暴風の那須岳はご機嫌斜め
- GPS
- 03:08
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 664m
- 下り
- 660m
コースタイム
- 山行
- 2:23
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 3:07
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前半部分は雪道、中盤から岩と雪のミックス。火口直前の急斜面は凍結すると嫌な感じだと思います。 |
その他周辺情報 | ★登山後の飲食店★ 飲食店は国道17号沿いに多数あり。蕎麦、洋食、よりどりみどりですね。 ★温泉★ 公共の宿、那須いこいの家を利用しました。日帰り入浴10:00-16:00、入浴料700円。狭いですが小綺麗な温泉。休憩室もあるので入浴後のストレッチに良いです。温泉街なのでこちらも困りません。 |
写真
装備
個人装備 |
ウール下着上下
冬用パンツ
ミッドレイヤー
ソフトシェル
ハードシェル
グローブ
オーバーグローブ
バラクラバ
ネックウォーマー
帽子
靴(冬用)
アイゼン
チェーンスパイク
ゲイター
ストック
サングラス
朝食
行動食
非常食
飲料
テルモス
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
常備薬
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
救急キット
GPS
ピッケル
|
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備考 | ピッケルとアイゼンは使用せず。 |
感想
★本日のコース★
冬の「茶臼岳」の標準的なコースで大丸温泉からのピストンです。時間的に余裕があるので「朝日岳」まで足を伸ばそうかとも考えましたが強風に煽られて茶臼の山頂で難儀したのでやめておきました。
★行動の記録★
駐車場まで上がれるか不安で冬用タイヤに履き替えたものの、道路はドライで全くその心配なし。午前3時過ぎに到着したので車で少し仮眠して明るくなってから出発。風が強くてバタバタという音で何度か目が覚めました。計画では6時出発だったけど少し遅らせて7時にしました。
トイレを済ませて右側の階段から出発。同時刻に何名か出発される方がいました。最初は雪道だけど良く踏まれていて歩きやすい。つぼ足とストックでサクサク進みます。当日の先行者のトレースが1人分ありました。途中からアイゼンを装着したみたいです。登山指導所で登山届を提出して先を急ぎます。ベンチを過ぎたところでチェーンスパイク装着。岩と雪のミックスで歩きにくいことこの上ないです。
途中写真を撮りつつ進みますが風の音がゴーゴーと上の方から聞こえてきます。稜線に出て大丈夫だろうか。そうこうしているうちに避難小屋到着。ここまで楽だったので休憩せずに、そのまま山頂に向かいました。蒸気が上がるのを見るとここが活火山であるのを思い出します。左へ進路を変えると傾斜は徐々に強まり斜面は雪も付いて歩きにくくなってきます。噴火口への最後の登りは今日最も傾斜が強く凍結するとかなり緊張を強いられる斜面だなと思いながら分岐に到着。時計と反対周りで山頂へ向かいます。
風が強く時折よろめきながら山頂到着。だれもいないのでセルフで撮影していたら一人反対から登ってきました。写真を撮ってもらい少し会話すると地元の方らしく「昨日道迷いで遭難騒ぎがあったみたいですよ」と。私の格好を見て朝日岳に行くのだと思ったらしく「今日はやめておいた方が良いですよ。遭難してしまいます。」と忠告してくれました。この光景なぜか既視感があります。地元の人や小屋番さんとの会話でそれとなくこちらの力量を観察され、でもあまり押し付けがましくなく安全サイドへ導いてくれる会話。過去にも何度もありました。もちろんその都度自分で判断するのだけど、今日は「朝日岳」へ行くのは計画書に記載していなかったので時間は十分にあったが寄らないことに決めました。
さて山頂はあまりに風が強いので行動食をとるでもなくそそくさと下山。途中三角点を発見。山頂から少し離れた三角点は珍しいので写真を撮りました。帰りしな行きに登山口にいた方がどんどん登ってきます。避難小屋に到着して中を覗くとタバコをくわえた人がいたので外でカレーパンをかじって朝飯にしました。先に下りた地元の方も休憩のあと下りて行ったのを見てついて行こうと後を追ったけど、滅法早くあっというまに見えなくなりました。
山頂でチェースパイクのチェーンが外れたので避難小屋で修理したけど、歩き出すとまたすぐに外れてしまいました。仕方なく壊れた方を外して片方だけで下山。もっとも避難小屋から下はあってもなくてもあまり変わらない。次々登りの登山者とすれ違い挨拶を交わします。午後から天候が悪化するとの予報で展望はそう望めないないだろうけど「お気をつけて」と言ってすれちがいます。下りは快調であっという間に神社に到着、登山の無事をお礼して登山指導所を通過。この時間だとオープンしていてお疲れ様と声をかけていただいた。登山口に戻りと時計を確認すると出発して3時間ちょっと。もっと雪があることを期待していたのに拍子抜け。まだ11時前。家族に下山報告のラインを入れ、ナビで温泉を探して那須いこいの湯へ向かいました。小さいけど清潔な町営の温泉です。気持ちよく汗を流して国道沿いで昼食はそばにしました。きのこの温かい蕎麦を注文、鮎の塩焼きがサービスでついてきます。ノンアルのビールで乾杯。もう少し雪が多いことを想定して、かなり余裕のある計画を立てていたがあっさりと終了。少しもの足りないので帰りにスキーでもやっていこうかとも思ったけど温泉で一風呂浴びたら完全に弛緩してしまい、土産を買って帰ることにしました。次の山行は2月の旧正月。どこへ行こうか今からワクワク!
★感想★
完全にオーバースペックでした。アイゼン、ピッケルは全く使用せず。飲料も食料も半分以上手付かず。衣類も多すぎでした。まあ安全に登ったという意味ではよかったのかも知れません。
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