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Yamareco

記録ID: 1400609
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

貫ヶ岳・高ドッキョウ <中沢→大平>

2018年03月12日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:49
距離
16.1km
登り
1,335m
下り
1,387m

コースタイム

日帰り
山行
5:39
休憩
1:23
合計
7:02
7:55
86
貫ヶ岳登山口 (中沢公民館)
9:21
9:40
31
10:11
10:22
12
10:34
10:46
26
11:12
11:14
45
11:59
12:01
30
12:31
13:05
51
13:56
13:59
58
14:57
大平バス停
天候 快晴。無風。
暖かい。長袖シャツ+Tシャツでちょうどよかった。
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往) JR 身延6:33→十島7:09
  南部町営バス 陵草線 十島駅7:30→貫ヶ岳登山口(中沢公民館前) 7:50
   ※ 土日祝は運休。
   ※ 朝の便は中沢に止まらないので、
    終点・日向から歩くつもりでしたが、
    登山口まで乗せていただけました。
復) しずおかジャストラインバス 大平16:14→但沼車庫前→興津駅17:34
   ※ 土日は便数が減り、最終便は12:40。
  JR 興津17:39→熱海→上野20:53 (往路含めて青春18)
コース状況/
危険箇所等
・雪は一切なし。
・貫ヶ岳周辺は主稜線によじ登る直前が急な登りくらいで、危険箇所などはありませんでした。
・高ドッキョウ山頂手前(東側)は土面の急直登でした。ぬかるんでたら苦戦しそう。

