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Yamareco

記録ID: 1327769
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

修験の山・三ツ峠山(三ツ峠登山口BS〜三つ峠駅)

2017年12月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
anaguma99 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:14
距離
13.9km
登り
912m
下り
1,515m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:27
休憩
1:41
合計
5:08
9:57
9:57
60
10:57
10:57
5
11:02
11:05
3
11:08
11:08
8
11:16
11:47
6
11:53
11:59
6
12:05
12:11
21
12:32
12:41
22
13:03
13:07
5
13:12
13:26
2
13:28
13:32
7
13:39
13:50
8
13:58
14:00
3
14:03
14:05
17
14:22
14:22
4
14:43
14:49
0
14:49
ゴール地点
天候 ほとんど曇り(最初だけ少し晴れ)
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
河口湖駅から天下茶屋行バス。ただし朝しか運行しないため実質往路利用のみ。
なお、帰りに乗る駅名は「三ツ峠駅」ではなく「三つ峠駅」。
コース状況/
危険箇所等
登りは路面が泥になっている箇所あり。下りはなし。
河口湖駅に富士山ビュー特急が停車していた。JR東海371系を改造して昨年運行開始した、まだピカピカの車両。
2017年12月02日 08:44撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 8:44
河口湖駅に富士山ビュー特急が停車していた。JR東海371系を改造して昨年運行開始した、まだピカピカの車両。
駅前は観光客でごった返し。外国人観光客向けか、飛騨高山行きのバスも出ていることに驚き。
2017年12月02日 08:50撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
12/2 8:50
駅前は観光客でごった返し。外国人観光客向けか、飛騨高山行きのバスも出ていることに驚き。
三ツ峠登山口バス停。
2017年12月02日 09:38撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 9:38
三ツ峠登山口バス停。
バスは満員で立っている人もいたが、数人を除いて全員がここで下りた。左奥の分岐を右に登っていく。
2017年12月02日 09:39撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 9:39
バスは満員で立っている人もいたが、数人を除いて全員がここで下りた。左奥の分岐を右に登っていく。
しばらく車道歩き。
2017年12月02日 09:42撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 9:42
しばらく車道歩き。
駐車場。30台程度駐車可能か。かなり駐車していた。トイレあり。
2017年12月02日 09:54撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 9:54
駐車場。30台程度駐車可能か。かなり駐車していた。トイレあり。
ここからは林道歩き。
2017年12月02日 09:59撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 9:59
ここからは林道歩き。
日陰に霜柱。
2017年12月02日 10:13撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 10:13
日陰に霜柱。
大行列。白い旗の出ている青いザックの人から前がサンケイツアーズの十数人の団体。その後ろも数人のグループ。無理に追い越さずに、素直に後ろを歩く。
2017年12月02日 10:41撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 10:41
大行列。白い旗の出ている青いザックの人から前がサンケイツアーズの十数人の団体。その後ろも数人のグループ。無理に追い越さずに、素直に後ろを歩く。
もう少しで上に出るところまで来た。途中かなり急なところもあったが、この轍は、ここまで車が来ているということか。
2017年12月02日 10:58撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 10:58
もう少しで上に出るところまで来た。途中かなり急なところもあったが、この轍は、ここまで車が来ているということか。
三ツ峠山荘。甲斐犬親子をTV取材中のようだった。犬に近づいたら、どうぞ、と譲ってくれた。
2017年12月02日 11:01撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
12/2 11:01
三ツ峠山荘。甲斐犬親子をTV取材中のようだった。犬に近づいたら、どうぞ、と譲ってくれた。
子。なでたらしっぽを振ってくれた。
2017年12月02日 11:02撮影 by  DSLR-A700, SONY
3
12/2 11:02
子。なでたらしっぽを振ってくれた。
親。どちらもとても愛想が良い。
2017年12月02日 11:02撮影 by  DSLR-A700, SONY
3
12/2 11:02
親。どちらもとても愛想が良い。
山荘の前には、重機やら、
2017年12月02日 11:04撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 11:04
山荘の前には、重機やら、
ジープやら。やはり、ここまで登ってきていたのか。
2017年12月02日 11:04撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 11:04
ジープやら。やはり、ここまで登ってきていたのか。
開けた空間。
2017年12月02日 11:04撮影 by  DSLR-A700, SONY
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12/2 11:04
開けた空間。
北側は曇っているもののまだ眺望はある。
2017年12月02日 11:05撮影
12/2 11:05
北側は曇っているもののまだ眺望はある。
南アルプス。中央が北岳、右が仙丈ヶ岳か。
2017年12月02日 11:05撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 11:05
南アルプス。中央が北岳、右が仙丈ヶ岳か。
八ヶ岳。
2017年12月02日 11:05撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 11:05
八ヶ岳。
これから登る山頂。
2017年12月02日 11:06撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 11:06
これから登る山頂。
本来の目的だった南側の富士山方面は何も見えず……
2017年12月02日 11:06撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 11:06
本来の目的だった南側の富士山方面は何も見えず……
