巨木ブナとの出会い〜大座礼山
bumisan
その他2人 
体力度について
- GPS
- 05:35
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 524m
- 下り
- 520m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
道は積雪のため、チェーン必要 普通車高の車は、腹付きスタックの恐れあり |
写真
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感想
中国地方に雪を降らせた寒波が四国にも影響し、前日雪が降った。
かねてより計画していた雪を纏ったブナの巨木を見に大座礼山へ行くことにした。
県道47号線の谷間から見上げる笹ヶ峰〜黒森山は雪化粧に覆われ、朝日を浴びてとてもキレイだった。期待がつのる。
県道47号線から筏津山荘を大川村方向へ右折。いよいよ雪深くなってきた。しばらくはオールラウンドタイヤで走れるものの、この先いずれ必要になるとチェーンを装着した。大半はチェーンが必要な状態ではなかったものの深いワダチに車両が振られるし、急登坂部分ではコブが出来ており何度か登り返すこともあった。当然クロカンでなければラッセル状態になったことだろう。無事登山口駐車場に到着し、登山開始。
天候は晴れ！
誰も通っていない更な道を踏むのは気持ちいい。しばらく歩くと沢に遭遇。シャッターチャンスと歩き回る。バランスを崩しアイゼンがズボンを引っ掛け穴があいた。ショック
しかし目の前に現れる景色がショックを忘れさせる。やはり足を運び自分の目で見ないとこの景色は拝めない。
途中積雪により登山道があいまいになるものの本当に必要な所には目印があり、外れることなくすすむことが出来た。
そしていよいよ巨大ブナの出現である。これまで目にしてきた大きなブナと姿が違い下の方から枝が手を広げている。しかも巨木は1本ではない。その中でその大きさ故だろうか、巨木の身が裂け、その半身が倒れているブナがあった。痛々しかったが、その姿には迫力があった。
さて、名残惜しいが山頂へ向かった。意外と近かった。
山頂は開けており双眼鏡を持ってこなかったことを後悔した。
いつも思うが、すばらしい物を見たとき表す言葉を持ち合わせていない自分がもどかしい。
二ツ岳は迫力がある。遠くに先週いた剣山や三嶺がみえる。
食事を急いだため三ツ森山・平家平方面に歩かず山頂から笹ヶ峰を拝めなかったことが残念である。
さて帰り、写真をほとんど撮らなかったので1：15で下山した。
駐車場を出発してしばらくの帰り道、スタックした軽自動車がいた。チェーンを取り付けようとしていたが、車体は腹打ちし、付けられない様子だった。スタッドレスだけでここまで来たようだが、他に誰も通らないこの道に、この車で来ることは無謀だと感じた。みんなで協力して押し出し分かれたが、その車は速度を上げすぐに見えなくなった。なんだかな〜慎重さはないのかい？
雪が降ってなお快晴の日、そして休日。こんなチャンスはめったにないであろう。
巨大なブナや笹ヶ峰など、新緑の頃、再見したいものである。
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