・高ドッキョウからの西への下山は、ざっくり言うと標高300m徳間峠まで落とし、300m川沿い(車道)まで沢下りして、300m車道を歩いて下る、という感じですが、
・山頂→徳間峠は左右が切れ落ちた岩場があったり、ロープ付きの急下降のオンパレードで息もつかせぬドキドキの連続でした。特にここの特徴として、その岩や土面にコケがたくさんついていることで(乾き気味だけど)、足滑らないか不安でした。
・徳間峠から下りて、最後、興津川まで降りて吊り橋がある辺りから道不明瞭で右往左往しました。まず吊り橋渡ろうとしたら脇に”危ないから渡るな”という表示。が、それを迂回する道の表示は見当たらない。早めに川を渡った方がよいと判断して、渡河点探して強引に渡河。で、吊り橋の反対側まで行ってみて続きの道を探したが、これまた道が不明瞭。ヤマレコマップ(GPS)見ながら "みんなの足跡"が多くて林道と思われる方向を見定めて、藪漕ぎで強行突破してなんとか車道に合流しました。
その他周辺情報 【前泊】みのぶイン (身延駅のそば) 素泊5,400円
・(反省) 前泊して上の町営バスでアプローチする場合、バスに乗る十島駅や井出駅周辺には宿がないので、身延や下部温泉、富士宮あたりに泊まることになりますが、身延線は列車の本数少ないので朝のダイヤに注意して宿を決めましょう。当初、飲・食・コンビニの充実した富士宮に前泊する予定でしたが、下り列車は朝早い便(5時半頃)しかなく、暖房も何もない駅舎で1時間半待つことになります。身延や下部温泉泊だと6時半頃発の上り列車があるので現地20分待ちで済みます。
貫ヶ岳登山口 (中沢公民館前)。ありがたいことに町営バスでここまで乗せていただけました。
2018年03月12日 07:54撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 7:54
貫ヶ岳登山口 (中沢公民館前)。ありがたいことに町営バスでここまで乗せていただけました。
登山口からちょうど白峰三山だけがさらっと見えてました。
2018年03月12日 07:58撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 7:58
登山口からちょうど白峰三山だけがさらっと見えてました。
林道の脇から山道に突入。
2018年03月12日 08:10撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 8:10
林道の脇から山道に突入。
小一時間、針葉樹林の中を淡々と登り続けます。リボンはたくさん付いてて迷う余地なし。危険箇所もなし。
2018年03月12日 08:46撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 8:46
小一時間、針葉樹林の中を淡々と登り続けます。リボンはたくさん付いてて迷う余地なし。危険箇所もなし。
最後の最後に鬼のような急直登をこなして稜線に到達。木の隙間から富士山が見える。
2018年03月12日 09:06撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 9:06
最後の最後に鬼のような急直登をこなして稜線に到達。木の隙間から富士山が見える。
尾根をスタスタ歩くだけかな?と思ったら、それほど甘くもなく、アップダウン通過して15分で貫ヶ岳山頂。
2018年03月12日 09:21撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 9:21
尾根をスタスタ歩くだけかな?と思ったら、それほど甘くもなく、アップダウン通過して15分で貫ヶ岳山頂。
眺望ないです。富士山もこんな感じ。木を切れば見事な眺望になるでしょうが、無理やり眺望作るよりこれでいいかも。ただ、休憩はこの後の展望台で取った方が幸せ感あると思います。(ただし狭い)
2018年03月12日 09:33撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 9:33
眺望ないです。富士山もこんな感じ。木を切れば見事な眺望になるでしょうが、無理やり眺望作るよりこれでいいかも。ただ、休憩はこの後の展望台で取った方が幸せ感あると思います。(ただし狭い)
陽射しはありますが、枯笹薮と木でブロックされてずっと眺望はさえません。
2018年03月12日 09:55撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 9:55
陽射しはありますが、枯笹薮と木でブロックされてずっと眺望はさえません。
晴海展望台。眺望最高ですが、そんなに広くないです。(ベンチ1つ。4、5人が限界かな?)
2018年03月12日 10:12撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 10:12
晴海展望台。眺望最高ですが、そんなに広くないです。(ベンチ1つ。4、5人が限界かな?)
天子山地が低いので富士山は麓までしっかり見えます。
2018年03月12日 10:13撮影 by  iPhone X, Apple
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3/12 10:13
天子山地が低いので富士山は麓までしっかり見えます。
愛鷹山(左)、駿河湾見えます。沼津アルプスぼんやり。春霞で春の訪れを実感。
2018年03月12日 10:14撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 10:14
愛鷹山(左)、駿河湾見えます。沼津アルプスぼんやり。春霞で春の訪れを実感。
2018年03月12日 10:20撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 10:20
もう少し南の十国展望台。分岐点・平治の段のすぐ手前。
ここもそれほど広くなく4,5人が限度かと。
2018年03月12日 10:36撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 10:36
もう少し南の十国展望台。分岐点・平治の段のすぐ手前。
ここもそれほど広くなく4,5人が限度かと。
すぐ分岐点。ここが ”平治の段" だと思って、山頂まで行きませんでした。(帰ってから気づきました。)
2018年03月12日 10:49撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 10:49
すぐ分岐点。ここが ”平治の段" だと思って、山頂まで行きませんでした。(帰ってから気づきました。)
左右完全に萱竹。
2018年03月12日 10:53撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 10:53
左右完全に萱竹。
樽峠を通過。
2018年03月12日 11:12撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 11:12
樽峠を通過。
道脇に ”清水方面展望所”。南方向が開けているが、春霞で遠くはもやっている。
2018年03月12日 11:58撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 11:58
道脇に ”清水方面展望所”。南方向が開けているが、春霞で遠くはもやっている。
高ドッキョウ山頂手前では、ヘビーな土面の急登が。
2018年03月12日 12:15撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 12:15
高ドッキョウ山頂手前では、ヘビーな土面の急登が。
最後までハードでしたが高ドッキョウ着。
2018年03月12日 13:05撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 13:05
最後までハードでしたが高ドッキョウ着。
まあまあ広いです
2018年03月12日 12:34撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 12:34
まあまあ広いです
下山。最初は明るい緩やかな下りで油断してたら...
2018年03月12日 13:13撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 13:13
下山。最初は明るい緩やかな下りで油断してたら...
細尾根の大下りに。大キレットみたいに岩を股に挟みながら進むようなとこがあって、びっくり。
2018年03月12日 13:27撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 13:27
細尾根の大下りに。大キレットみたいに岩を股に挟みながら進むようなとこがあって、びっくり。
その後もロープ使った急下降が連続する。
2018年03月12日 13:49撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 13:49
その後もロープ使った急下降が連続する。
やっとこさ徳間峠。左折。
2018年03月12日 13:57撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 13:57
やっとこさ徳間峠。左折。
道はちゃんとあるけど、少し荒れ気味の沢沿いの道を行く。沢渡りも何度かあり。(増水時は大変そう)
2018年03月12日 14:06撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 14:06
道はちゃんとあるけど、少し荒れ気味の沢沿いの道を行く。沢渡りも何度かあり。(増水時は大変そう)
コケが多いので歩くのにビビる。このコケだらけの丸太橋も、上にある石は足載せたら隙間から下に落ちるし... (橋を使わず、脇を渡りました。)
2018年03月12日 14:11撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 14:11
コケが多いので歩くのにビビる。このコケだらけの丸太橋も、上にある石は足載せたら隙間から下に落ちるし... (橋を使わず、脇を渡りました。)
苔だらけの岩渡りとか。
2018年03月12日 14:18撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 14:18
苔だらけの岩渡りとか。
左右両側から水音に挟まれ始めたら、やがて吊り橋が。
2018年03月12日 14:36撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 14:36
左右両側から水音に挟まれ始めたら、やがて吊り橋が。
渡るのかと思いきや、違いました。ここから右往左往。
2018年03月12日 14:38撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 14:38
渡るのかと思いきや、違いました。ここから右往左往。
最終的には、橋を使わず川を渡り、それでも道がわからんので、GPS片手に藪漕ぎしてようやく車道に出ました。
2018年03月12日 14:56撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 14:56
最終的には、橋を使わず川を渡り、それでも道がわからんので、GPS片手に藪漕ぎしてようやく車道に出ました。
車道歩きながら高ドッキョウ稜線を振り返る
2018年03月12日 15:30撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 15:30
車道歩きながら高ドッキョウ稜線を振り返る
45分ほど車道を歩くと大平バス停。
2018年03月12日 15:43撮影 by  iPhone X, Apple
3/12 15:43
45分ほど車道を歩くと大平バス停。

感想

・車持たぬ身では平日にしか行けない山、貫ヶ岳と高ドッキョウ。貫ヶ岳はJRの駅から登山口近くまで行く町営バスが土日祝は運休。高ドッキョウも、土日祝はバスの本数が減って帰りの最終便が12:40(大平発)と13:55(板井沢発)。4時間半で往復という強硬策もありましたが余裕がなく不安なので、有休取って平日に、山梨側から入り静岡側へ抜ける二山縦走としてみました。

・貫ヶ岳まわりは淡々と歩けたのですが、高ドッキョウから西への下りがいろいろ大変でした。時間的に余裕あり、またGPSのおかげで方向を見失うこともなかったので、単純な退屈な下りでなくてよかったなと。

・平日のせいか、人は少なくすれ違ったのはソロの方1人のみ。自然の気配を色濃く感じ、何か出てきそうで少し緊張しました。風が弱く静かなせいか、左右の藪中からカサッと何かが動く音が急に聞こえてドキッとすること多数。大半は鳥とかリスとかだと思いますが、一度は全長70cmくらいの動物にも4, 5mの距離で御対面。(全身黒毛で首が無かったからイノシシ? ...クマじゃなかったよね... 逃げてくれてありがとう...)

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