記録ID: 1960317
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
中央アルプス
夏空の木曽駒ケ岳から空木岳へ
2019年08月04日(日) 〜
2019年08月06日(火)
jsbb
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 17:42
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 1,789m
- 下り
- 3,498m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 4:33
14:04
2日目
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:15
3日目
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:17
11:50
ゴール地点
2日目の宝剣岳から木曽殿山荘までの行程が印象に残りました。色々な要素が詰まっていて、実に楽しかったです。
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
マイカーを駒ケ根高原スキー場に駐車。徒歩で「菅の台バスセンター」へ。 「菅の台バスセンター」から路線バスに乗り「駒ケ岳ロープウェイ・しらび平駅」へ。 駒ケ岳ロープウェイにて「千畳敷」へ。 【復路】 駒ケ根高原スキー場へ下山。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
1日目（入山〜宝剣山荘） RWは天候によって運行が左右されるようで注意が必要です。 今回は朝早い時間帯RWが運行されていなかったらしく、バスセンターに長蛇の列。結局3台やり過ごしてようやく乗れました。RWがストップしていれば当然のことながらバスもどんどん上がっていくわけにいかないのでしょう。 日曜だったためか千畳敷から乗越浄土の間は渋滞。観光客も多いので色々と気を使います。もちろん、木曽駒ケ岳の往復も人が多かったです。 2日目（宝剣山荘〜木曽殿山荘） 宝剣岳の上り下りはクサリ等しっかりしています。 三ノ沢岳分岐から濁沢大峰のコルまでは記憶に残るような危険個所はなかったです。 濁沢大峰は岩々のアップダウンで、檜尾岳のコル(2536m)へは無慈悲な急下降です。 コルから檜尾岳への登りがこの日の一番まとまった登りです。 檜尾岳から熊沢岳へは細かなアップダウンを繰り返しじわじわ高度を上げていきます（最後がちょっと急登）。さらに東川岳にかけても下り気味でいい感じのアップダウンの稜線です。 東川岳からは足場の悪い急下降です。長い行程で疲れているのでゆっくり下るのがいいと思います。 3日目（木曽殿山荘〜駒ケ根高原スキー場） 空木岳への登りの後半は岩々です。宿泊される場合は山荘の方が丁寧に説明して下さるので、よく聞いて頭に入れておくと気が楽です。 空木岳からの下りは長いです。小地獄・大地獄は慎重に行きましょう。今回は天候に恵まれましたが、濡れていると嫌なところです。マセナギからタカウチ場までは道も平坦なところが多く歩きやすかったと記憶しています。タカウチ場から林道終点までは「そこまで必要かな」と思うほどスイッチバックが大きめに切ってありますが、いくつかショートカットがあります。林道終点直後は大変急な道です。 |
| その他周辺情報 | 登山後の温泉：こまくさの湯（食事つき入浴券：1,020円） |
写真
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駒ケ根高原スキー場駐車場の入り口です。ここから徒歩で菅の台BCに向かいます。
今回デビューの「SCARPA ZG トレック GTX」。日帰り登山で試す間もなく、いきなりの中央アルプスでしたが、幸い自分の足にバッチリ合っていました。
8/4 10:11
今回デビューの「SCARPA ZG トレック GTX」。
日帰り登山で試す間もなく、いきなりの中央アルプスでしたが、幸い自分の足にバッチリ合っていました。
日帰り登山で試す間もなく、いきなりの中央アルプスでしたが、幸い自分の足にバッチリ合っていました。
花や植物には不案内ですが、よく見かける花を写真に撮ってみました。
これはチシマギキョウ？
これはチシマギキョウ？
さらに時間が余ったので伊那前岳にも向かいます。
途中、振り返り宝剣を見る。
途中、振り返り宝剣を見る。
夕方、晴れ間が戻ってきました。
正面は2911mピーク。伊那前岳（2883.4m）はその向こうに隠れています。
正面は2911mピーク。伊那前岳（2883.4m）はその向こうに隠れています。
向こうに見えるのは将棊頭山（しょうぎかしらやま）の稜線でしょうか。
宝剣山荘裏から宝剣岳方面を眺める。
きょうもいい天気になりそうです。
きょうもいい天気になりそうです。
食後、お世話になった宝剣山荘の部屋（13番）を記念にパシャリ。
屋根裏で傾斜があるので時々ぶつかります。
