蔵王刈田岳 お釜は見えず
- GPS
- 05:04
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 283m
- 下り
- 619m
コースタイム
天候 | 曇り、強風(山頂付近) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはライザレストラン内のショップ側入口横にあります。 危険箇所は特にありません。目印のポールもしっかりしていますが、一部間隔が広いところもありましたので、視界不良時には注意が必要です。 下山後の温泉は、かみのやま温泉(外湯あり)まで下りるか、蔵王温泉(外湯あり)が良いと思います。 |
写真
感想
スノーシューハイキングをしたいと言うある英語教師の要望に応え、蔵王の樹氷を見に行こうと計画を立て始めました。冬山は全く歩いたことが無かったので不安でしたが、ヤマレコにあった山行記録をイロイロと参考にさせて頂きました。
蔵王ライザワールドスキー場のリフトを2本乗り継ぎ標高1,450m地点に到着。
すぐにレンタルしたスノーシューを装着しました。
周りにも15人ほどのハイカーが準備をしていました。
しかしナカナカ出発出来ません。理由はスキー場の時点で、立派な樹氷がお出迎え。
しばらくは写真を撮っていました。
出発後はさほどキツくない傾斜で、軽快に進みます。
ほどほどの時間で避難小屋に到着。
先行していた、樹氷ツアーの方々が小屋の辺りに沢山いました。
疲れが無かったので、少しの休憩の後すぐに出発。
ある程度の傾斜が断続する道を進みます。
ほどなくして夏山リフト乗り場に到着。
冬山登山ルートは、山に向かって左側の旧登山リフト沿いを進みます。
リフト支柱にもびっしりと海老の尻尾が出来ています。
この辺りになると、樹木も少なく背後から強風が叩きつけます。
まだ背後からなので特に気になりませんが、下山時が思いやられます。
そしてリフトの中間を過ぎた辺りから、登山ルートがリフト沿いからやや右に外れていきます。
その後すぐに登りが終わり、稜線に辿り付きました。
残念ながらお釜はガスの中で見えません。
少し待ってみましたが見える気配がありません。
そこで、そそくさと刈田岳レストハウス内避難小屋に向かいます。
海老の尻尾が付いたハシゴを慎重に登り、レストハウス3階の避難小屋入口に到着。
避難小屋入口のドアにも雪が積もっており、開ける事が出来なかったので、雪を掻き分けます。
何とか冬用の上半分の扉が開けられるようになり、中に入りました。
避難小屋はコンクリートで出来ており、広さは7〜8畳程度でしょうか。
すのこが敷かれていました。
室温はおよそ氷点下10℃で、外とほとんど同じです。
すぐにお湯を沸かし始めます。
何とかお湯が沸き、カップラーメンとコーヒーで身体を温めます。
お湯が沸き終わったころの室温は氷点下5℃くらいまで上昇していました。
1時間ほど休憩し、下山開始。
結局ガスが晴れずお釜は見られませんでした。
下山はやはり向かい風が厳しく、フードを手で引っ張り顔を隠しながら進みます。
下山は楽々進み、あっという間に途中の避難小屋を過ぎ、スキー場トップ部に到着。
この時点の外気温は氷点下12℃ほどでした。
そしてスキー場のゲレンデ横を下り午後4時前にスキー場レストハウスに到着。
初めての冬山歩きは無事に終了しました。
その後宿泊するペンションラビイハウスへ。
坊平ペンション郡の一番奥のエリアにあるペンションで、自慢の石釜で作った料理は絶品です。
翌日はペンション周辺のクロカンコースをちょっとだけ散策しました。
こちらも静かなブナ林で素晴らしかったです。
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