14:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/13 14:05
三角点峰に寄り道
△点標があるはず、352.1m峰
2021年01月13日 14:08撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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1/13 14:08
△点標があるはず、352.1m峰
さっきまで居たとは思えない
2021年01月13日 14:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/13 14:16
さっきまで居たとは思えない
水源の森の楽舎に戻る。ありがとうございました。
2021年01月13日 14:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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水源の森の楽舎に戻る。ありがとうございました。

装備

個人装備
スノーシュー 12本爪アイゼン チェーンスパイク

感想

北陸の豪雪は一段落し流通も回復しつつある。被災された方々にはお見舞い申し上げます。

この日は天候も持ちそう、仕事に穴が開いたので岩籠山の駄口登山口に向かう。案の定、駐車場は除雪されていない。さて赤坂山にしようかとR161を南下している時に東ヶ谷山を思い立つ。登山口の駐車場は斉苑と共用なので綺麗に除雪されていた。

水源の森舎へのアプローチも除雪されていた。除雪のために訪れておられた職員によると、湿原は積雪は1m、沢の橋は細いので気をつけてとのこと。行き先を告げ、協力金を投函してからスノーシューを装着した。

沢沿いの道は細い橋が数本ある。ソロソロと渡ったがカニ歩きが良かったと後で思った。植林からは絶えず雪融けの雫が落ちてくる。トレースがあり、所々で高巻いたりしながら沢を詰めるとパッと開けた。広い湿地帯は一面が雪原と化している。辺りには冷気が漂っている。見上げると木々の枝に霧氷が光っている。未熟な赤ちゃん霧氷がかわいい。

守護岩への尾根に取り付く。旧牧場側は桧の植林、水源の森側はミズナラやブナ、アカガシ等の自然林。守護岩のピークに上がるとトレースは消えた。守護岩の位置に当たりを付けていると、なんと周りの雪を掘り起こしてあった。雪を払うとしめ縄が巻かれている。正月に付けられたものだろうか。

この頃になると青空はすっかり消えてしまう。ノートレースの県境稜線を行けるところまで進んでいく。スノーシューで脛までのラッセルだがサクサクの雪で負担は軽い。展望ピークからの岩籠山は雲の中、東の金糞岳の県境稜線も見えない。ここでおにぎりを頬張り考える。まだ時間はあるので頑張ろう。

灌木の藪の枝が煩い。稜線肩への急登を凌げば後は快適な尾根歩きで山頂は近い。積雪期の東ヶ谷山には初めて登頂した。東側が180度開けているのだがあいにくの天候で横山岳も見えない。南の琵琶湖面には暗雲が垂れ込めている。更に南下して東の尾根を牧場跡へ下る計画もしていたが、もと来た尾根をさっさと下山する。

展望ピークに戻って山頂を見上げるとガスに覆われていた。ラッキーとしか言いようがない。無雪期は灌木の藪で歩けない広い尾根を駆け下りる。守護岩へのジャンクションピークでおにぎりを頬張ってから、東尾根を下りていく。この尾根もトレースはなかった。巨木のアカガシの森を過ぎ、三角点352峰を踏んでから無人の管理舎に戻った。

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