四季楽園。建物内のトイレは200円、外のベンチ&テーブルは100円で借りられるらしい。この先に公衆トイレがあるが、冬期は使用不可。
2017年12月02日 11:08撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 11:08
四季楽園。建物内のトイレは200円、外のベンチ&テーブルは100円で借りられるらしい。この先に公衆トイレがあるが、冬期は使用不可。
山頂への登り。
2017年12月02日 11:13撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 11:13
山頂への登り。
三ツ峠(開運山)山頂。何も見えず……
2017年12月02日 11:43撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
12/2 11:43
三ツ峠(開運山)山頂。何も見えず……
山荘を見下ろす。
2017年12月02日 11:47撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 11:47
山荘を見下ろす。
四季楽園の休憩スペース脇から下山開始。
2017年12月02日 11:55撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 11:55
四季楽園の休憩スペース脇から下山開始。
最初は階段を下りる。
2017年12月02日 11:56撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 11:56
最初は階段を下りる。
その後、崖沿いの道を下りていくと、
2017年12月02日 11:57撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 11:57
その後、崖沿いの道を下りていくと、
屏風岩の前に出る。しばらく岩の下を歩く。よく見ると、そこかしこにクライミング用の金具が埋め込んである。
2017年12月02日 12:03撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:03
屏風岩の前に出る。しばらく岩の下を歩く。よく見ると、そこかしこにクライミング用の金具が埋め込んである。
比較的緩いところでクライミングをしている人がいた。12本爪のアイゼンをつけていたので冬山登山の練習か?
2017年12月02日 12:05撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:05
比較的緩いところでクライミングをしている人がいた。12本爪のアイゼンをつけていたので冬山登山の練習か?
西国三十三カ所観音文字塔。ここにお参りすれば、西国三十三カ所にお参りしたことになるものか。ここから修験の山らしい碑や塔などがあちこちに現れる。
2017年12月02日 12:06撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:06
西国三十三カ所観音文字塔。ここにお参りすれば、西国三十三カ所にお参りしたことになるものか。ここから修験の山らしい碑や塔などがあちこちに現れる。
屏風岩はここいらへんまでか。
2017年12月02日 12:09撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:09
屏風岩はここいらへんまでか。
神鈴大権現神社。登山道から分岐して少し登ったところにある。新しく作り直したものか。
2017年12月02日 12:14撮影 by  DSLR-A700, SONY
1
12/2 12:14
神鈴大権現神社。登山道から分岐して少し登ったところにある。新しく作り直したものか。
経王一字一石供養塔。
2017年12月02日 12:15撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:15
経王一字一石供養塔。
斜面に突き出たテラスの残骸と反対側には建物の残骸があった。休憩所などがあったものか。
2017年12月02日 12:18撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:18
斜面に突き出たテラスの残骸と反対側には建物の残骸があった。休憩所などがあったものか。
左が板東三十三カ所観音塔、右が愛宕尊。明治維新時の神仏分離で神仏習合の修験の山としての三ツ峠山が廃絶したらしく、転がっていたり、ただ置いてあるだけのものも多い。
2017年12月02日 12:19撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:19
左が板東三十三カ所観音塔、右が愛宕尊。明治維新時の神仏分離で神仏習合の修験の山としての三ツ峠山が廃絶したらしく、転がっていたり、ただ置いてあるだけのものも多い。
斜面に掘られた道が続く。
2017年12月02日 12:19撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:19
斜面に掘られた道が続く。
秩父三十四カ所御詠歌文字塔。西国、板東、秩父と、ここだけで色々なところを回ったことにできたようだ。
2017年12月02日 12:24撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:24
秩父三十四カ所御詠歌文字塔。西国、板東、秩父と、ここだけで色々なところを回ったことにできたようだ。
登山道は、上からの落石で荒れたところも。
2017年12月02日 12:25撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:25
登山道は、上からの落石で荒れたところも。
薬師石経塔 山王二十一社 とある。ここは看板がなかったが、これも日吉大社の二十一社(神仏習合と密接に関係)をお参りしたことになるものか。
2017年12月02日 12:27撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:27
薬師石経塔 山王二十一社 とある。ここは看板がなかったが、これも日吉大社の二十一社(神仏習合と密接に関係)をお参りしたことになるものか。
親不知。左の小さい石は草で隠れてよくわからないが、大きい方の石には、右に延命地蔵大菩薩、左に十一面観世音菩薩の文字。中央が飾り文字のようになっているが南無阿弥陀仏か。石の周りにもよく見ると多くの文字が彫り込んである。
2017年12月02日 12:27撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:27
親不知。左の小さい石は草で隠れてよくわからないが、大きい方の石には、右に延命地蔵大菩薩、左に十一面観世音菩薩の文字。中央が飾り文字のようになっているが南無阿弥陀仏か。石の周りにもよく見ると多くの文字が彫り込んである。
八十八大師。ここにお参りすれば、四国八十八霊場に行ったことになるものか。通常は元の寺と同じ観音を置くように思うが、ここは弘法大師像。先日やっていたNHKの小さな旅「山の歌」で、麓の女性たちが、ここの前掛けをつくっていることを紹介していたことを思い出した。
2017年12月02日 12:32撮影 by  DSLR-A700, SONY
3
12/2 12:32
八十八大師。ここにお参りすれば、四国八十八霊場に行ったことになるものか。通常は元の寺と同じ観音を置くように思うが、ここは弘法大師像。先日やっていたNHKの小さな旅「山の歌」で、麓の女性たちが、ここの前掛けをつくっていることを紹介していたことを思い出した。
八十八躰供養塔。
2017年12月02日 12:33撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:33
八十八躰供養塔。
