福岡県 背振山系） 背振山〜金山 テント泊往復縦走
heychan
- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 1,366m
- 下り
- 1,363m
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【1日目】
15:15背振南側登山口-16:15登山道路出合-17:05唐人の舞-17:30椎原峠-17:50鬼ヶ鼻岩横-18:30猟師岩山山頂-18:55小爪峠 （幕営）
【2日目】11:00小爪峠(ザックデポ)-12:05金山山頂(15休)-13:25小爪峠(ザック回収・雨仕度20)-14:15猟師岩山山頂-15:30椎原峠-16:05唐人の舞-16:55背振山山頂-17:05山頂下キャンプ広場(雪仕度10)-18:05背振南登山口
| 天候 | 12/12(土) 晴れ （気温 登山口12℃ 登山路5℃→1℃） 12/13(日) 曇り→雨→霙→雪 (気温3℃→7℃→ -1℃ 登山口3℃) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
【帰り】県道305から 県道46経由で国道385へ ※冬季、暖かい日が続いたとき意外は、背振神社から上はチェーン等が必要 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・冬季は、蛤岳林道や背振山麓はチェーン等準備は必須 ・基本、危険路はないが、標高に関わらず凍結しているところが散在するので注意。慎重に進まないと足を滑らせて急傾斜を落ちるようなことも起こり得る。 概ね雪が解けていても軽アイゼンくらいは用意しておいたほうがよい。 ・よく天気予報を見て、低気圧の発生や通過がないかなど充分把握してから決行の判断をしないと、雨に降られたあと、かなりの雪になることも。特に寒気の流れ込みがあるような場合は注意。 |
写真
(携帯画像)今日は曇→雨→霰→霙→雪→チョイ吹雪＆3→7→3→-1℃へと慌しい変化の中、夕方背振山頂へ到着。お参り(合掌)
1
感想
昨年春、15年ぶりに山復帰する際、やっぱり一番の楽しみは積雪。
年末に九重の坊がつるに雪中テン泊し、大船にも登ったが、毎度々遠出はできないので、半年振りに背振あたりにターゲットを絞り込み、最終的に「背振〜金山」間縦走に決める。
去年の8月、山稜の北側の福岡市内から南側に引っ越して以来、初めての背振。今回は南側からアプローチ。 昔に比べ、どこもスーパー林道とやらで寸断されているのでちょっぴり残念ではある。
しかし、高原地図にはほとんど南側ルートが載っていないので、ルート探検が楽しみだ。
またまた今回も事前に準備できず、当日に防水やパッキング。衣装、もといウェアや食料を考えているうちにお昼も過ぎちゃってるじゃねえか！！ とにかく残りは現地でパッキングじゃ！！ と、とにかく車にいろいろ乗っけて現地入り。
予想通り登山口までは完全に雪が溶けていたのでスムース着だったが、ウェア選びで悩む。登山口では気温10℃超えてるが、明日以降結構本格的な雨が降りそうだし（九州南岸を急速発達する低気圧が一気に通過する）、気温は高くとも山頂付近では湿った雪も結構降るかもしれないし・・・
【背振南登山口〜背振山下縦走路〜小爪峠】
スタートは遅くなって既に15時過ぎ。ほぼ晴れだが、午前よりは雲が出だしている。いかにも明日は崩れそうな感じだ。
登山口から森に入ったとたん、いきなり気温が5℃ほど下がる。水が染み出しているところは完全氷結箇所も。上はどうかなぁ？ アイゼン車に積み忘れたんだよな〜。
縦走路も概ね雪は解けているが、日陰や北風が冷たいところ、また北側の谷から冷風が吹き上がってくるところは残雪や完全にカチンコチンのところが散在する。でもまあ大丈夫だろう。
久々の背振。やっぱり気持ちがいい。森はいいなぁ〜としみじみ思う。稜線がなん十キロも一本続いているなんてのも、またいい。
椎原峠の南面では完全に雪がなく暖かかったが、鬼ヶ鼻岩の横、猟師岩山の尾根へ登り始める所にくると、北側の谷から残雪に冷やされた風がとても冷たく、地面はあちこちしっかり凍結していた。
