娘(8歳)と一緒に 日向山ハイキング 初のソロ下山は失敗
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- GPS
- 04:09
- 距離
- 3.1km
- 登り
- 240m
- 下り
- 340m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
普通のハイキングコース。 |
その他周辺情報 | 登山口近くに公衆トイレあり。 下山した広沢寺温泉近くに、釣り堀あり。 貸し竿100円。釣った魚 1匹350円。 別に200円程度追加で、塩焼きとか 唐揚げ料理してもらえる。 |
写真
ガンバレー。
ココヘリと、ヤマレコ+いまココ、iPhoneを探す の3つを使いながら娘の下山を待ちます。
コースタイム1時間なのにまだ降りてきません。
どうしたかな?
感想
来週のイベントの下見を兼ねて丹沢方面へ。
車で移動中に、娘が車に積んであった登山のガイドブックを見ていて、日向山に立ち寄ってみることにした。
セブンイレブンで、お昼ごはんのおにぎりとサンドイッチを購入。
ガイドブックを頼りに駐車場を目指す。
諸々、条件が整ったので、本日、娘はソロ下山にチャレンジしようということで、準備を整えて出発。
小さいザックを持っていなかったので、お昼ごはん+おやつなどを娘のザックに詰め込んで、父はお財布とデジカメだけを持って手ぶらで出発。
山頂まではお気軽ハイキング。
山頂はあまり展望もないが、ゆっくりとお昼ごはん。
予定では、娘は周回コースを先に進んでゴール。父は元の道へ戻るルートでゴールする、娘のソロ下山デビューにしようと思っていた。
山頂でお昼ごはんを食べながら最終検討したところ、ガイドブックが古く、周回コースは私道のため通行禁止となっていて、ロープも張られていたため、ボツ。
別ルートを再検討し、娘には広沢寺温泉へ下山してもらい、父はルートを引き返して車を回収し、広沢寺温泉へ車を回して娘のゴールを待つ作戦。
昼食を食べながら、ミーティング。
まだ難しい漢字が読めない娘に、地図と標識を見ながら「広い沢の寺 おんせん」に下山するようにメモを取らせます。
七沢温泉にはいかないように。
下山口で待っているね。
危なそうなところ、分からなかったらその場で待っていてね。
怪我したら大きな音で笛を吹いてね。
元気に歩いたら1時間くらいでゴールできるからね。
おやつとお水、途中で飲んでね。
あと、ミッションとして、ドングリを50個を拾ってきてね。
ただし登山道からはみ出さないこと。
登山道は走らないこと。
登りの人優先で、道を開けること。
誰にでも元気に挨拶すること。
分岐点、途中の小さい山頂「見城山」、景色のいい所で写真も撮ってきてね。
誰かと一緒に下りてくると練習にならないから一人で歩いてね。
ということで歩いてもらいます。
今回のルート特有のこと以外はもう大丈夫でしょう。
そして12時ジャストに娘は広沢寺温泉へ向けて、父は駐車場に向けて出発。
そして3分後、早くもヘリココでは娘の位置をロスト。
父は急いで下山し、車を広沢寺温泉に回し、駐車場に停めて娘の下山を待ちます。
ヘリココは全く検出できず。
ヤマレコ+いまココは一定の時間が経過するか、適当な距離を移動しないとプロットされない。
まずは「iPhoneを探す」の機能で正確な現在の位置を特定。
途中の見城山あたりまでは進んだ様子。
あとはヤマレコ+いまココで様子を見る。
10分、15分と経過するも前進しない。
ドングリでも拾っているのかな?
休憩しているのかな?
誰かとお話ししているのかな?
それとも転んで歩けないのかな???
