南ア・夜叉神〜鳳凰・観音岳
- GPS
- 26:45
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,812m
- 下り
- 1,810m
コースタイム
29日 小屋6:00,薬師岳7:25/35.観音岳8:10/30.苺平10:15.杖立峠11:15,夜叉神小屋12:15/45,登山口13:15/14:00.甲府15:15/25かいじ114号
天候 | 予報では小さな高気圧が連続して来るので良いとのことだったが、前日の予報では「雷」とのこと。 28日の1028hPaの高気圧と29日の1020hPa高気圧の間に発生した低気圧によるものだそうだ。 28日は夜叉神小屋から雪が舞い、13:10から雷鳴が聞こえ雪も強くなったが17時ころには晴れた。 29日は完璧な快晴となり、絶好の稜線歩きを楽しんだ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2007年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
杖立峠から先は西斜面にずっとペルグラがありアイゼン必携。焼け跡から先は雪が積もっているがトレースあれば足首が埋まる程度。 薬師岳の稜線に出ると風に飛ばされて花崗岩のざれ場が部分的に露出している。 |
感想
去年は療養で高い山に行けなかったさぁ。だから北岳などを眺めるだけでも、と鳳凰をめざした。
今まで三回は鳳凰小屋、薬師岳小屋、南御室テン場だったし、楽チンしたいので南御室小屋で観音往復です。
午後に天気が崩れる予報があり、夜叉神小屋から雪が舞う。高校生グループが杖立峠の先の凍結で引き返すのに出会う。
杖立峠の先の西斜面には随所にペルグラがありアイゼン装着。13:10一発目の雷鳴。西から雷雲近づく。
だんだん雷が近くなるが焼け跡を過ぎて樹林に入って少し安心。雷は合計10発くらい。
雪もだんだん降って来るけどまあなんとか小屋につく。こんな日にテントはつらいぞ。小屋のストーブが良い。
17時には雪も止み陽がさして翌日に期待がふくらむのであった。
小屋は一階に1人一畳。二階に4人入ったから30人位かな。ゆっくり眠れました。
3:30に外に出ると星がきれいだ。天頂には夏の大三角形、そして南にはさそり座の左上に木星が輝く。
5:30に食事をして6:00出発。空は快晴、もう陽は出ている。昨日の新雪を踏んで、といえばさわやかだが空気が薄い。
薬師岳小屋は雪の下だが入り口だけ掘って営業している。薬師から観音の稜線は期待通りの大展望。全部丸見え。
下山途中にたくさんの登山者とすれ違う。今日は小屋は大混雑ではないかな。
昨日の雪がずいぶん残っている。杖立峠の下にもずっと凍結が続いている。アイゼン外すんじゃなかった。
夜叉神小屋は大賑わい。北岳からの稜線がくっきりと映えている。
観音岳からは「お隣」だけど、ここからは見上げる感じなのでそのぶん雄大に感じられるのだろう。
ということで、大満足の山歩きでしたとさ。
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