肩へ登りあがる岩場を心配していたが、南向きであったため雪も凍結もなく問題なし。が、そこからの900m近い、かつ直接北風を受ける細い稜線は、あちらこちら残雪が凍結していて、大岩をよけてトラバースする細い通路などはちょっと要注意！！ 重量装備であるため慎重に慎重に通過する。 もうこの頃は18:30ころで真っ暗。
もう猟師岩山で泊まりたかったが、狭すぎっ！ 小爪峠まで下りて幕営したのだった。
実気温は高いのに、なんだかこの前のボウガツルより寒い(坊がつるは外で-10以下、テン内で-5以下だった)。気温は1℃程度だが、湿度が高く、触るもの皆冷たいしとにかく手が冷たく痛い。 早めに酒飲んで寝ようか。 が、今日はなぜか珍しくお腹が空いてなんだかもの足りない。 こんなこと復帰後はじめてかも？？？なんだろう…
【小爪峠〜金山〜小爪峠】
翌朝は、前夜より暖かいようだ。9時で気温は3℃程度。昨晩より上がってる。そういえば朝方から寒くなくなったものな。 今日は曇り。さあ、いつから雨になるか・・・
縮営しパッキング。ザックにはお留守番を言いつけて、金山へ。大小5〜6ものピークを越えていかなければならない。しかし。今日は、ちっちゃな100エンショップのナップサックのようなもの？を背負っているだけ。もちろんウェストバッグとカメラは提げているが、いつもに比べたら楽勝だ。
ほぼオンタイムで到着。汗をかいたので、オーバーパンツを下げてアンダータイツの姿で汗を飛ばしていると、佐賀側から6名ほどの登山者が！！ 恥ずかし〜い格好をお断りして、そのままの格好で集合写真をお手伝い(笑)。さあ、引き返しだ！
ところが、先ほどの方々が下の方のベンチがるところで宴会をする！！ との言葉が頭の中にリピートし、ご馳走とビールが次第に頭の中を支配してきた。今日は泊まらずに帰って、ご馳走とビールが飲みたいっ〜！！！
この事ばっかり考えていた為、倒木で頭をゴツンッ！！ 痛かった〜(泣)
【小爪峠〜背振山頂〜背振南側登山口】
13時半頃。小爪峠に戻ってきたら、雨がぱらつきだしたので雨仕度に変更して出発。だんだん雨も本格的になり、7℃程度あった気温も次第に下がってくる。
唐人の舞の西側の肩の辺りから霙混じりの雪に変わった。気温も2℃程度に。矢筈峠の辺りでは完全に雪となり軽く吹雪いてきた。背振山登山道路に出会う頃は完全な積雪状態。そこからキャンプ広場への道は、傾斜のある木道の橋がある。ちょっと怖い。手袋も薄い非防水の作業用のままだったので、手すり掴む手がとても冷たい〜。うひょ〜っ
山頂下、つまり航空自衛隊のレーダ基地横を経て山頂への階段を進む。これはキツイ。山頂は当然ちょっとした吹雪状態だったが、お賽銭をあげてお参り。内容は「金・女、金・女」と御願いしたので完璧！ さあ終わろうかと思ったが、先日の英彦山の上宮で反省したのを思い出して、人々の幸せと世の中の安寧もお祈りした。・・・ついでに・・・。
「泊まろうか？」「 帰ろうか？」 と頭の中で押し問答しながら、山頂下のキャンプ広場に戻る。東屋の下で、グローブとストックをの雪仕度をしながら、さらに、ビールが飲みたい・・・ でも泊まりたい・・・などなど考える。 一段と雪足は強まりイイ感じ。思い通りの雪中キャンプじゃないか！！ と思うも、
「あっ、そうだ！ いま降りれば、タイヤチェーンつけずに帰れるかも？ 明日の朝は完全積雪＆凍結間違い無し！ それに、必要なのは僅か数百メートル前後の区間のみ。そのためにわざわざチェーンつけたり外したり・・・ めんどくさい・・・ 今なら間に合う！ よしっ！ 帰ろう！！！」 で下山決定。
登山道はもう真っ黒で面度くさいので、道路を歩くことに。距離は2倍あるかも知れないが、時間は少し短くすむかも。 それに積雪の道路はとっても歩きやすいし・・・
結局今日も真っ暗な道を灯りもつけずにプチ吹雪きの中を黙々。 ようようたどり着いたのはもう18過ぎ。 ただ、よかったのは、本当に登山口直前から霙雨となり、積雪もなく本当にチェーンがいらなかったことだった。 俺は正しかったのだ！と 言い聞かせる、真にセコい外戸扉男(あうとどあお)であった。
しかしこんなに歩いていたとは思わなかったぁ〜 次は完全積雪時にいきたいな。
