白山(白山禅定道〜チブリ尾根・周回)
- GPS
- 10:36
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,530m
- 下り
- 2,525m
コースタイム
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 10:36
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
連休だが台風の影響でマイカー規制は解除になっていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆白山禅定道(市ノ瀬〜黒ボコ岩) ・観光新道と合流するまではそこそこ険しい道なので注意が必要。 ・観光新道は危険地帯なし。花はもうほとんど咲いていない。 ・台風の影響か登山者はだれもいなかった。 ◆黒ボコ岩〜室堂〜御前峰〜御池巡り ・危険個所なし。 ・さすがに室堂周辺〜御前峰は登山者が数名歩いていた。 ・御池巡りは誰とも会わなかった。 ◆トンビ岩コース〜南竜〜御舎利山 ・南竜までは危険個所なし。 ・南竜はクマ出没の影響でテン場、ケビンは利用できない状態が続いている。 ・赤谷渡渉点の水場は利用可能。 ・御舎利山までの稜線はガス&強風で地獄五丁目。 ◆チブリ尾根 ・上部は強風だが下部の森はのんびりモードで危険個所もない。 ・水場は枯れていた。 |
写真
感想
今日は白山へ9月のお参りに行ってきた。
せっかくの三連休だが生憎の台風襲来でマイカー規制も解除となった。
別当出合まで車で入れる状態だが別当から山頂までだと歩き足りないし山頂部も寒そうなので市ノ瀬起点に久しぶりに白山禅定道〜チブリ尾根を周回することにした。
前日のうちに市ノ瀬まで入って車中泊。
さすがに駐車場はガラガラ…三連休とは思えない。
恐るべし台風、というかガラガラの白山にしてくれてお礼を言わなければならないかも。
3時に起床して3時半に出発した。
当然まだ周りは真っ暗、白山禅定道も勝手知ったる道なので暗闇の登山道を六万山、指尾山へと登っていく。
途中で東の空が明るくなってきた。
台風の影響でガスガスかと思っていたが晴れ間も見えるし空も赤く染まっている。
これはラッキー、やっぱり山の天気は登ってみないとわからない。
慶松平を超えて別当坂分岐で観光新道と合流。
いつもならこの辺から登山者が現れるのだが今日は全く人影は見当たらなかった。
写真を撮りながらマイペースで歩いていく。
前後に人がいるとどうしても気になってしまうが今日は全く気を使う必要がなかったのでいつになくのんびり歩くことができた。
弥陀ヶ原から五葉坂へ入るとようやく上から登山者が下ってきた。
さすがに室堂まで来ると前泊と思われる登山者がそこそこ入っていた。
まずは御前峰へ行って奥宮でお参り。
これで18ヶ月連続登頂達成!
山頂部がガスガスだったらピストンしようと思っていたが視界があったので軽く御池巡りを楽しもう。
千蛇ヶ池の万年雪はそろそろ危険ゾーン、もしかすると10月には雪がなくなってしまうかも…とヒヤヒヤしながら眺めていた。
室堂に戻ったら東にルートを取ってトンビ岩コースから南竜を目指すことに。
南竜はクマ出没事件でいまだにテントとケビンは利用できない状態になっているはずだが、この目でどんな状況か確かめてみたかった。
南竜まで下るもやはり台風の影響からか人気は全くなかった。
テントとケビンが使えないという状況も大きいのかもしれない。
野営場へ寄り道してみたが当然テントは一張もなく山荘閉鎖後の初冬の寂しい景色と同じような光景だった。
しかしこれから向かう油坂の方からホラ貝を吹く音が聞こえてくるではないか。
追いかけて行ってみると白装束を身にまとった修験者さんのパーティーがホラ貝を吹きながら歩いていた。
湿度の濃いガスが強風で身体に吹き付けるのでまるで地獄5丁目くらいの状況だったが、カッパを着ずにひたすら白装束と足袋で歩いていく姿はなにか卓越した精神力のようなものを感じさせてくれた。
こちらはゴアのカッパに身を包みサッサと先に行かせてもらってスミマセン。
視界があれば別山へ寄ろうかとも思ったが相変わらずの強風と視界無しの状態だったので大人しく御舎利山からチブリ尾根を下ることに。
上部は強風が厳しかったがチブリ尾根避難小屋を過ぎるとすっかりガスも晴れて風も止んで快適な森歩きとなった。
市ノ瀬に戻る頃には小雨がパラついてきた。
どうやら本格的な台風襲来の前に下山できたようだ。
予想以上に静かな白山を楽しむことができて雨予報のお茶濁し山行としては上々の出来だった。
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