地蔵菩薩。八十八大師もそうだが、頭部が失われたものは、それっぽい大きさの石で補ってある。
2017年12月02日 12:33撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:33
地蔵菩薩。八十八大師もそうだが、頭部が失われたものは、それっぽい大きさの石で補ってある。
空胎上人の墓。江戸時代後期の修験者で、三ツ峠中興の祖。
2017年12月02日 12:33撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:33
空胎上人の墓。江戸時代後期の修験者で、三ツ峠中興の祖。
八十八大師エリア全景。
2017年12月02日 12:33撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:33
八十八大師エリア全景。
岩の上に石が……
2017年12月02日 12:36撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:36
岩の上に石が……
近づいて見ると、なかなかのバランス。
2017年12月02日 12:36撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:36
近づいて見ると、なかなかのバランス。
岩の下に……
2017年12月02日 12:37撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:37
岩の下に……
城山観音。
2017年12月02日 12:38撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:38
城山観音。
尾根道を下りる。
2017年12月02日 12:42撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:42
尾根道を下りる。
愛染明王塔。熊野の那智山青岸渡寺のお札が置いてあった。
2017年12月02日 12:48撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:48
愛染明王塔。熊野の那智山青岸渡寺のお札が置いてあった。
急坂をジグザグに下りる。結構長い。
2017年12月02日 12:52撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 12:52
急坂をジグザグに下りる。結構長い。
馬返し。
2017年12月02日 13:04撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 13:04
馬返し。
同じような道が続く。
2017年12月02日 13:05撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 13:05
同じような道が続く。
股のぞき。木の股から覗けるように台を用意してある。
2017年12月02日 13:21撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 13:21
股のぞき。木の股から覗けるように台を用意してある。
雨の後は、水が流れる道になりそう。
2017年12月02日 13:31撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 13:31
雨の後は、水が流れる道になりそう。
人工的な擁壁が現れる。もう少しで登山口か。
2017年12月02日 13:35撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 13:35
人工的な擁壁が現れる。もう少しで登山口か。
登山口?
2017年12月02日 13:42撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 13:42
登山口?
紅葉の跡。
2017年12月02日 13:43撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 13:43
紅葉の跡。
だるま石。中央の文字は梵字「アーク」で大日如来を意味する。ここにも青岸渡寺のお札が置いてあった。ここに限らず青岸渡寺のお札は結構見かける。
2017年12月02日 13:45撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 13:45
だるま石。中央の文字は梵字「アーク」で大日如来を意味する。ここにも青岸渡寺のお札が置いてあった。ここに限らず青岸渡寺のお札は結構見かける。
だるま石の手前にある南無阿弥陀仏と書かれた石。空胎上人は天台宗弾誓派といったことも看板に書かれているので、念仏三昧の修験者か(南無阿弥陀仏=浄土宗・浄土真宗というわけではない)。
2017年12月02日 13:46撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 13:46
だるま石の手前にある南無阿弥陀仏と書かれた石。空胎上人は天台宗弾誓派といったことも看板に書かれているので、念仏三昧の修験者か(南無阿弥陀仏=浄土宗・浄土真宗というわけではない)。
普通の車道になる。
2017年12月02日 13:50撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 13:50
普通の車道になる。
落葉しているが、妙に紫がかっている。
2017年12月02日 13:57撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 13:57
落葉しているが、妙に紫がかっている。
憩いの森公園の中の道路。
2017年12月02日 13:58撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 13:58
憩いの森公園の中の道路。
三ツ峠山を振り返る。
2017年12月02日 14:01撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 14:01
三ツ峠山を振り返る。
これは黄葉していたらきれいでは。
2017年12月02日 14:15撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 14:15
これは黄葉していたらきれいでは。
いや、確かに4.2kmかもしれないが、この表示はないだろう……
2017年12月02日 14:22撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 14:22
いや、確かに4.2kmかもしれないが、この表示はないだろう……
だるま石レプリカ。だるま石の原形保存を主たる目的につくられたとのこと。
2017年12月02日 14:27撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 14:27
だるま石レプリカ。だるま石の原形保存を主たる目的につくられたとのこと。
街中に出ると、植木を丁寧に刈り込んである家が多い。
2017年12月02日 14:36撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 14:36
街中に出ると、植木を丁寧に刈り込んである家が多い。
三つ峠駅到着。
2017年12月02日 14:43撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 14:43
三つ峠駅到着。
おいおい、山頂は晴れているんじゃないか?
2017年12月02日 14:48撮影 by  DSLR-A700, SONY
12/2 14:48
おいおい、山頂は晴れているんじゃないか?
撮影機器:

感想

前日からGPV気象予報とにらめっこして、土曜日はほぼ一日中晴れそうだったので、富士山を見に三ツ峠山に行ってみた。

しかし、予報に反して、電車から見る空は何とも雲が多い。ただ、駅からバスに乗って河口湖畔にさしかかると、富士山が少し雲をかぶっていたものの、全体を見ることができて、これなら大丈夫かと思わせた。

しかし、バス停に着いたときにはまだよかったが、徐々に雲が増えて、山頂に着く頃には曇りが主体に。特に富士山のある南側は厚い雲に覆われて、全く見ることができなかった。以後はさらに雲が広がり、下山までほぼ全空が曇りだった。

登山コースとしては、三ツ峠山荘までの登り道は、最初から最後まで車道・林道で、あまり楽しいものではない。ただ、歩きやすく標高差がそれほどないので、高尾山に登れる程度の体力があれば問題ない。下り道は、やや長いが、自然林が主体で視線も抜けるので、天気がよければ気持ちがよいのではないかと思われる。なお、下山してからの車道歩きは結構長い。

今回は天気が悪かったので、展望・眺望が期待できるコースの魅力を十分に味わえなかったが、そんな中で収穫は、三ツ峠山荘の人なつっこい甲斐犬親子に出会えたことと、下山路のあちこちにあった修験の山としての石塔などの痕跡。これがあちこちにあって見て回ったので、下山時のモチベーションを維持できた。しかし、倒れた石塔などをいくつも見ると、修験の山としての往時の賑わいと、それが一瞬にして廃絶する神仏分離の物凄さを実感させられた。

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