そうそう、アイゼンとビールは忘れずに！！
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小爪峠でテン泊ですか、初めてheychanさんを
見かけたのが小爪峠でしたね〜・・・・
夜中に霧の中、道を間違えたあげく小爪峠に
到着したって言われてましたね。
自分も今年は脊振方面へチャレンジして見ま〜す。
こんちは
やっぱ酒飲みにはアルコールの切れ目が山行の切れ目ですな〜
昨日、英彦山で会った唐津のグループの方は、アルコール検知器（３０００円ぐらいとのこと）を持ってるそうで、下山時にチェックして帰るそうな・・あっぱれ！！ って、山でどんだけ飲むん？？
私も、去年合った場所はこのあたりかな？？ なんて考えながら猟師岩へ登り返していました。
背振はそこそこの高さの尾根がガッツリ続いているところと、北は急傾斜、南はゆったりでいろいろ楽しめるところがいいですね。 森で落ち着くし
是非、またお会いしましょう
えっ？ アルコール検知器？？
chenさんにそれ持たせたら、登山中に何度もチェックして、下がってたら
「おっ！ アルコール切れや！ 飲まなにゃぁならんっ
でも、飲まないと思っても、ビール
吹雪の中で
ワタスも大のビール党ですけど・・まだまだ修行が足りませんね
chenさん、探知機？？・・・そうまでして飲まなくても(´∀｀；)
と言いつつ、ワタスは
こんばんわんこ
２泊３日の真ん中で、しかも、山行復帰後、初めて「腹減った〜っ！！」と感じた翌日に、
「宴会」なんて言葉聞くから、豪華な”刺身・天麩羅・・・”、そして
やっぱり近いうち、釈迦ヶ岳山頂テン泊宴会しましょう
材料はそれぞれ現地調達で
やっぱり heyちゃんは「山男」やな〜
私も「脊振山」行きたくなってきました〜
プチナップサックはいいですね〜「そのアイデア」いただきます
テン泊・・てか天泊
天ぷらなら、やっぱルービーかな。焼酎もあり・・お湯割りで
ポン酒もいけるかな〜
いやまてよ、アレもいいな〜
ん、現地調達！？サバイバル系？？鹿？猪？
あれは、去年の夏頃、“峠から険しい岩場を登り降りして水汲みに降りる”のを想定して、100shopで仕入れたもので、いつもザックに入れていますよ〜
やはり、この前の坊がつるでは、ちょっとしたサブザックを持っていきましたけど
背振はやっぱりいい！！ですよね〜
atominさん、せっかく縦走用アイゼン買ったのだから、大雪のとき、背振〜金山縦走するときっと最高ですよ
今度、山頂で待ち合わせ
天泊
もう直ぐ「ふきのとう」なんぞでてきますよ〜
私は自分の食べ物は持参しますのでご心配なく
やはり酒はオール
雪中で天麩羅！！ たのおいしそう
山頂テン泊・・参戦させて頂きますよ〜
ただ山頂には何張りぐらい張れますかね？ちょっと狭いか・・
って素敵な組み合わせですね
ビールをの栓をアイゼンであけたりすると、また格別のような気もします
僕も脊振〜金山〜〜縦走したくなりました
しかし、日没後でも歩くheychanさんの”縦走魂は”本当に素晴らしい
chenさん
縦走もしたい人は、英彦山か小石原から、したくない人は、釈迦直下の県道から・・・とどんなお方にも適した場所かと
４張りは問題なさそう・・・かな・・・
丁度さっき考えていたのは・・・
アイゼン型のビールがあれば一石二鳥
いや
ビール型のアイゼンか？？？（なんじゃそりゃ
是非、大雪の時に縦走を
実は私、小学生のころから、外で日没後８時くらいまでスコップや鋸持って泥んこで遊んでいたり、中学１年頃友人４人で古処山(福岡県朝倉市)の夜間登山にチャレンジしたりしていたんで
heyさんのプチナップサック・・・似合わない
デカザックを背負って歩いてる姿しか思いつかないんですけどーーー
大船山の時も小さいバックだったイメージがない
ロングロング＆夜コース！私にはまだまだ着いて行けそうもないですね
新しいテントをsolさんが持ってきてくれるので、
ちっちゃなナップサックでいいんですっ
solさんなら問題なくグングン
雪もいいけど、夜の空気がとっても気持ちいい晩春〜初夏の頃も、また行きたいなぁ〜
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