ちょっと心配になったころ、ようやく動き出した様子。
しばらくしてようやくヘリココでもキャッチ。
あとはじっくりと待つのみ。
そしてようやく娘が下山してきました。
どなたかオジサンとご一緒の様子。
ちょっと元気が無いような感じ。
まずは一安心して、どうだった?と聞いてみた。
どうやら、見城山で景色のいい写真を撮ろうとしたらしく、山頂にいた人に「(娘は見晴らしのいい場所という意味で)展望台ありますか?」と尋ね、「(答えて下さった人は、いわゆる設備としての)展望台はない」と答えられて、混乱した様子。
さらに、下山場所について「どこに下りるの?」と尋ねられて、娘は「ひろさわてらおんせん。」と答えたところ、正しい読みは「広沢寺(こうたくじ)」のため、「こうたくじに下りるのね?」と念を押され、音読みと訓読みが分からない娘は混乱してしまい、「違います」と答え、ゴチャゴチャして落ち込んでしまった様子。
結果、テンションダウンした娘を見て、広沢寺方面に下りるオジサンがエスコートして一緒に下りてきたという顛末のようです。
オジサン、お世話になりました。
頂いたもの、記念に飾っておきます!
大人の常識だけでは想定できなかった、「こうたくじ」と「ひろさわてら」、展望のある地点と展望台。 でも一人で下りてくることができたのは確かなので、大成功とまではいかないですが、小さな失敗は大切な糧になるので、いい経験でした。
少しづつ、一歩づつ。
ということで、100点満点ではないですが、大失敗というわけでもなく、下山口近くの渓流沿いにあった、釣り堀で魚釣りでテンション回復。
(父は先端恐怖症のため、特に魚の釣り針が苦手。 どうにか頑張りました。)
釣った魚はすぐに料理していただき、塩焼きも唐揚げも美味しかったです。
これで1200円は安い!
後片付けして、今日の本来の目的、イベントの下見をしてから帰宅。
お約束の東名高速、小田原厚木道路、246号線大渋滞のため、下道くねくねで夕飯を食べて帰宅。
今週末も楽しかったです〜。
※万一の際に備え、持たせたもの
2日間分くらいの食料、ペットボトル2リットルの水、水筒にお湯、ポカリスエット900mL、おやつ、非常食。 ヘッドライト。 手袋。 上着。 ヘリココ(子機)、GPS内蔵携帯端末、iPad(現在位置が分かるようにヤマレコ起動させたまま。)。
笛、エマージェンシーブランケット。
(まだ使えないかと思うが、ガスコンロ(燃料満タン)、アルコールストーブ。)
コメント
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読んでいてドキドキ💓しました。
お父様はもっとはらはらされたことでしょう。
ミッションのドングリ50個は拾えたのかな。
川魚の塩焼き美味しそうだね。
一歩一歩ステップアップしてくださいね。
山彦耀 拝
ドキドキでドングリのことすっかり失念してました。(笑)
きっと1つ1つ拾いながら、これは大きいとか、これは尖っているとか、いろんなこと考えながら集めたんでしょう。
学校から帰ってきたら聞いてみます〜
まだまだ、山を楽しむ時間は何十年も、たーっぷり時間があるので一歩一歩ですね。
山中で子どもの単独行を見かけたら、誰でも声を掛けますし、同じ方向なら(そうじゃなくても)同行します。これからもこういうおせっかいはつきまといます。
失敗と思わず、単独行にこだわらず、焦らず山を楽しみましょう。学校でも会社でもないのですから、ソンナコトでテンション下がるのは残念なことです。
それに、苗場でお会いした時から私はyamanamichanをリスペクトしています。とっくに熟練者です。
ありがとうございます!
そうなんですよ。
もし私が子供の単独行動見かけたら同じことすると思います。
なので、ハイキングで迷子になったのとはちょっと違うよ。の意味合いも込めて、ハイキングコースでフル装備させてみたのですが、、、
「本日、ソロ歩きの練習中です。暖かく見守ってください。」なんていう説明用の札でも持たせようかな。。。
ソロは、万一、父がケガをして動けなくなった時、はぐれてしまったときなど、怖がって泣いてしまったりしないようにということで、少しずつ慣れさせておきたいかなと思いまして。
それと、大人には気づかない、子供目線で見た山って何だろうと感じたいというのもあります。
今回は、まあ失敗というほどの失敗ではないのですが、登りのときには「ガンバル―」と言いながら自信満々で出発したのに、下りてきた時のしょぼんとした感じが印象的だったのでタイトルにしちゃいました〜。
5分後、ザックを降ろして魚釣りのときには大喜びしてましたし、「もう1回山頂からやり直す?」なんて話しもしてました。(笑)
これからもよろしくお願いします。
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