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Yamareco

記録ID: 27461
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霧島・開聞岳

大崩山

2007年05月04日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.5km
登り
1,041m
下り
1,035m

コースタイム

0855。大崩山登山口を出発。出だしが遅れたためか、既に駐車場はもちろん付近の林道の路肩も車で一杯。ものすごい人気のある山なんだなぁ、と思いつつ歩き始めるが、ほとんど人と行き会わない。途中で出会った下山者の話によると大半は釣り客らしい。

登山口にコース図があって、四つルートがあるらしい。そのせいか登山口からいきなりルートが三つに別れていて、なんとなく左のルートをとった。

登山口では既に小雨が降り出していたが、ずっと木立の中を歩くので雨が上がったのかと勘違いしながら歩いた。

なんか寝不足気味で、天気もいまいちなのでテンションが上がらずペースも全然上がらない。

しばらくすると山小屋についた。やっと案内板があって、一応正しくワク塚ルートを来ている事が判った。

ワク塚分岐を過ぎた辺りから急に道が険しくなった。途中手頃な岩があって、しばらくここで寝てしまおうかと思ったが、さすがに寝られるもんじゃない。天気が良かったら思わず睡魔につり込まれたかも。

下ワクと山頂の分岐があって、どっちへ行けばいいのか地図を確認。どっちでも山頂までいけるらしいが、下ワクルートを選んだ。天気がよければ楽しかったんだろうけど、雨で足元が滑りそうだしテンションも低いので結局中ワクの上には上がる気がせず、そのまま行くと山頂ルートにまた合流した。この頃には土砂降りではないが普通に雨が降りだしていて結構つらい。

1206。りんどうの丘分岐に到着。一瞬坊主尾根分岐と勘違いした。この辺りから笹藪が邪魔して急に歩きにくくなった。雨に濡れているので、顔面をガードしながら歩くとシャツがびっしょりで急に冷たくなった。

1242。やっと山頂到着。ガスが出てきて眺望もないし、かなりガッカリ。なんかずいぶん遅いペースだった気がしたが、参考タイムよりはこれでも少し早かったらしい。

腹はすいているがあんまり食欲もなく、タバコと記念撮影とおにぎり一つだけの休憩にした。

1259。寒くてじっとしていられないので山頂を後に下山開始。体を温めるためにコーヒーを淹れたかったが適当な場所が見つからない。既に二枚ダキコースを選択する元気もなく、坊主尾根分岐からまっすぐ坊主尾根を下る。晴れていても結構歩きにくいルートだと思うが、雨でぬかるんで滑らないように歩くのが大変だ。泥の急傾斜の下りは道脇の笹を掴みながら慎重に歩く。

泥道が終わると、今度は岩場。梯子を沢山くだって、一箇所大きな岩を横に渡る所があった。『必ずカラビナ確保してください』と警告がある。雨で足元が滑りそうだし、ちょっとビビッたがいまさら坊主尾根分岐まで上り返す気もしないし、そのまま前進。慎重に進んだし、意外と大したことなかった。

1409。やっと適当な岩屋が見つかったので、コーヒーを淹れて大休止することにした。コーヒーは旨かったが、風が吹き込んで来ていたのであんまり体が温まらなかった。

1436。とりあえずコーヒーに満足して下山再開。相変わらず梯子下りが沢山。林道分岐まで来て、そこからはまた滑りやすい泥斜面のくだり。引き続き慎重に下っていたが、ちょっと足を滑らせて左膝の下を擦りむいてしまった。うまい事木の枝に掴まる事ができたのでダメージはそれだけで済んだが、あの枝がなかったら結構危なかったかも。

そんでやっと川のせせらぎが聞こえてきて、ロープに掴まりながら沢を反対側に渡って、しばらく歩くと山小屋に着いた。

1550。山小屋到着。登山口まであと一息。ちらっと小屋を覗いてみると利用料は300円だった。小屋で休息するのは100円だった。あとチョットだし、そのまま登山口を目指す。

1610。下山完了。意外と遅くなったし、結構疲れたので大崩キャンプ場に直行することにした。
過去天気図(気象庁) 2007年05月の天気図
アクセス
2007年05月04日 09:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
5/4 9:37
2007年05月04日 09:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
5/4 9:40
2007年05月04日 10:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
5/4 10:55
2007年05月04日 11:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
5/4 11:04
2007年05月04日 12:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
5/4 12:52
2007年05月04日 13:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
5/4 13:46
撮影機器:

感想

山で会った地元の人が言ってたけど、深田久弥がこの山を知ってたらきっと百名山入りしてただろうと思う。奇岩怪石度ではまちがいなく瑞牆山をしのいでいる。

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