屋根裏で傾斜があるので時々ぶつかります。
いきなり宝剣岳山頂。
途中はあまり余裕がなくて写真が撮れませんでした。
途中はあまり余裕がなくて写真が撮れませんでした。
正面右寄りの日が当たっているところにクサリが見えますので、ここをよじるんですね。
これから歩く方向。
中央奥が空木岳、さらにその奥、ちょっと右に見えるのが南駒ケ岳でしょう。
中央奥が空木岳、さらにその奥、ちょっと右に見えるのが南駒ケ岳でしょう。
極楽平まで1時間かからずに来ました。
ヤマプラは宝剣岳周辺が破線扱いなので長めに設定してあるようです。
ヤマプラは宝剣岳周辺が破線扱いなので長めに設定してあるようです。
約1時間歩いたのでここでザックを下ろして休憩しつつ宝剣岳を振り返る。標識が見当たらなかったので気が付きませんでしたが、後で調べたらここが島田娘だったようです。
8/5 6:41
約1時間歩いたのでここでザックを下ろして休憩しつつ宝剣岳を振り返る。
標識が見当たらなかったので気が付きませんでしたが、後で調べたらここが島田娘だったようです。
標識が見当たらなかったので気が付きませんでしたが、後で調べたらここが島田娘だったようです。
ここも標識が読み取れず、どこに着いたのかよく分かりませんでした。後で調べたらここが濁沢大峰の山頂でした。
濁沢大峰をちょっと下ったところで振り返る。
ここから先が急な下りでしんどいところです。
ここから先が急な下りでしんどいところです。
ログを見ると本日の最低コル付近で休憩した時の写真でした。
ここで痛恨のデジカメ電池切れ。以後スマホで写真を撮ります。
ここで痛恨のデジカメ電池切れ。以後スマホで写真を撮ります。
デジカメの電池切れにも負けず登ります。
本日一番のまとまった登りです。
本日一番のまとまった登りです。
振り返ると御嶽山がまだよく見える。
空気が澄んでいる時間帯になるべく先に進んでおきたいものです。
空気が澄んでいる時間帯になるべく先に進んでおきたいものです。
さらに進んで、檜尾岳を振り返る。
少しずつ雲が上がってきましたね。
少しずつ雲が上がってきましたね。
青い空、岩、緑、いつも登山がこんなコンディションならいいのになぁ。
東川岳到着。出発から6時間経過。自分としては調子がいいほうです。
木曽殿山荘で受付を済ませたあと、片道9分の木曽義仲の力水で水汲みと水分摂取。
思いのほか早く着いたので宿に戻って缶コーヒーを買い、簡単な昼食を取ります。
【ここから3日目】デジカメに充電して復活した模様。
八ヶ岳の右の辺りから朝日が昇るのかな。
まあ、私は日の出にはこだわりがないのでどうでもいいことですが。
8/6 4:42
【ここから3日目】
デジカメに充電して復活した模様。
八ヶ岳の右の辺りから朝日が昇るのかな。
まあ、私は日の出にはこだわりがないのでどうでもいいことですが。
デジカメに充電して復活した模様。
八ヶ岳の右の辺りから朝日が昇るのかな。
まあ、私は日の出にはこだわりがないのでどうでもいいことですが。
行動開始から約25分、振り返ると木曽殿山荘と東川岳が一望できる場所に着いておりました。
今のところ、昨日よりは雲が多いですが、安定した天気です。
もうすぐ主稜線ともお別れかと思うと寂しいです。
もうすぐ主稜線ともお別れかと思うと寂しいです。
南アルプスもバッチリ見えます。
今日は下るだけなのでちょっとゆっくりしましょう。
今日は下るだけなのでちょっとゆっくりしましょう。
次に中央アルプスに来るときは、この主稜線の南側をやることに決定。
もう一度槍穂を確認する。
昨日歩いてきた道も、しみじみと振り返る。
昨日歩いてきた道も、しみじみと振り返る。
7:00まで空木岳山頂に粘ったので、あとはサクサク下りましょう。駒峰ヒュッテもスルー。
駒石からちょっと下って振り返る。
今日も暑くなりますね。
ハイマツともここでお別れです。
今日も暑くなりますね。
ハイマツともここでお別れです。
ちょっと下ったら水場がありました。気が付かないで池山小屋入り口でのんびりしてました。まあ、水は昨日の義仲の力水で大量に仕入れてきたので十分なんですがね。
8/6 10:17
ちょっと下ったら水場がありました。気が付かないで池山小屋入り口でのんびりしてました。まあ、水は昨日の義仲の力水で大量に仕入れてきたので十分なんですがね。
よしよし。林道終点に着きました。
木曽殿山荘から約5時間半。やっぱり長いですね。
登るのは大変そう。
木曽殿山荘から約5時間半。やっぱり長いですね。
登るのは大変そう。
ここから車道を離れます。
疲れた体にはこたえますが、ここから急な下りです。
疲れた体にはこたえますが、ここから急な下りです。
一旦車道に出てすぐに登山道に戻ります。
「タクシーのりば」との表示がありますが、どうやら上の林道終点まで来てくれるようです。
「タクシーのりば」との表示がありますが、どうやら上の林道終点まで来てくれるようです。
木陰のパノラマ遊歩道で「しらかばコース」の左側を駐車場に向かって下ります。
感想
期待していた以上に天気が良くとても充実した山行になりました。
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